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2021/12/29 16:37



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台湾、中国を批判「恥知らず」=旧大使館接収のニカラグアを中国が称賛

(台北中央社)中華民国(台湾)と断交したニカラグア政府が首都マナグアの旧中華民国大使館を強制的に接収したのを受け、中国外交部の趙立堅報道官は28日、「中国の主権を尊重し、一つの中国の原則を順守する正義の行いだ」としてニカラグア政府を称賛した。これに対し外交部(外務省)は同日、報道資料で、「この上ない恥知らずであり、世界の笑いものになる」と非難した。

ニカラグアは今月10日、台湾と一方的に断交。ニカラグアに駐在している台湾の職員を23日までに全員退去させるよう通知した。台湾は旧大使館をニカラグアのカトリック教会にただ同然の1米ドル(約115円)で売却したが、ニカラグア政府はこれを没収し、中国に譲渡した。

外交部は報道資料で、「中国共産党政権は1日たりとも台湾を統治したことがない」と批判。中国外交部が台湾の財産の所有権を有していると称したことは「公然とうそをつく行為」であり、「台湾併合の意図をはっきりと示すものだ」と主張した。

(王慶剛/編集:名切千絵)