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毎日新聞 2021/10/23 19:28(最終更新 10/23 19:28) 245文字




 三菱重工業は23日、鹿児島県の種子島宇宙センターで25日に予定していたH2Aロケット44号機の打ち上げを、天候悪化が予想されるため26日午前11時〜正午に延期すると発表した。H2A44号機は、日本版GPS(全地球測位システム)衛星「みちびき」1号機の後継機となる測位衛星を搭載している。

 準天頂衛星の「みちびき」は現在4基体制で運用されているが、2010年打ち上げの1号機は老朽化が進んでいる。内閣府は23年度に、より高い精度の位置情報が得られる7基体制の構築を目指している。【池田知広】