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毎日新聞 2022/2/14 12:05(最終更新 2/14 12:05) 293文字




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石川県の小松基地の西北西約5キロ付近の洋上で不明になった航空自衛隊のF15戦闘機の捜索に当たる海上保安庁の巡視船=2022年2月1日午前8時57分、本社機「希望」から

 航空自衛隊の小松基地(石川県小松市)所属のF15戦闘機1機が日本海に墜落した事故で、空自は14日までに、搭乗していた2人の男性操縦士の遺体を発見したと発表した。

 空自によると、搭乗していたのは、小松基地に拠点を置く飛行教導群司令の田中公司1佐(52)と、植田竜生1尉(33)。海上自衛隊による海中での捜索活動で11日と13日に1人ずつ発見し、収容。空自の医官が死亡と身元を確認した。空自は「遺体発見時の状況が今後の事故調査に影響を与える」として詳細を明らかにしていない。



 事故機は1月31日夕、夜間訓練のため小松基地を離陸し、同基地の西北西約5キロの海上で航跡が消失した。【松浦吉剛】