https://japan.focustaiwan.tw/economy/202112210003
2021/12/21 13:51



https://imgcdn.cna.com.tw/Jpn/WebJpnPhotos/1024/2021/20211221/1024x524_614744707189.jpg
TSMC日本新工場建設、経済部の海外投資審査を通過=資料写真

(台北中央社)台湾積体電路製造(TSMC)とソニーグループが共同で熊本県に新工場を建設する案件が20日、経済部(経済省)投資審議委員会の海外投資に関する審査を通過した。

最高2378億2080万円を投じて日本での法人を設立する。TSMCの出資比率は暫定で最高81%。

同委は審査通過の理由について、今回の工場建設が「台湾と日本間において指標となる企業提携」だと言及。また、製造技術が台湾より1世代以上遅れていることから、高度な技術が流出する恐れもなく、台湾の半導体技術の国際競争力を維持できるとの見解を示した。

新工場は2022年に着工し、2024年から稼働する見通し。回路線幅が22ナノメートルと28ナノメートル(ナノは10億分の1)の製品を生産する予定。

(梁珮綺、鍾栄峰/編集:楊千慧)