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2022-02-07 02:55

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ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、日本中で大ブレイク中のひろゆき氏。
彼の代表作『1%の努力』では、「考え方の根っこ」を深く掘り下げ、思考の原点をマジメに語っている。この記事では、ひろゆき氏にさらに気になる質問をぶつけてみた。(構成:種岡 健)

すぐに「反応」する人
「相手の立場になって考えましょう」

これは、子どもの頃からよく言われるアドバイスだと思います。

でも、なかなかできている大人の人はいませんよね。

自分の思いを持ちすぎて、それを否定されたときに「イライラ」したり、「あの人は嫌いだ」と反応することがあるのではないでしょうか。

そこから抜け出すための方法について見ていこうと思います。

いったん「逆の立場」になる
あなたは、ディベートができますか?

「浮気してもいい」「浮気しないほうがいい」という2つの考えがあるとしましょう。

おそらく、あなた個人の考えがあると思います。

ディベートのいいところは、自分が思っていないほうの考えを演じることができることです。

僕自身は、浮気はしないほうがいいと思っている派です。

でも、ディベートの場で「浮気してもいい」側のチームに選ばれたら、僕は普通に「浮気することのメリット」を考えることができます。

これがすなわち、「(自分が思っていないことである)相手の立場になって物事を考えてみる」ということの本質ですよね。

頭の悪い人は「固執する」
相手の気持ちになって物事が考えられない人は、こういった「ディベート」や「いったん演じてみる」ということができません。

別に、元々どちらの考えも世の中に存在するのであれば、どっちのメリットも理解してみることをやってみればいいんです。

なのに、「浮気なんてダメだ。メリットのことなんて考えられない!」と固執してしまうのは、ちょっと頭がよくないんじゃないかなと思います。

ということで、自分の意見を反対されたり、自分の価値観と異なる人が表れたときに「興味」とか「関心」を持てるかどうか。思考停止して「この人は嫌いだ」と思わないかどうか。

そういうことから始めてみてはいいのではないでしょうか。
ひろゆき