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毎日新聞 2022/1/10 14:00（最終更新 1/10 14:00） 311文字




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回生ブレーキを搭載したJR貨物のEF510形交直流電気機関車「ECO−POWER　レッドサンダー」＝神戸市兵庫区で9日午後2時15分ごろ、高橋昌紀撮影

　JR貨物が神戸市兵庫区の川崎車両兵庫工場で、九州エリア向けのEF510形交直流電気機関車「ECO−POWER　レッドサンダー」を報道公開した。銀色の車体が特徴的で、消費電力を節減できる「回生ブレーキ」を初めて導入した。運用開始は2023年3月の予定。

　貨物車のけん引用。九州エリアで運用中のED76形とEF81形を置き換えていき、計17両を配備する。車体の銀色はEF81形のうち、「銀釜」の愛称で親しまれたステンレス車体車を引き継いでおり、赤い線とロゴマークもあしらった。回生ブレーキは車輪の回転力を生かして減速時に発電し、その電力を有効利用する仕組み。同社は「グリーン社会の実現に貢献したい」と話している。【高橋昌紀】