https://www.iza.ne.jp/article/20220114-QLLRJWCNMZEWRAY5WK6IH73XVU/
2022/1/14 13:48


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サーキット・パッケージ(左)とラリー・パッケージ

トヨタ自動車は14日、千葉市の幕張メッセで開催中の「東京オートサロン2022」で、プロドライバーの手によって開発された究極のスポーツモデル「GRMNヤリス」を初公開した。800万円超、500台限定モデルの爆誕に自動車ファンが沸き立っている。

ベース車両のヤリスに、モータースポーツで培った技術をフィードバックして開発したGRヤリス。今回発表された「GRMNヤリス」は、同社のスポーツブランド「GR」の頂点に位置する「GRMN」のバッジを冠した最新モデルで、プロドライバーたちによって鍛え上げられたGRヤリスのフルチューンモデルとなる。

GRMNヤリスの開発は、「モータースポーツの現場で“スピーディに、かつ人に合わせて進化するクルマ”を、お客様にもお届けしたい」という豊田章男社長の思いから始まったといい、GRヤリスと比較してボディー剛性を強化したほか、約20キロの軽量化、車高10ミリ低減による低重心化、全幅10ミリ拡大による空力改善を実現しているという。

ボンネットやルーフ、リヤスポイラーにカーボンを採用。標準仕様に加えて「サーキット・パッケージ」と「ラリー・パッケージ」の計3モデルを用意しており、1.6リッターターボエンジンは最高出力272馬力、最大トルク390Nmを発揮する。iMTと呼ばれる6速マニュアルで、駆動方式は四輪駆動。リヤシートを撤去して2人乗りとしている。

ツイッターでは早くも「GRMNヤリス」がトレンド入り。ユーザーから「GRMNヤリス キター」「ただただ速そう」「めっちゃカッコいい」「流石にパネェ」「circuit packageもいいけどrally packageも捨てがたい」「専用パーツのおかげでGRヤリスよりも引き締まった感じが出ていてとてもカッコ良い」「やっぱ国内最速はGRMNヤリスやな サーキットはわからんけど峠やったら絶対負けへんやろ」などと、期待の声が集まっている。

気になる価格は、標準仕様が税込み731万7000円。サーキット仕様とラリー仕様はともに800万円を超えることから、「800万超えやと…」「GRMNヤリス800万とかなかなかのお値段で鼻水でた やっぱそんだけ金かかってるんだなぁ」「GRスープラより高くなっててびっくりした(※同731万3000円)」「高すぎやろ…(ポルシェの)ケイマン買えるぞ…」「どこへ向かうのか元ヴィッツ」などの声が続々。台数限定だが、「限定500台でも結構予約来そうだな」「これでも500台はさらっと売れちゃうんだろうな」との予想も聞かれた。

なかなか手が出しにくい価格設定であることから、「ボンネットだけ欲しい」「シフトノブと、レカロシートだけくれ」といった要望も多く寄せられた。