立憲民主党の安住国対委員長は、マイナンバーカードをめぐる問題について、今の国会があす会期末を迎えた後も、徹底追及する構えを示した。

立憲の安住国対委員長は20日、党の会合で挨拶し、マイナンバーカードをめぐり新たに障害者手帳情報が誤って紐付けられていた例が発覚したことなどを受けて「全都道府県でちゃんと調査するとどういう数字が出てくるのか」など述べて、同様の問題がさらに増える可能性を指摘した。

その上で、党所属の国会議員らに、地元の自治体で実態調査することを求め「その調査に基づき、自民党に対して総理出席の閉会中審査を求めていきたい」として、マイナンバーカードをめぐる問題で、今後も、政府与党を徹底追及する姿勢を強調した。

また、政府が、現在の健康保険証を来年秋に原則廃止し、マイナンバーカードと一体化する方針について、安住氏は「紙の保険証を残せという気持ちは国民の偽らざる気持ちだ。政府は、国民に背を向けて突っ走ると見得を切っているので、そうであるならば保険証を守ろうという夏にしたい」と述べた。

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