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2022年1月28日 17時15分スポーツ報知

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女子シングルス6回戦で敗退した石川佳純(カメラ・堺 恒志)



◆卓球 全日本選手権 第5日(28日、東京体育館)

 女子シングルスで前回女王の石川佳純(全農)が6回戦で敗退した。加藤美優(日本ペイントマレッツ)に序盤はリードした展開から挽回され、「最後競り合いの部分で。4ゲーム目も9―9から自分のサーブから2本失点してしまったので、苦しい展開になってしまった」と振り返った。

 加藤とはこれまで何度も対戦を経験してきたが、この日は「今まで以上に嫌なところに攻めてくるなと感じました」という。「その中で対応していこうと思ったけど、やりたいことを深追いしてしまったり、切り替えられずにミスがどんどん出てしまって。加藤選手の嫌なところを攻められずに終わってしまった」と肩を落とした。

 2連覇で歴代単独3位となる通算6度目の優勝を目指したが、16強で涙をのんだ。以前から話していた通り「今は(ベスト)8決定だったり、4決定、準決勝は同じくらいのレベルだと思うので」と国内の層の厚さを認めた上で、「そこで厳しい戦いを勝っていかなきゃいけなかった。勝負どころで厳しくいけなかった」と反省。一方、平野美宇(日本生命)との女子ダブルスは4強入り。「明日が2人とも最終日となってしまったので、一戦一戦、後悔のないように100%の力を出して、優勝目指して頑張ります」と最後の種目での頂点を見据えた。