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2022.01.08 Sat posted at 10:55 JST




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ジョギング中の黒人男性を追跡して殺害した白人3被告に終身刑の判決が下った/Getty Images

(CNN) 米ジョージア州南部で2020年2月、ジョギング中の黒人男性アマド・オーブリーさん(当時25)が白人の男3人に追いかけ回され殺害された事件で、州裁判所は7日、3被告に終身刑を言い渡した。うち2被告には仮釈放の可能性がない。

トラビス・マクマイケル被告(35)とその父親グレゴリー・マクマイケル被告(66)、近隣住民のウィリアム・ブライアン被告(52)は昨年11月、重罪の殺人罪などで有罪となっていた。

判事は今回、マクマイケル親子に仮釈放なしの終身刑、ブライアン被告に仮釈放の可能性のある終身刑を言い渡した。ブライアン被告はジョージア州法に基づき、30年間服役した後に初めて仮釈放の資格を得る。

判事は量刑言い渡しに先立ち1分間の黙とうをささげ、これはオーブリーさんが20年2月23日の殺害前に同州ブランズウィック郊外を走った時間の「ほんの一部」を表すものだと説明した。

事件では武装したマクマイケル親子がオーブリーさんを追いかけ回し、後に追跡に加わったブライアン被告は自身のピックアップトラックからこの様子を撮影した。ブライアン被告の動画には、息子のマクマイケル被告がトラックを降り、オーブリーさんに詰め寄る姿が映っている。オーブリーさんは被告と取っ組み合いになり、被告に撃たれて死亡した。

マクマイケル親子は「私人逮捕」を実行中の正当防衛だったと主張。ブライアン被告は自分は殺害に関与していないと述べていた。