京都府宇治市の山あいにある炭山と志津川の両地区で、サンショウの産地化に向けたプロジェクトが始まった。地元農家や香辛料メーカーの関係者が、地域活性化への期待を込めて苗木を植えた。

 京都市伏見区に本社を構える「甘利香辛食品」によると、サンショウの主要産地である和歌山県では近年、生産者の高齢化などで収穫量が激減している。10年前の3分の1ほどとなり、その分価格が高騰しているという。

 一方、サンショウは辛味を好む「しびれブーム」を受けて人気が高く、京料理との相性も良い。地元での栽培を目指す同社の構想に応えようと、ビジネスマッチングを行う京都信用金庫が、宇治の山間地で地域振興に励む住民と引き合わせた。

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京都新聞 2023年4月10日 7:00
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1003454