2021年11月26日20時30分



関東地方を中心に展開する「海産物居酒屋 さくら水産」。その店舗数が東京都内で急減していると、2021年11月19日にツイッター上で話題になった。

主に魚介系の料理を提供し、昼食時には「まぐろ定食」「イクラ丼」といったランチメニューを用意している。一時期は全国で100店舗以上に上ったが――。

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さくら水産 新宿西口店(21年11月26日撮影)



 2019年に子会社化
11月26日現在、運営会社「テラケン」(東京都千代田区)公式サイトの会社概要を見ると、「海産物居酒屋 さくら水産」は21年6月末時点で東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・愛知県にわたって計18店舗を展開。都内については「8店舗」とある。

保存されたウェブページを閲覧できるサービス「ウェイバックマシン」でテラケン公式サイトの同ページを調べていくと、少なくとも2013年7月末時点では全国で104店舗が存在。都内では62店舗あった。8年の間に86店舗減、都内だけでも54店舗減となっている計算だ。

和食レストランなどを展開する「梅の花」(福岡県久留米市)が2019年にテラケンの株式の58%を取得し、テラケンは子会社化された。この年、3月28日付の「梅の花」の発表の中で、テラケンの過去3年間の経営成績が公開された。各期の営業損益は16年2月期で1億6800万円の赤字、17年2月期が1億6600万円の赤字、18年2月期が2億6500万円の赤字だった。


「コロナ前」と店舗数比較
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