【2021】クソゲーオブザイヤー part12【据置】
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
ルール
・家庭用据え置きゲーム機で2021年1/1~12/31に国内発売されたゲームが対象。
・投票で決定するスレではありません、オブザイヤーに推したい作品がある場合、率先して選評を書き質疑に返答しましょう。
・2006年までの基準は現在と大きく異なるため、過去の受賞作についての話題は程ほどにしましょう。
・このスレは下記の専用wiki以外のコンテンツとは無関係です。総評等を転載したサイト、動画への感想はそちらにお願いします。
次スレは>>970、加速時は>>950が宣言して(←注意)立ててください。
※作品自体ではなく信者を叩くのは該当スレで行ってください。
※作品の良し悪しについて語るのは程ほどに。本格的なのは各ソフト本スレへ。
クソゲーオブザイヤーwiki
https://koty.wiki
前スレ
【2021】クソゲーオブザイヤー part10【据置】
https://pug.5ch.net/test/read.cgi/famicom/1641828678/
【2021】クソゲーオブザイヤー part11【据置】
https://pug.5ch.net/test/read.cgi/famicom/1643464553/ 2021スレは完結しました
以降は2022スレでよろしくお願いします 2021総評
928 名前:KOTY2021総評2 ◆n7UAh6UpM. [sage] :2022/05/08(日) 23:41:00.68 ID:ajWDq6GX
https://docs.google.com/document/d/1tNytsyKwBUAEkzgvrUvJPh4D54xcGRPngkHMR3dlqys/edit?usp=drivesdk
度々の修正失礼致します
主な変更点は以下のとおりです
・全体的な分量凝縮(Ver.1.4は一万字到達してしまった為、九千字台に縮めました)
・一部表現変更
・KOTYに無関係なゲームタイトルが残っていた為削除
分量凝縮により却ってくどくなった箇所もあるかも知れませんので、過去バージョンの方が良い場合はそちらを採用してくださってOKです 総評2の大賞理由が面白くないからって書いてあるんだが、面白くないからって理由ならどの話題作も面白くはないよ
それならストレスフルだからと書いている総評1の方が良いと思った
少なくとも理由の部分はきちんとした内容にしてほしい ぶっちゃけもう手遅れだよ
雑談スレとしては消化してな >>6
wikiの管理人はまともだから流石にこんなごり押し状態で進められたのを大賞にはせんやろ バランもこれくらいやれば普通のゲームだったんだろうか
ジャンプとアクションボタンの分離
キャンセルボタンの導入
ライフ制
衣装ストックをメニューから選択
ドロップを通貨とした衣装ショップ
まともなチュートリアル
セリフや描写の追加
メニューから難易度設定
バランチャレンジのその場リトライ あれだけスレが凪いでる期間に一体何をしていたのか
>>1は責任持って削除依頼出してこいよ 衣装はアクションが追加されるだけにしてアクションもボタン分けるだけで凡ゲーになれたと思うぞ
キャラを自由に動かせるようになれば他の欠点は霞んでくる ・案2も大賞理由でストレスに触れてるのにスルー
・"美点が沢山あるのに"の部分をスルーして"面白くないから"の部分をやたらゴリ押しする
・案1が支持を得られなかった最大の理由「作品解説が薄い」についてはスルー
・4/18-5/9までそういった意見もなかったのに総評確定した今日になって喚きだす >>12
では何故本作はガッカリゲーに留まらず、KOTYという悪い意味での高みに到達してしまったのか。
それは肝心の「ゲームとしての面白さ」が致命的なまでに潰されていたからである。
この理由で大賞はない
もうちょっと頭使え どのような言い回しにするべきかまで指摘しましょう
でなければただの難癖だろ頭を使えとブーメランが飛んできます >褒める所も「モノ」としての形もない虚無が林立する近年の傾向に対し
「ゲーム以外の部分は美点が沢山あるのに、肝心のゲーム部分が存在価値をなくす程クソ」
という過去の例とは異なるタイプのストロングスタイルを貫いた本作には、謹んで大賞と万感の拍手を送りたい。
なんでこの辺スルーするの? >>15
補足の補足とかどうでも良いだろ
理由説明の
なせ~なのか?それは~である!
この部分にこめるメッセージが面白さがないってどういうことだよ
今回はバラン1強だけど、それでもKOTYに推す理由はきちんとしたものにしてくれ KOTYって最初の方は面白かったけど
今となってはダダ滑りしてる品評会ごっこって感じだよね メタリックチャイルドが無いのはあり得ないので、書き直すべし。 というか誰も指摘しないのが疑問なのだが
古参は残ってないのか? 繰り返すけど大賞の理由が総評で一番な部分だと思うぞ
この内容で本当に良いのか?
修正すりなり、他の総評にするなりした方が良くないか? 案2の初稿が4/4でその時から大賞理由は変わってない
今になって喚いてるけど5週間何してたんですかね 古参はほとんどゲハKOTYの方に逃げてるからこっちで熱弁してもあんまり意味ないぞ メタリックチャイルドでない事はあり得ないので、書き直すように。 いやなに終わった雰囲気だしとんねん
どないなっとんねん wikiの更新すら終わっとるが
お客様はお引取りください wiki更新という既成事実ができて議論終わってない派も熱意がないから決定だよ
これからは最初にwiki更新したやつが勝ちの時代 その前に猶予期間に議論継続の意思を見せなかったからだろ、ひと月も経たない間に捏造すんな バランに決まったか
「カチ合えるけど勝てないと以前言ったがこれはマジで勝てるかもしれん」と言った身としては複雑な気分だなあ 案2の完成から wiki更新まで2日もなかったと記憶してるけど猶予期間と呼ぶには短すぎでしょ Pix arts(アーバンストリートファイターの会社)ってあまりにもクソゲー多すぎて大賞に選ばれなかったかな?koty初心者だからあまり分からない。 ( )y-~~( ´)y-~~( ´-)y-~~(´ー`)y━~~∑( ゚Д゚)y━~~スゲー!! ( )y-~~( ´)y-~~( ´-)y-~~(´ー`)y━~~( ゚Д゚)y━~~スゲー!! KOTYを転載禁止とか二次利用禁止とか取りまとめたほうが良かったんかね?
インタビューのネタにされる事がこんな不快とは思わなんだ お前本気で埋めたいなら1スレに絞れや
中途半端に2スレでやるからDAT落ちしにくくなるわ大して埋まらないわ最悪じゃねえか
書き込みも面白くないし無能だなお前 botの無料利用期間が終了しました。
製品版をご購入下さい。 ウイルス対策してなかった知人がそのサイトに飛んじゃったわけ それじゃ貴方これはセンスあると思ってるんですか
めちゃくちゃある 0227 なまえをいれてください 2023/06/15(木)
19:32:09.60 ID:q4Fxb9wO
まさか犯人擁護するんじゃないだろうな そんでその荒らしも規制されてめでたしめでたしって訳だ >>598
当時の俺は一方的に話してるだけだったのよね
だから嫌われて当然だった もう1番を決めるわけではないからどんどん話題にしていってもいい気がする
何度も挙がればそのメーカーはヤバイって認識が広がる >>763
言うて俺も上から目線で物言える程何かを成せている訳じゃない
だからあんまり調子乗らないようにしなきゃなと なんで>>768はわざわざ触れるんだよ
どっちも荒らしだよもう (7-4#(〜)\「#/-「@()#(/\*#「-(:%:/?;)484962 >>767
こんな大事な時期におんj見てる時点でお察し ⊂ ⌒ つ このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
/ ( 。A 。) < 主な例としてはage厨・煽り厨・コテハン・ゲハ民などだ。
/ /\V V
(__) (__) 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。 06/15(木)
19:32:09.60 ID:q4Fxb9wO
まさか犯人擁護するんじゃないだろうな
0250なまえをいれてください
2023/06/15(木) 19:43:23.73ID:q4Fxb9wO
気持ち悪いレイアウト
0251なまえをいれてください
2023/06/15(木) 19:43:41.79ID:q4Fxb9wO
怯えてるだけ 06/15(木)
19:32:09.60 ID:q4Fxb9wO
まさか犯人擁護するんじゃないだろうな
0250なまえをいれてください
2023/06/15(木) 19:43:23.73ID:q4Fxb9wO
気持ち悪いレイアウト
0251なまえをいれてください
2023/06/15(木41.79ID:q4Fxb9wO
怯えてるだけ 06/15(木)
19:32:09.60 ID:q4Fxb9wO
まさか犯人擁護するんじゃないだろうな
0250なまえをいれてください
2023/06/15(木) 19:43:23.73ID:q4Fxb9wO
気持ち悪いレイアウト
0251なまえをいれてください
2023/06/15(木) 19:43:41.79ID:q4Fxb9w
怯えてるだけか? 0019なまえをいれてください
2022/05/11(水) 01:24:12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイントマンやんけ
0020なまえをいれてください
2022/05/11(水) 08:24:11.11ID:iNRVrz9r
メタリックチャイルドが無いのはあり得ないので、書き直すべし。 *\(\*#)#*#「#*g*g*g***っg*っっg*g*#)k#ん\ キッズでもええやん
どうせもう終わったスレなんやし リプ欄見てたけど後半から面白くない人が増えてたなって *#「352「#()\(\「#「\「\(#)*」*?( >>637 >>639
ありがとう
不安が和らいできたわ なまえをいれてください
2023/06/15(木) 19:43:23.73ID:q4Fxb9wO
気持ち悪いレイアウト
0251なまえをいれてください
2023/06/15(木) 19:43:41.79ID:q4Fxb9w
怯えてるだけか?
0295なまえをいれてください
2023/06/17(土) 15:43:02.73ID:OinNUfHZ
0019なまえをいれてください
2022/05/11(水) 01:24:12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイントマンやんけ
0020なまえをいれてください
2022/05/11(水) 08:24:11.11ID:iNRVrz9r
メタリックチャイルドが無いのはあり得ないので、書き直すべし。
0296なまえをいれてください
2023/06/17(土) 15:43:24.49ID:OinNUfHZ
割れ厨対策 なまえをいれてください
2023/06/15(木) 19:43:23.73ID:q4Fxb9wO
気持ち悪いレイアウト
0251なまえをいれてください
2023/06/15(木) 19:43:41.79ID:q4Fxb9w
怯えてるだけか?
0295なまえをいれてください
2023/06/17(土) 15:43:02.73ID:OinNUfHZ
0019なまえをいれてください
2022/05/11(水) 01:24:12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイントマンやんけ
0020なまえをいれてください
2022/05/11(水) 08:24:11.11ID:iNRVrz9r
メタリックチャイルドが無いのはあり得ないので、書き直すべし。
0296なまえをいれてください
2023/06/17(土) 15:43:24.49ID:OinNUfHZ
割れ厨対策だ 俺も)#(\;-売ろうと(#*@「%/…m\)*」-バンカラジオ「\(- チャイルドが無いのはあり得ないので、書き直すべし。
0296なまえをいれてくだ5)- チャイルドが)\(-*のはあり得ないので、書き直すべし。
0296なまえをいれてくだ 「4(\;#!/チャイルドが無いのはあり得ないので、書き直すべし。
0296なまえをいれてく( 0、加速時は>>950が宣言して(←注意)立ててください。
※作品自体ではなく信者を叩くのは該当スレで行ってください。
※作品の良し悪しについて語るのは程ほどに。本 )\「-0、加速時は>>950が宣言して(←注意)立ててください。
※作品自体ではなく信者を叩くのは該当スレで行ってください。
※作品の良し悪しについて語るのは程ほどに。本 8473k* 0、加速時は>>950が宣言して(←注意)立ててください。
※作品自体ではなく信者を叩くのは該当スレで行ってください。
※作品の良し悪しについて語るのは程ほどに。本 おいしい)1)\(@「@/)-;\:-;「「-)*8593「「#;*ん\!%!〜/… なお、リンク先には軽微なグロ画像も掲載されているため要注意。 sage なまえをいれてください
2022/05/11(水) 01:24:12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイントマンやんけ
0020なまえをいれてください 12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイントj hwkdん(3mcmcn 12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイント )2\*(\…)\jdんfっbcんfjdjdm 12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイント んsんdb*\-)-)\「」@8#)\j 12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイント 12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイントお )27293(\「??)-ー12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイントー(# うじ12.71ID:iqRN2sYU
この話の通じなさジョイントなj 会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。 294なまえをいれてください2022/08/09(火) 09:42:18.60ID:U7Dy2fzx
過去の大賞作の続編で選評書いてる人もいるのを暫定措置でしかないレーティング問題で取り扱わないほうが勿体ないと思うけどね
別に虚無でもアセフリでもなく、数百円の安価売り逃げゲーでもない
それを頑なに否定する側のほうが胡散臭く見えるわ ください
2023/06/18(日) 20:59:01.75ID:Q0pZD7jC
旨みここにあり
0349なまえをいれてください
2023/06/18(日) 20:59:21.10ID:Q0pZD7jC
ダイスケ、あれを見ろ!!
0350なまえをいれてください
2023/06/18(日) 20:59:39.29ID:Q0pZD7jC
っっっっっっっlなんmdsっds
0351なまえをいれてください
2023/06/18(日) 21:00:13.75ID:Q0pZD7jC
分かりやすいクソスレだな
0352なまえをいれてください
2023/06/18(日) 21:00:43ID:Q0pZD7jC
>>76
悔しいか?wg ください
2023/06/18(日) 20:59:01.75ID:Q0pZD7jC
旨みここにあり
0349なまえをいれてください
2023/06/18(日) 20:59:21.10ID:Q0pZD7jC
ダイスケ、あれを見ろ!!
0350なまえをいれてください
2023/06/18(日) 20:59:39.29ID:Q0pZD7jC
っっっっっっっlなんmdsっds
0351なまえをいれてください
2023/06/18(日) 21:00:13.75ID:Q0pZD7jC
分かりやすいクソスレだな
0352なまえをいれてください
2023k日) 21:00:43.66ID:Q0pZD7jC
>>76
悔しいか?w を書き質疑に返答しましょう。
・2006年までの基準は現在と大きく異な ください
2023/06/24(土) 15:29:17.71ID:Hx5Zew+0
シチリアレモン
0454なまえをいれてください
2023/06/24(土) 15:29:37.60ID:Hx5Zew+0
ジャンク
0455なまえをいれてください
2023/06/24(土) 15:29:59.76ID ください
2023/06/24(土) 15:29:17.71ID:Hx5Zew+0
シチリアレモン
0454なまえをいれてください
2023/06/24(土) 15:29:37.60ID:Hx5Zew+0
ジャンク
0455なまえをいれてください
2023/06/24(土) 15:29:59.76ID 全部前100次100最新50
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。 全部前100次100最新50
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。 『あなたシナリオ』
(都道府県)シナリオEDを一定回数見ることで自動発生。
選択肢こそあるが「ゲームを終了する」系以外結末は一緒。「ゲームを終了する」系を選ぶとタイトル画面に飛ばされる。
全話見るには48回必要。同ED(被り)OK。ただし千葉『学校であった怖い噂』のみカウントされない。
<登場人物>
木原浩勝(兵庫)
※他は住民登録なしのため省略 ・攻略例1(最短)
広島『ヒバゴン』連打を48回
・攻略例2(簡単シナリオ優先・被りなし・回復不要)
神奈川『奇声』4本
一本道(埼玉/長野/静岡/愛知/三重/大阪/京都/岡山/山口/島根/高知/佐賀/熊本/宮崎)計14本
複数ED順番固定(群馬)2本
複数EDランダム(兵庫3/愛媛3/沖縄2)計8本
複数EDボタン押し有無(広島)2本
計30本
↓5人を神奈川→東京へ、岸川雛乃を兵庫→茨城へ
山形3本→東京『人面犬』1本
東京『アルバイト男の事情』→神奈川『来訪者』1本
茨城4本
木村篤敏関連(大分/栃木/青森3→福島)計6本
宮城3本
計18本 <あらすじ>
[OP]
ある日、主人公佐藤隆明の元に一通の電話が届く。
「佐藤隆明さん、おめでとうございます!
このたび、まったく新しいタイプのゲームのサンプルモニターとして、一万人の中からあなた様が選ばれました。」
電話の相手の女性に誕生日、血液型、性別、家族構成、住所を聞かれそれに答えると、
一週間後、周防勇人という差出人からプレステ2用の始めて耳にするゲーム『四八(仮)』が佐藤の元に届く。
さっそく起動すると、オブザーバー(サポーター的な感じ)を5人の中から選び、
オブザーバーは、最初に佐藤の出身地の怪談を紹介すると、佐藤はそれにのめり込んでいくのであった… [1話]
佐藤の元にある日、一通の招待状が届く。それは周防からのもので、
モニターから意見を伺う為の情報交換会を兼ねたパーティーを主催するというものであった。
それほど遊んでないがせっかくだから行ってみる。すると、他にモニターに選ばれた五十人ほどの男女が四八(仮)について語り合っていた。
なかなか話しかけるタイミングがつかめないでいると、パーティーの司会者が壇上に現れ、四八(仮)親睦会が始まってしまう。
そして、招待状の中にある番号の書かれた紙でくじ引きが始まるが、おかしな事に佐藤の招待状にはそんな紙は入っていないのだ。
結局、佐藤以外の全ての人が当選しプレゼントが渡された。それも何故かカッター、万能包丁、トンカチといった妙な物だ。
プレゼントを貰ってない人が居ないか問う司会者。佐藤は手を挙げ、紙が入ってなかった事を伝える。 すると「おめでとうございます!!あなたこと本日の主役、四十八人目のお客様でございます!!」
不思議に思いながら壇上に上がると、司会者に羽交い締めにされ、他の参加者に次々と凶器を振り下ろされる。
佐藤は、ストレスを発散させる為の生け贄に当選してしまったのだ。なすすべもなくボコられる佐藤。
ふと気がつくと佐藤は自宅のベッドに居た。悪夢をみていたようだ。
現実世界でも同じ招待状が届いていたので、せっかくだから行ってみる。すると、パーティーは昨日であり、持ってきた招待状も無くなっていた。
しかも、ホテルマンが言うにはパーティーの主催は佐藤で、昨日もしっかりパーティーを楽しんでいたとの事。
もちろん身に覚えはない佐藤。違うと言っても話は平行線のまま動かず、仕方なく佐藤は狐につままれた思いでホテルを後にするのであった。 [2話]
少しずつ、四八(仮)を進める佐藤。
夜の十時過ぎに家のチャイムが鳴る。覗き穴をみると女の子が居た。知り合いではないが怪しくはなさそう。
ドアを開け応対すると、あのゲーム本当に素晴らしいですといったお礼を言われる。
佐藤は自分がお礼を言われるような覚えが無く戸惑っていると、女の子は立ち去ってしまう。呼び止めるが姿はもうない。
あのゲーム?四八(仮)の事だろうか?そういえばあの女の子は四八(仮)に出演していた女の子だ。
何故お礼を?四八(仮)を遊んだから?彼女はモニターの住所を送り主から聞いて、わざわざ一人ずつ訪ねているのだろうか? [3話]
なんだか体調の良くない佐藤。四八(仮)を始めてからだ。時折、意識も飛ぶ。家族も心配し病院を進めるが、病院は嫌いだ。
それでも四八(仮)を続ける佐藤。ゲームは中盤に入るだろうか。止めたくてもついつい遊んでしまう。
[4話]
四八(仮)のプレイを続ける佐藤。コツもつかめてきた。そんなある日、一通の手紙が届く。差出人の名前は無い。封を切ると一枚の紙があり、こう書かれていた。
『お前の遊んでいるゲームは危険なゲームだ。これ以上ゲームを続けてはならない。続ければ続けるほど、深みに嵌っていくのだ。
もしそのゲームを終わらせれば、大変なことが起こる。今ならまだ、取り返しはつく。そのゲームを今すぐにやめろ!』
誰が差出人なんだろうか?こんな手紙を信じれる訳が無い。嫌がらせだ。 [5話]
佐藤が外を歩いていると、見ず知らずの若者に声をかけられた。その若者が言うには、佐藤が四八(仮)に出演しているらしい。
その若者の名は坂上修一といい、彼は四八(仮)にはまってて、毎日といっていいくらいやっているという。
だからこそ佐藤に気がついたのだが、佐藤は四八(仮)に出演した覚えはない。佐藤が人違いでは?と尋ねると坂上は
「え?佐藤隆明さんじゃないんですか?」
確かに名前は合っている……どういう事だ?佐藤は困惑するが、坂上も顔も名前も一緒なのに違うなんて…と困惑するが、
坂上は発売前だから隠しているんだと勘違いし、佐藤の前を立ち去ってしまう。
彼は何者だろう?四八(仮)を知ってる事からモニターなのは確かだが… [6話]
今日も四八(仮)をプレイする佐藤。四八(仮)を始めてから、妙な事ばかり起こっているような気がしてならない。
だがゲームは止めたくない。進める事で真相がわかるような気がするのだ。
その時、いきなり自宅のドアが乱暴に叩かれる。「おい。いるのはわかってんだよ!」
誰だろう?家族も不審に思っているに違いない。家族?私には一緒に暮らす家族など居ただろうか?
……何を考えているんだ私は。家族は留守で私はそれをいい事に四八(仮)に熱中していたんじゃないか。佐藤はそう思った。
依然として叩かれるドア。覗き穴を覗くと、肉付きが良く、髭を蓄えた人物が怒りの表情を浮かべ立っていた。見覚えはない。
ドアを開けると、その人物はゲームのシナリオを依頼されていたらしく。その原稿料が払われていないと佐藤に詰め寄る。
しかし佐藤には、シナリオを頼んだ覚えなんてない。
佐藤は人違いでは?と返すが、その木原浩勝と名乗る男は、佐藤のことを周防勇人だと言い、更に詰め寄る
結局「次に会うのは法廷だぜ!」と言い残し去っていく木原。何故、木原は佐藤と周防を勘違いしているのだろうか? [7話]
木原はもう来なかった。きっと人違いだと気付いたのだろう。ただ、いつ書状が来るかと思うと胃が痛い。
後から知ったが、木原は名の知れた作家で、もしマスコミにでもこの話を持ち込んでいたら…自分が正しいと思っていても後ろ暗い。
みんな今日は帰りが遅いな…。でも帰ってきた時にゲームをしてたら良い顔されないので、一旦ニュースでも見ることにした佐藤。
するとそのニュースでは、ゲームを使った新手の詐欺で周防勇人が逮捕されたと報道していたのだ。
大掛かりな詐欺会社を経営していた周防は、自社で開発したゲームに特殊な映像と音声を仕組み、
モニターに送るという手口で、モニターの意識を錯乱し、その隙に窃盗を行う、窃盗をさせる等を繰り返していたのだ。
驚きを隠せない佐藤。そうか、体調が悪いのも、妙な出来事も全部四八(仮)のせいなのか! 今まで佐藤を訪ねたり声をかけた人々も、このゲームのせいで意識が変になってしまったのかもしれない。
彼らも被害者なのか…なんて恐ろしいゲームなんだ…。
…だが……ここまでやったのにもったいない。せっかくだから続けよう。周防も捕まったんだし、もう操られる心配もないだろう。誰にもバレやしない。
それに詐欺会社が作ったゲームにしてはかなり面白い。このまま遊んでエンディングを見てみたい!
引き続き四八(仮)を続ける佐藤。 [8話]
あれから数日、周防の名前もすでに世間には忘れ去られていた。警察からの連絡も特に来ない。
佐藤は四八(仮)を続けていた。だが、体調不良は相変わらずなものの、不可解な事などは起きなくなっていた。
事件が公になり、皆四八(仮)を止めたからだろうか?
ある日、ポストに封筒が入っていた。それには何の名前も書いていない。
佐藤は、以前にも同じような手紙(4話)が届いていたのを思いだす。
中にはやはり一枚の手紙。そこには…
『もう手遅れだ』
何が手遅れだってんだ?そういえば今まで届いた郵便はどれも全て四八(仮)に関してのものだった。これもそうだろう。
しかしコントローラーを置く事はできない。ゲームの先が知りたい。ごみ箱に手紙を投げ捨てる佐藤。 [9話]
四八(仮)を続ける佐藤。このゲームは本当に良く出来ているとつくづく感心させられる。普通に販売しても売れるのではないだろうか?周防も馬鹿だなぁ。
その時、家のチャイムが鳴る。「お届け物でーす」また手紙だ。差出人は稲川淳二。
中を見ると稲川の怪談チケットが入っていた。なんで私に…?
数日後、せっかくだから行ってみる事にした佐藤。
(そこで稲川が橋の下の幽霊の怪談をしているムービーが5分程流れる。スキップ不可)
その独特の語りにすっかり引き込まれた佐藤。怪談が終わり帰ろうとすると誰かに呼び止められ、
そいつは、佐藤が話しかけても無視して身体を引っ張っていき稲川淳二の楽屋まで連れていき稲川と対面。 稲川「久しぶりですね。お元気にしておられましたか?ゲームの制作は進んでますか?発売日は決まったんですかねぇ?
タイトルは…そうそう『四八』」
何を勘違いしているんだこの男は!?佐藤はゲームなんて作っていないし、稲川とも初対面だ。人違いでは?
しかし、稲川はゲームを作るからゲストで出てほしいと佐藤に頼まれていると主張する。原作者は別の名前だが、確かに佐藤らしい
そして『四八』の広告チラシを見せられ愕然とする佐藤。自分は知らないぞ… [10話]
四八の発売日が迫り、稲川淳二出演のCMがテレビで流れ始める。
「この四八というゲーム、ある隠された秘密があるんですよ…この話を聞いた時、私ぞ~~っとしましたよ。
このゲーム…本当にやばいですよ…あなた、覚悟した方が良いですよ?」
テレビ番組や雑誌でもしきりに特集が組まれるようにもなった。
この四八の内容は、佐藤の遊んでいる四八(仮)に酷似しているのだ、この奇妙な一致は何だ?
周防の事件について詳しく調べると、周防の作ったゲームは四八(仮)ではなく別の恋愛シミュレーションだったのだ。
では、佐藤の手元にある四八(仮)とは一体何なのか?誰が届けたのか?
数日後、その真相を知るために四八発売元のバンプレストにアポ無しで凸する佐藤。すると出迎えてくれたのは、オブザーバーに似た社員。
やがて、会社の一室で四八のプロデューサー(石川肇)と話す事に。 佐藤は自分が遊んでいるゲームが『四八(仮』という作品で、今度バンプレストから発売されるゲームに瓜二つであることを何とか伝えようと必死に語った。
すると、石川は新作出す度にいちゃもんつける奴が居やがると不機嫌そうに嘆く。
もちろん佐藤にそんなつもりはなく、ただ自分が体験した不思議な出来事の真相を知りたいだけである。しかし石川は聞く耳を持たない。
「四八の原作者は飯島多紀哉という奴で、彼に伝えておくから彼と話してくれ。盗作したって言いたいんでしょ?」
まるで信じてくれない。
結局、佐藤の連絡先だけ聞き、一人で出ていく石川。佐藤も仕方なくバンプレスト本社を後にする。 数日後、佐藤の元に四八原作者の飯島多紀哉から電話が届く。近くの喫茶店で話しをする事に。
佐藤は前と同じく、自分が遊んでいるゲームが『四八(仮』という作品で、今度バンプレストから発売される四八に瓜二つであることを必死に伝えようとした。
すると、飯島がおもむろに語り始める。
飯島の会社に差出人不明の企画書とシナリオが送られてきて、それを見て面白いと感じた飯島がそれを元にして作ったのが『四八』なのだという。
自由に使って欲しいと書かれたメッセージも付いていたので、自分の作品として制作したのだ。そして世に発表された途端に出てきた佐藤。
飯島「私があなたの作品を盗作したって言いたいんでしょ?貴方があの企画書を送ってきたのに人が悪いですね
貴方が欲しいのは金ですか?四八原作者としての名声ですか?」 飯島も全く佐藤のいう事を信用して居なかった。佐藤の言う事を理解出来ない飯島は、次第に苛立ちを見せる。
「ネットの某匿名掲示板ではあらぬ捏造や誹謗中傷で酷い迷惑を受けているし。
あの手の匿名掲示板なんてね、自作自演なんですよ。知ってます?自作自演。自分で書き込んだものに自分で答えるんですよ。
勝手にあることないこと捏造して、それを自分で自画自賛して、いかにも多くの人間が賛同しているかのような錯覚を与えるんです。
あなたも誹謗中傷しているアンチなんでしょ?」
その態度に酷く困惑しながらも、何とか飯島に信じて貰いたい佐藤はその四八(仮)の実物を見せると言い、飯島の予約したホテルに持っていく事にする。 数日後。約束通り、佐藤は飯島の予約したホテルの一室に四八(仮)を持って行き、ゲーム機にセットする。
……が動かない。そんなはずは……飯島が勝ち誇ったような態度を取る。
「どうして動かないんですか?w
…それで何が欲しいんですか?お金?四八原作者としての名声?」
そんな三文芝居は止めて現実的な話をしようという飯島。だがもちろん佐藤にはそんなつもりはないので反論すると。
今度は、四八のデータを佐藤がハッキングしたんだと言う飯島。でなければ発売日の四八の情報など知る事は出来ない。
これも、もちろんそんな事はしていない。結局、この後全く話が進まず解散となった。
家に帰って四八(仮)をセットすると、今度はしっかりと動く。どういう事だ?
オブザーバーも、いつも通り元気な姿で佐藤を出迎えてくれた。するとどういう事か大勢のゲームの登場人物が、
次々と四八の原作者は佐藤隆明だと、佐藤に語りかけてきたのだ!
そうか…そう言われたらそんな気がしてきた佐藤。いや、誰かが仕組んだ罠だ。誰が?家族?友達?
そういえば私に友達はいただろうか?家族は?戸惑う佐藤。 数日後、飯島から電話が届く。
「やってくれたねぇ、あんた
あんただろ?匿名掲示板に好きなこと書きまくっているのは!
『四八』の原作者は、佐藤隆明だという書き込みをしたじゃないか!
お決まりの自作自演までして、しかも頻繁にしつこくしつこく書き込んで!一体何が目的なんだ!名声が欲しいのか!」
佐藤は否定する。佐藤もどうしていいのか、どうしたいのかすらわからなくなりかける。
そのうち飯島は電話を切ってしまう。 [11話]
『四八』発売が迫る。今はもう某匿名掲示板への迷惑な書き込みも無くなっていた。
雑誌を見ると、『四八』原作者のところには飯島多紀哉ではなく、佐藤隆明の名が入っていた。何故?
やはり佐藤にはゲームのシナリオを書いた覚えがないのだ。やはり誰かに騙されて…それとも自分の頭がおかしいのか…
そんなある日、佐藤に一本の電話が届く。飯島だ。なんでも『四八』についてファミ通のインタビューがあるので、アイドルのきららちゃんと一緒にインタビューをお願いしたいとの事。
急な誘いに戸惑いながらも、流されるままに承諾してしまう佐藤。
収録場所に行くと、きららちゃんの他にバカタール加藤、吉池マリア。
彼らに『四八』を絶賛されると佐藤も嬉しくなった。きららちゃんの質問にもスラスラと答える事ができる佐藤。
佐藤は発売されてない四八の全てを知りつくしていた。 やはり、このゲームの原作者は私なのだろうか?佐藤はそう思い始める。
インタビューが終わり、飯島と話す。飯島によるとすでに『四八』の続編や映画化の話も多くの会社からきている等、
すでに様々なコンテンツ展開が予定されていると言うのだ。続編を正式に書いて貰う事を依頼されると、佐藤は二つ返事で承諾する。
そして『四八』発売日が明日に迫る。みんなが『四八』を楽しみにしている。みんなの嬉しそうな顔が浮かぶ。みんなが楽しみにしているのだ、佐藤の『四八』を。
多くの人が恐怖し驚き、時には笑うだろう。続編の話も決まった。みんなの反応も楽しみだ。映画のオファーまで在って夢のようだ。
…夢?
本当に、『四八』は私が考えたものなのだろうか?再び苦悩する佐藤。佐藤には『四八』を作った覚えがない。
なら家族に証明して貰おう。でも私に家族は何人居る?そもそも家族は居る?何処に居る?もしかしたら誰も居ない?
それよりも私は誰?私は佐藤隆明だ。それさえ本当なのか?そう思い込んでるだけなのかも。いや、確かに佐藤隆明だ。
私は佐藤隆明。
私は佐藤隆明。
私は佐藤隆明。
私は… [最終話]
私は佐藤。私は佐藤。私は佐藤。
佐藤は病院に寝ていた。佐藤を心配そうに見つめる5人の医者。(オブザーバーと同じ人)
佐藤からは私達のことはどう見えるのだろう。医者達が呟く。
佐藤は独り言のように淡々と怪談を話していた。どうしてこんな話を永遠と…?そんな病気なんて知る由もない。始めてのケースだ。
だが、同様な患者の数は、増加傾向にある。何故だろう。
佐藤を散歩に連れていく事を頼まれたオブザーバー。車椅子に乗せられ、顔には目以外を包帯でぐるぐる巻きにされている佐藤。
オブザーバーは佐藤に話しかける。話題は、今度バンプレストから発売される四八というゲームが佐藤の話にそっくりな事。
もしかしてあのゲームを考えたのは佐藤?すると佐藤は言う。 「この世界を考えたのはあなたも同じなんですよ?あなたも佐藤隆明さんじゃないですか」
包帯を取りはじめる佐藤。
「あなたの名前も佐藤隆明。思い出して下さいよ。わかりますか?この世界は…
あなたも、この病院も、この世界も、すべて『四八(仮)』の中にある」
四八(仮)とは?(仮)って何?困惑するオブザーバー。
「佐藤隆明がそこでプレイしているゲームのことです。私も佐藤隆明。あなたも佐藤隆明。この世界を知りつくしているのも佐藤隆明。この世界は『四八(仮)』の中にある」 佐藤の話を聞いている内に、洗脳状態になるオブザーバー。『これからは私が佐藤隆明なのですね?』
「いいえ。ずっと昔から、あなたも佐藤隆明です」
オブザーバーは佐藤の付けていた包帯を渡されると、自分の顔に巻いていき、車椅子に座る。佐藤はオブザーバーを何処かに運びながら話す。
「佐藤隆明さん、おめでとうございます!このたび、まったく新しいタイプのゲームのサンプルモニターとして、一万人の中からあなた様が選ばれました。」
佐藤はオブザーバーに誕生日、血液型、性別、家族構成、住所を聞く。虚ろなオブザーバーから発せられる答えは全て佐藤と同じ物であった。
佐藤が病院の鉄でできた四八号室の扉を開けると、そこは異空間が広がっていた。
そこに居たのは、同じく顔に包帯を巻いた人々。彼らも皆、佐藤隆明なのだ。 「さあ、佐藤さん。『四八』の世界をお楽しみください
私も、あなたも、あの全ても、みんな最初からこの世界の佐藤隆明です」
佐藤はそう言うとオブザーバーをそこに残し、出て行ってしまう。扉も消えてしまった。
皆の口からはひたすら「私は佐藤隆明。私は佐藤隆明」オブザーバーもその仲間になり、同じく呟くのであった。
「私は佐藤隆明。私は佐藤隆明。」 そして砂嵐のあと暗転する画面に浮き上がる文字。
あ な た は 本 当 に
佐 藤 隆 明
で す か ? 神奈川『奇声』
ミニゲーム結果によってEDが変わるミニゲーム型。大量の契力を得られるため序盤プレイがおすすめ。
<登場人物>
※基本的に対象都道府県に生存が条件の人物
荒田尚也とその友人(小日向修・佐藤康文・繁野碧・竹林玲奈)
<ED変化>
状態異常(死亡・行方不明・錯乱)、移動共になし
<関連シナリオ>
・東京『アルバイト男の事情』
5人全員が東京にいることが条件
・埼玉『黒百合総合病院』
小日向修が埼玉、竹林玲奈が東京にいることが条件
・山形『人面魚』・東京『人面犬』
佐藤康文・繁野碧が東京にいることが条件
・宮城『ダンボール』(非条件)
(住民未登録の場合)荒田尚也が北海道に登場
・福岡『トンネル』(非条件)
(住民登録済の場合)佐藤康文が福岡へ移動
・千葉『学校であった怖い噂』(任意)
繁野碧がメール条件の一人。東京へ移動が必要。
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ。 <あらすじ>
とあるマンションに引っ越してきた荒田さんは、奇妙な声に目を覚ましました。
不動産屋の怪しい態度や、格安の家賃を思い出し、厭な予感がしてきた荒田さん。
すると再びあの奇妙な声が…。
[1]
声を気にせず眠ってしまった荒田さん。
今でも奇妙な声が聞こえているのかもしれませんが、強力な耳栓のおかげで何も聞こえません。
家賃は安く、特に実害もない、快適な一人暮らしです。 [2]
声が何を言っているのか当てれば良いのではないか、と思い立った荒田さん。
荒田さんが問題を解くと、声の主たちは、嬉しそうに拍手をしています。
どんどん問題を解いていき、満足したところで就寝すると、声はそれ以上問題を出しては来ませんでした。
それ以来、荒田さんは毎夜のように彼らとの充実した戦いを続けています。
[3]
彼らの出す難しい問題に数多く答えた荒田さんに、盛大な拍手が贈られます。
そして荒田さんの前に現れたのは、白い顔の幽霊たち…。
次は友人を連れてくるという彼らとの更なる戦いに闘志を燃やす荒田さんでした。 [4]
何を言っているのかさっぱり解らず、諦めてしまった荒田さん。
そこで友人の佐藤さん、竹林さん、小日向さん、繁野さんを
引っ越し記念パーティーの名目で呼び出し、例の問題を解かせる作戦を立てます。
目論見は成功し、友人たちはゲーム感覚で次々に問題を解いていきました。
声の主たちも大いに満足したようです。
ところが、面白がった友人たちは、自分たちの知り合いを連れて、連日荒田さんの部屋を訪れました。
おかげで荒田さんは、もう何日も眠っていません……。 静岡『奇石博物館』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
富沢日
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
富沢日がメール条件の一人。ED後徳島へ移動
<あらすじ>
富沢 日さんの紹介する博物館には変わった石がたくさん展示してあります。
くにゃりと曲がる “こんにゃく石” 。
紙の上に乗せると、書いてある文字が石に浮かび上がる “テレビ石” 。
ブラックライトに当てると綺麗に光る石もあるそうです。
展示しきれない石は、倉庫にしまわれていると言いますが、中には展示すると
良くないことが起こる呪われた石も置いてあるという噂です。 愛知『桃太郎神社』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
富沢亜土
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
富沢亜土がメール条件の一人。ED後徳島へ移動
<あらすじ>
先日、富沢 亜土さんは、桃太郎神社に参拝してきました。
神社の敷地内には、昔話 『桃太郎』 に出てくるキャラクターの像がたくさんあるのだとか。
他にも 「おばあさんの足跡が残る洗濯岩」 「桃の形の鳥居」 「泣く鬼」 など見るべきものがたくさん。
その中の、桃太郎の人形は、時折居なくなるのだそうです。
数日後には元の場所に戻っているのですが、何故か砂や葉にまみれているのだとか。 三重『牛鬼の像』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
富沢月野
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
富沢月野がメール条件の一人。ED後徳島へ移動
<あらすじ>
富沢 月野さんが語るのは牛鬼の伝説。
三重県愛州の里に建てられた牛鬼の像は、慰霊のためのものだと言います。
弓の名手であった城主・愛州重明公が弓の稽古をしていたところ、
稽古の様子を見ている牛鬼に気が付きました。
牛鬼を殺してしまった重明公ですが、牛鬼の恨みにより奥方が不治の病に冒されてしまいます。
奥方は養生の名目で離縁され、それを苦に自害しました。
そのことが切っ掛けで、奥方の実家・北畠家と戦になり、愛州家は滅亡したと言います。
この牛鬼の魂を弔うための像が、愛州の里の牛鬼像なのです。 大阪『大阪トンネル巡り』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
富沢木里
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
富沢木里がメール条件の一人。ED後徳島へ移動
<あらすじ>
富沢 木里さんは、大阪には有名なトンネルがたくさんあると言います。
もちろん、心霊スポットとして、です。
犬鳴トンネルは、トンネルのある犬鳴山自体が 「出る」 と評判。
旧石切トンネルでは、トンネル内の火災で多くの人が亡くなっています。
一度封鎖されているトンネルを見に行ったことのある富沢さんですが、
中は非常に不気味だったそうです。 岡山『吉備津神社』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
富沢火乃
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
富沢火乃がメール条件の一人。ED後徳島へ移動
<あらすじ>
富沢 火乃さんは、岡山にある吉備津神社の由来について話してくれました。
昔、日本へやって来た温羅という王子は、真っ赤な髪と約5mの身長を持ち、怪力を振るいました。
温羅は新山に城を構え、女を攫ったり、船を襲ったりしていたそうです。
鬼と恐れられる温羅を倒したのが、五十狭芹彦命。
そのとき、温羅は五十狭芹彦命を讃え、吉備冠者の名を与えたということです。
その吉備津彦命が奉られている吉備津神社には、“鳴釜神事” という神事があります。
温羅の首を埋めた上にある釜殿に釜を起き、器に入れた玄米を振ったときの音で吉凶を占うのだとか。
神事を行うのは、神官と阿曽女という女性ですが、この阿曽女になれるのは、
温羅の妻の故郷に生まれた女性のみなのだそうです。 広島『ヒバゴン』
写真を見ている時にボタンを押すか押さないかでEDが変わる特殊型。非常に短い。
表示される写真はランダムで5種類(EDに影響なし)。しかしPS2の時間を設定しないとランダム表示しなくなるバグがあるので注意。
<登場人物>
富沢水貴
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
富沢水貴がメール条件の一人。ED後徳島へ移動
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ。 <あらすじ>
カメラマンの人に貰った写真に、妙なものが写っているという富沢 水貴さん。
それは何の変哲もない風景写真なのですが、目をこらしていると……
[1]
よく見てもおかしなところのない写真。
すると富沢さんは、自分を信用していないのだろう、と拗ねてしまいました。
[2]
じっと見ていると、不意に写真に異様なものが浮かび上がりました。
何でも、この写真は見るたびに出てくるものが違うのだとか。
彼女は、友人たちに自慢するため、写真を手に去っていってしまいました。 山口『壇ノ浦』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
富沢金花
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
富沢金花がメール条件の一人。ED後徳島へ移動
<あらすじ>
女子学生・富沢 金花さんは、壇ノ浦について話してくれました。
現在の壇ノ浦で見る穏やかな風景は、激しい合戦の面影も残していないと彼女は言います。
関門トンネルを使えば、平家の亡霊が眠るであろう海底を歩くことさえ出来るのです。
平家蟹の甲羅に、平家の怨念が乗り移ったというのは有名な話ですが、
平家蟹がそれよりずっと以前から存在していたことを考えると、当時の人々が、如何に
平家の呪いを恐れていたかが判るような気がします。
波の下では、今も平家の亡霊たちが、御家の復活を待ちわびているのでしょうか。 宮崎『モイドン』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
裳異土の翁
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・長崎『信愛』
裳異土の翁が長崎にいることが条件
<あらすじ>
真っ白な髭をたくわえた裳異土の翁。
翁が語るのは、森殿 = モイドンという植物に棲む神様の話です。
鹿児島県にも有名なモイドンの樹がありますが、その樹-アコウ-は、
別名・絞め殺しの樹と呼ばれる寄生植物なのだとか。
この樹に棲んでいるのは悪神で、触れたり、葉を持ち帰ると死ぬと言われています。 あるとき、子ども嫌いの男が、モイドンの樹の周りで遊んでいた子どもを、
うるさいと言って殴りつけ、怪我をさせてしまいました。
すると、その夜、男の頬が腫れあがり、ひび割れて穴になっていきます。
そして、中から出てきた神経が、まるで絞め殺しの樹のように男に絡みつきました。
男はそのまま行方知れずになってしまったということです。
宮崎県のモイドンは、久峯トンネルという曰くのあるトンネルの傍にあります。
その樹は、苦しそうな男の顔が浮かび上がり、夜になると呻き声が聞こえると噂されています。 熊本『熊本怪奇名所巡り』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
風間望
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
風間望がメール条件の一人(任意)。ED後千葉へ移動
<あらすじ>
『風間さんの熊本怖い話 その1』 通詞大橋のおっぱい岩
通詞大橋には、おっぱいに似た岩がたくさんあるんだ。
『風間さんの熊本怖い話 その2』 油すましどんの墓
熊本には油すましという妖怪がいて、墓まであるんだ。
『風間さんの熊本怖い話 その3』 トンカラリン
トンカラリンは、細いトンネルが幾つもある遺跡で、何のために作られたのか判らないんだ。
『風間さんの熊本怖い話 その4』 河童の銅像
熊本には河童が居て、銅像まで建っているんだ。
『風間さんの熊本怖い話 その5』 永国寺の幽霊掛け軸
昔、恨みを持った女の霊を、寺の和尚が法力で掛け軸に閉じこめた。
テレビの特集で、掛け軸の目が動いたとか、寺の池に幽霊が出たとか言っていたが、あれは全部嘘なんだ。 佐賀『河童のミイラ』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
古間日佳梨
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
特になし
<あらすじ>
古間 日佳梨さんが語るのは、河童のミイラがある、伊万里市の松浦一酒造の主人から聞いた話。
今から50年ほど前、母屋の改装をしたときに、屋根の梁に結びつけられた箱が見つかります。
箱には 「河伯」 と記されており、中に入っていたのが、河童のミイラなのだそうです。
ミイラが見つかった途端、男児に恵まれなかった松浦家に跡取りが生まれるようになりました。
そこで、このミイラには子宝に恵まれる力があるのでは、と考えられ、
子どもが欲しい女性が参りに来たり、子どもの玩具やお菓子が供えられたりしているのだとか。
実は、古間さんのお母さんも子どもが出来ないと言われ、すがる思いで河童のミイラに願ったのだそうです。
彼女を授かったのは、それから間もなくのことでした。
子どもが欲しいのなら、玩具やキュウリを持って、伊万里市を訪れてみると良いかもしれません。 高知『猫の霊』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
黒井うらら
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・鹿児島『幽霊ホテル』
黒井うららが鹿児島にいることが条件。
<あらすじ>
黒井 うららさんが、友人や家族と肝試しに行ったときのこと。
父親の車が何かにぶつかったような気がしたのですが、車を降りても何もない…。
不思議に思いながらも車を再度走らせていると、車内で猫の鳴き声がします。
何度も何度も聞こえるので、車内はパニックになり、肝試しは中止になりました。
それから数日、あのとき一緒に居た友人は、風邪で学校を休み続けています。
お見舞いに行ったうららさんは、そこで彼女に1枚の写真を見せられました。
それは、あの夜撮ったもので、彼女たちの足元に、血だらけで首のない猫が写っているものです。
危険を感じて、あの日のメンバー全員でお祓いを受けたうららさんたち。
しかし、またも父親の車の中から猫の鳴き声が……。
車を調べると、猫の頭が発見され、その車もお祓いをしてもらったそうです。 島根『琴ヶ浜海岸』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
新堂誠
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
特になし
<あらすじ>
新堂 誠さんが話してくれるのは、琴ヶ浜海岸の鳴き砂伝説。
昔、浜に流れ着いた一艘の古びた船。
そこには豪華な服を纏い、立派な琴を抱えた、美しい娘が乗っていました。
彼女は自分を平家の者だと言い、戦の最中、従者の手で船に乗せられ、逃げてきたのだと語ります。
村人たちは娘の世話をするようになり、娘はその礼にと毎日美しい琴の音を響かせました。
しかし、娘は体を壊してこの世を去ります。
村人たちは、娘を手厚く葬りましたが、それ以来浜の砂を踏むと琴のような音がするようになりました。
そこから海岸は “琴ヶ浜海岸” と呼ばれるようになったと言います。 京都『京都の噂』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
水島祐樹
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ。
<あらすじ>
京都には平安の時代から続く不思議な話がたくさんある、と言う水島 祐樹くん。
首なしライダーの走る宇治川ライン、丑の刻参り発祥の地と言われる神社等々。
中でも “深泥ヶ池” の話は有名です。
深夜、タクシーに乗った髪の長い女性がくぐもった声で目的地を告げ、後はじっと押し黙っている。
目的の場所へ着き、タクシーの運転手が振り返ると、女性の姿はなく、シートがじっとりと濡れている…。
よくある怖い話ですが、これは深泥ヶ池が始まりだと言われているのです。
深泥ヶ池の怖い話には、必ず髪の長い女性が共通して登場するのだとか。 長野『信州信濃の名物は』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
藤森春光
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
特になし
<あらすじ>
藤森 春光さんの言う信州信濃の名物、それはとろろです。
昔、旅の男が一夜の宿を求めて彷徨っていました。
辿り着いた民家の住人である美しい娘とその父親らしき老人は快く旅人を迎え入れます。
2人は信州信濃の名物であるとろろを、温かい麦飯にかけて旅人に出してくれました。
旅人はそのあまりの旨さに何杯も麦飯をおかわりします。
老人は笑って、残りのとろろは明日にしよう、と言い、とろろを下げてしまいました。
さて、娘に床を延べて貰い横になった旅人ですが、とろろのことを思うと眠れなくなってきます。
取り憑かれたようになった旅人は、とろろの入った器を開け、中身を飲み干してしまいました。
翌朝、正気に返ってみると、盗み食いが恥ずかしくなり、じっと押し黙っていた旅人。
すると老人はニコニコしながら娘に言いました。
「夕べ、置いておいた痰壷の中身を片付けておいてくれて感心な娘だ」 群馬『分福茶釜』
複数ED。出る順番固定。
<登場人物>
多田羅善兵衛
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
特になし <あらすじ>
[1]
満面の笑みで多田羅 善兵衛さんが語ってくれたのは分福茶釜伝説。
大林正通禅士は、諸国修行中に、守鶴という老僧に出会いました。
守鶴は、無理矢理に頼み込む形で、遙かに年下の正通の弟子になります。
正通は赤井 照光に招かれ、館林に茂林寺を開山しました。
正通が亡くなっても、守鶴は代々の住職に仕えたと言います。
あるとき、茂林寺で千人法会が開かれました。
守鶴はその際、決して茶が枯れることのない、不思議な茶釜を持ってきました。
その茶釜は、ぶんぶくぶんぶく茶が湧いてくることから、分福茶釜と呼ばれるようになります。
守鶴は1587年に行方をくらますまで、茂林寺に仕え続けたそうです。 [2]
満面の笑みで多田羅さんが語ってくれたのは分福茶釜の御伽噺。
昔あるところに、人はよいが商才が無く、損ばかりしている古道具屋がいました。
山で狸を助けたところ、狸は茶釜に化け、これを寺に売ると良いと進言しました。
寺の和尚はたいそう茶釜を気に入り、高く買ってくれました。
ところが、和尚が茶釜を火に掛けると悲鳴を上げたため、茶釜は返品されてしまいます。
次に狸は、茶釜のまま曲芸をして金を稼ぎ、恩返しをすることにしました。
金を手に入れた古道具屋は、狸を休ませようとしますが、狸は元に戻る呪文を忘れ、
しかたなく、茶釜のまま、寺に奉納されることになります。
今では、福を分ける “分福茶釜” として、寺の宝になっているのだとか。 北海道『百段階段』
ランダムでEDが変わるランダム分岐型。
PS2の時間を設定しないとランダム分岐しなくなる(一部EDが見られなくなる)バグがあるので注意。
<登場人物>
江藤朋子・塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合
<ED変化>
・状態異常
厠田小百合
・移動
塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合が埼玉へ
<関連シナリオ>
・埼玉『棚婆』
塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合が埼玉にいることが条件
・鹿児島『幽霊ホテル』
塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合が鹿児島にいることが条件
・兵庫『紙芝居のおじさん』(任意)
塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合が兵庫にいることが条件。ED後徳島へ移動
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ。 <あらすじ>
札幌に住む江藤 朋子さんは、埼玉から尋ねてきた従姉妹の塩原 恵美ちゃんに誘われ、
彼女の友人2人と共に、札幌近郊の心霊スポットを回ることになります。
まずは自殺者が多いことで知られる 『平和の滝』 。
次に、切ると死者が出ると言われる 『恵庭の御神木』 。
そして、最後に向かったのが 『百段階段』 でした。
この百段階段には、上っていると 「今、何段?」 と聞く子どもの声がする…という噂があります。
そのときに正しく答えられないと、階段を下りるときに、後ろから突き飛ばされると言うのです。
噂を確かめてみようと乗り気になっているのは恵美ちゃんだけで、友人達は帰りたいと泣いていました。 [1]
それでも仕方なく皆で一斉に階段を数えながら上りだしたそのとき、
「今、何段?」
子どもではなく、低い男の声が聞こえました。
驚いた皆は 「今、2段です」 と答えたのですが、恵美ちゃんの友人の1人が何を思ったか
「今川焼き」 と言ってしまったのです。
2段目という低い場所だったため、無事に帰ることが出来ましたが、江藤さんは彼女が
埼玉に帰ったあと、何事もなく過ごせているかどうか心配だ、と言いました。 [2]
4人並んで一段ずつ数えながら上っていき、45…46段目に差し掛かったとき、
不意に恵美ちゃんの友人が制止の声をあげました。
震えの止まらないその子の様子に怯んだ瞬間、4人の持つ懐中電灯が一斉に消えてしまいます。
彼女の 「足元…足元……」 と言う囁きに、消えた懐中電灯を下に向けると
不意に電灯の明かりが回復し、そこに照らし出されたのは目を剥いた老人の生首…。
老人は彼女 ―小百合ちゃん― の足首に噛みつきました。
江藤さんたち3人は悲鳴をあげて階段を駆け下りましたが、彼女はいつまで経っても追ってきません。
意を決して階段へと引き返した3人ですが、ついに小百合ちゃんを見つけることは出来ませんでした。
その後、江藤さんは百段階段の上に、墓が1つ増えているという噂を耳にしたのですが…… 埼玉『棚婆』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
笹倉真央・塩原恵美・厠田小百合・岩下明美
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・北海道『百段階段』
笹倉真央・塩原恵美・厠田小百合が北海道にいることが条件
・鹿児島『幽霊ホテル』
笹倉真央・塩原恵美・厠田小百合が鹿児島にいることが条件
・兵庫『紙芝居のおじさん』(任意)
笹倉真央・塩原恵美・厠田小百合が兵庫にいることが条件。ED後徳島へ移動
・千葉『学校であった怖い噂』
岩下明美がメール条件の一人。 <あらすじ>
笹倉 真央さんは、友人の厠田 小百合さん、塩原 恵美さんと共に、
高校のグループ課題で養蚕について調べるため、恋蛾村を訪れることにしました。
2時間ほど山道を歩かなければ着かないというのですが、3時間経っても一向に村が見えません。
すると発案者の塩原さんは、「恋蛾村は実在するか判らない幻の村だから…」 と言い出しました。
何と塩原さんは、その村にまつわる妖怪の噂を確かめたくて、この計画を立てたのです。
山の中で、すわ遭難か…と思ったそのとき、3人は明かりの灯る古びた家を見つけました。
明かりはあれど誰もいない家を見て 「迷い家」 の伝説を語る塩原さん。
その家の中には、まるで伝説をなぞるように、食事が用意されていました。
空腹に耐えかねて、その食べ物を平らげると、厠田さんはあっという間に眠ってしまいます。 笹倉さんと塩原さんは迷い家の伝説に従って、茶碗を持ち帰るべく家捜しを始めました。
そのとき、不意に彼女たちと同じ歳くらいの和服の少女が現れます。
岩下 明美と名乗った少女は、笹倉さんたちが勝手に上がり込み、食事をとったことを許容し、
自由に過ごして構わないが、屋根裏部屋に行ってはいけないと言い残して、去っていきました。
やはり、ここは恋蛾村なのではないかと言う塩原さん。
そして恋蛾村にいる棚婆という妖怪は、養蚕を行っていた屋根裏部屋に居るのだそうです。
興味を押さえきれない塩原さんは、忠告を無視して屋根裏部屋へ向かいました。
笹倉さんは、岩下明美に言われたとおり、布団を出してもぐりこみます。
どれほど時間が経ったのか、不意に塩原さんの悲鳴が響き渡りました。
暗闇の中、聞こえてくる足音ともつかない音に怯える笹倉さん。
…気が付くと、3人は乗ってきたバスの停留所前で倒れていました。
ということは、やはりあの家は迷い家だったのでしょうか? 青森『キリストの墓』
選択肢次第でEDが変わる選択肢型。
<登場人物>
木村篤敏・比良野風助・佐々木靖吉・佐々木キヨ
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・福島『安達ヶ原ふるさと村』
木村篤敏が福島にいることが条件
・栃木『殺生石』
木村篤敏が栃木にいることが条件
・大分『地獄極楽』
木村篤敏が大分にいることが条件
・鳥取『サラリーマン山田の冒険』
木村篤敏が東京にいることが条件 <あらすじ>
キリストの墓についての記事を書くため、青森県にやってきた、月刊心霊マニアの記者
木村 篤敏さんを出迎えてくれたのは、管理事務所の比良野 風助さんでした。
比良野さんが言うには、キリストの墓よりも資料館の方が、よほど心霊雑誌向き。
誰も居ないはずの資料館から出てくる男、来館者があるたびに受付嬢の背後で囁く声、
写真に撮ると顔が変わる人形、そして霊道だと言われている入ると気分の悪くなるトイレ…。
理由は、この辺りが自殺の名所だからだろう、と比良野さんは言いました。
つい先日も、十和田湖付近で車ごと焼身自殺をした人がいましたが、不思議なことに
体は運転席にあったのに、首だけが後部座席に落ちていたのだそうです。
その辺りには、白い服を着た女の霊が出るとも言われ、有名な心霊スポットだとか。
また、その自殺現場から更に奥へ進むと、通称 『エデンの花園』 と言われる平原があり、
そこには仙人が住んでいる、と比良野さんは言います。
仙人は、何やら人ならざる力を持っているとかいないとか…。 [1]
奇妙な焼身自殺は必ず良い記事になると思った木村さんは、現場となった水芭蕉群生地へ向かいます。
確かに燃えた車は見つかりましたが、車体は到底昨日燃えたとは思えないほど錆びきっています。
おまけに警察もたくさん居るという比良野さんの話とは裏腹に、辺りには人っ子ひとり見当たりません。
騙されたと憤る木村さんは、急いで比良野さんの名刺に記された電話番号に掛けますが、
現在使われておりません、というアナウンスが流れるばかり。
仕方なく、管理事務所の住所を訪ねてみると、何とそこは墓地でした。
管理事務所を紹介してくれた観光案内所に連絡を取ると、番号も住所もまったくの別物。
更に、本当の管理事務所には、比良野風助などという人物はいませんでした。 [2]
仙人の住むというエデンの花園を調べに向かった木村さん。
それらしき場所には着きましたが、エデンの花園という表記は一切見当たりません。
そこで、たまたま見つけた食堂で、情報収集がてら食事を取ることにしました。
しかし、食堂を経営する夫婦に、比良野さんから聞いた話について尋ねても、怪訝な顔をされるばかり。
どうやら、彼の話はまったくのデタラメだったようです。
ついには、不審者でも見るかのような視線で、見られるようになってしまいました。
おまけに、同じ食堂に居合わせた、ピラミッドを探しに来たという怪しい家族連れに、
同士の如く扱われてしまい、完全にやる気を喪失した木村さんは、美味しいキノコ鍋定食だけを
収穫に、東京へ帰ることになったのでした。 [3]
十和田湖の方に行かなければいけないのに、逆方向へ車を走らせてしまった木村さん。
せっかく記事になりそうな収穫があったにも拘わらず、時間が無くなってしまい、
何も調べられないまま、取材は終わってしまいました。 福島『安達ヶ原ふるさと村』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
木村篤敏・柿本秀治
<ED変化>
・状態異常
木村篤敏
・移動なし
<関連シナリオ>
・青森『キリストの墓』
木村篤敏が青森にいることが条件
・栃木『殺生石』
木村篤敏が栃木にいることが条件
・大分『地獄極楽』
木村篤敏が大分にいることが条件
・鳥取『サラリーマン山田の冒険』
木村篤敏が東京にいることが条件 <あらすじ>
月刊心霊マニアの木村 篤敏さんを出迎えたのは、安達ヶ原ふるさと村の村長・柿本 秀治さん。
柿本さんは、この地方で有名な、安達ヶ原の鬼婆伝説を語ってくれました。
美しい姫君を、娘のように可愛がっていた乳母・岩手。
姫はある日、病で口をきくことが出来なくなってしまいます。
どんな医師も匙を投げた、この病を治すためには、妊婦の腹から取り出した胎児の胆が必要だという占い師。
姫を救うため、岩手は娘の恋衣にお守りを渡して、1人旅に出ました。
しかし、妊婦の腹を割くなどということは出来ず、かと言って屋敷にも戻れない岩手は、
安達ヶ原の岩屋に住み着き、そのまま幾年が過ぎます。
あるとき、岩屋に身重の女性とその夫が、一夜の宿を求めて立ち寄りました。
岩手は、この機会を逃すまいと、女の腹を割き、胎児を取り出したのです。
胎児を手に喜ぶ岩手が女を見下ろすと、その首には見覚えのあるお守りが…。
この手で娘を殺してしまった岩手は気が触れ、旅人を襲っては喰らう、鬼婆と化してしまったと言います。 柿本さんに、ふるさと村を見て回ると良い、と奨められた木村さんは、本来の目的である 『黒塚宝物資料館』 へ。
ここでは、ロボットと人形を用いた鬼婆伝説を上演しているのですが、その鬼婆は本当の死体を使って
作られている…という投書が、月刊心霊マニア宛に届けられたのです。
木村さんは、このネタを面白おかしく捏造して取り上げようと、取材にやってきたのでした。
黒塚劇場に入ろうとした木村さんに、突然背後から声を掛けたのは柿本さん。
鬼婆伝説の続きを話しておこうと思った、と言う柿本さんですが…。
岩手が鬼婆と化してから数年、岩屋を訪れた旅の僧・祐慶は、
岩屋の中で、無数の人骨や生々しい死体を見つけてしまいました。
逃げ出した祐慶を、恐ろしい形相の鬼婆が追いかけてきます。
祐慶が一心不乱にお経を唱えると、光の中から現れた観音様が鬼婆に破魔矢を放ちました。
破魔矢によって命を落とした鬼婆を哀れと思った祐慶が、岩手を奉ったのが現在の黒塚なのです。 柿本さんが、黒塚劇場での上演を口にしたのを幸いと、ロボットを見せてくれるよう頼む木村さんですが、
あいにく、子どもが悪戯をして壊れてしまったのだと言います。
それでも取材のために、何とか見せて欲しいと頼み込むと、柿本さんはおかしなことを言い出しました。
木村さんには、ロボットの修理を手伝って貰うので、見せるのは不可能だ…と。
矛盾した発言に首をかしげる木村さんに、柿本さんは包丁を突きつけます。
鬼婆の一部として、これから頑張ってください…と、柿本さんが出刃包丁を振り下ろしたその瞬間、
昔話の如く経を唱えた木村さんでしたが、信仰が足りなかったのか、観音様が現れることはありませんでした…。 栃木『殺生石』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
木村篤敏・森井幸雄
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・青森『キリストの墓』
木村篤敏が青森にいることが条件
・福島『安達ヶ原ふるさと村』
木村篤敏が福島にいることが条件
・大分『地獄極楽』
木村篤敏が大分にいることが条件
・鳥取『サラリーマン山田の冒険』
木村篤敏が東京にいることが条件 <あらすじ>
殺生石の取材に来た月刊心霊マニアの木村 篤敏さんを出迎えたのは、森井 幸雄さん。
観光名所ともなっている殺生石は、周囲に柵が設けてあり、近づくことは出来ません。
何故なら、周囲には硫化水素・砒素・亜硫酸ガスなどの毒ガスが噴き出し、大変危険なのだとか。
毒ガスのせいで、子狐が石の周囲で死んでいることがあり、祟りのせいだと言われています。
お狐様が子狐たちを引き寄せる…と言った方が、殺生石伝説らしいのでしょうが、
実際は、殺生石の周囲が温かいので、暖を取りに来た子狐がそのまま死んでしまう、というのが
真相だと森井さんは言いました。
しかし、子狐を殺すことはなくとも、ここには確かに恐ろしい九尾の狐がいるのだと言う森井さんは、
その伝説を語ってくれました。 殷王朝の時代、紂王の后・妲己になりすました妖狐・白面金毛九尾の狐。
狐は王をたぶらかし、悪事の限りを尽くしましたが、武王の軍師・太公望に正体を見破られ、
神剣で体を3つに裂かれて、敗走することとなりました。
妖狐は次に天竺で、斑足太子の后・華陽に成り代わります。
そこでも、夫の権力を使い、やりたい放題だった妖狐は、更に若藻という少女に化け、
吉備真備を騙して、遣唐船で日本に渡りました。
日本に潜伏した妖狐は、1100年頃、藻女という幼子の姿で、子どものない武士に拾われ、
大事に育てられた結果、玉藻前という名で宮中に仕えるようになります。
妖狐は、鳥羽上皇に見初められますが、陰陽師・安倍晴明に正体を見破られてしまいました。
逃げ出した妖狐が那須野で女子どもを喰らうようになると、鳥羽上皇は安倍晴明を軍師とした討伐隊を立てます。 多数の犠牲を出しながらも、妖狐を追いつめた彼らは、首を落とすことに成功しました。
しかし、死の間際、恨みの言葉を残した妖狐は、毒を吐く石に姿を変えたと言います。
常に毒を放ち続ける石のせいで、周囲は生命のない荒れ地となりはてました。
室町時代になり、玄翁和尚という僧が、妖狐の祟りを断ち切り、石を破壊することに成功します。
殺生石は、呪いの言葉を吐きながら、全国へ飛び散りました。
福島県・愛知県・岡山県・大分県など、各地に奉られている殺生石はその破片なのだと言います。
そして、その石が再び1つに戻ったとき、妖狐は甦るのだ…とも。 大分『地獄極楽』
分岐なしの一本道型。
<登場人物>
木村篤敏・城ノ内昌道
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・青森『キリストの墓』
木村篤敏が青森にいることが条件
・福島『安達ヶ原ふるさと村』
木村篤敏が福島にいることが条件
・栃木『殺生石』
木村篤敏が栃木にいることが条件
・鳥取『サラリーマン山田の冒険』
木村篤敏が東京にいることが条件 <あらすじ>
木村さんを迎えてくれたのは、案内役の城ノ内 昌道さん。
ここは、地獄道・極楽道と名の付いた観光名所。
地獄道は洞窟を通り、極楽道は山を通るルートなのだそうです。
木村さんのお目当ては、洞窟の奥にある 『極楽の入口』 。
洞窟にある5mほどの竪穴に鎖が設置されており、それをよじ登って極楽へ行く…。
蜘蛛の糸をイメージしているのだ、と城ノ内さんは言います。
木村さんは、城ノ内さんと共に、鎖を上って極楽へ行ってみることにしました。
そこは確かに苦労して上った甲斐のある、非常に景色の美しいところ。
再び別ルートから下に戻ってきた2人。
そこで木村さんは、ここに来た真の目的を城ノ内さんに話しました。
何でも10年ほど前、新潟から来た女子学生が、この鎖を首に巻き付けて遊んでいたところ、
誤って亡くなってしまい、その女の子の幽霊が洞窟内に出ると言うのです。
それを聞いた城ノ内さんは、気分を害したようで、取材を拒否。
木村さんは、追い返されてしまいました。 沖縄『花見』
ランダムでEDが変わるランダム分岐型
<登場人物>
黒井くらら
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・長崎『信愛』
黒井くららが長崎にいることが条件
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ <あらすじ>
[1]
マイファミリーとショッピングに行ったときにブロッサムをシーイング、花見にゴーだったわけ。
バックが気になって振り返ると、ガールがストップしてたのさ。
マイマザーに指し示したときには、ガールはすでにナッシング。
ミーはホラーを感じて、ブロッサムを見るのをやめ、カーでウェイトしてたの。
メールで暇をマッシュしてたら、さっきのガールが隣りにいて、「まだこないね」ってトークを投げかけてきたのさ。
マイマザー達のところにゴーし、すでにナッシングなカーで、マイホームにリターンするとき、
バックを見ると、さっきのガールが、ミーにハンドをウェーブしてたのさ! 家族と買い物ついでに花見をしにいった黒井 くららちゃん。
妙な気配に振り返ると、そこには小さな女の子が立っていました。
ところが、母親にそれを告げて指し示したときには、既に彼女はいませんでした。
怖くなったくららちゃんは、花見をやめて1人車の中で待っていることにします。
すると、メールをしていたくららちゃんに 「まだこないね」 という声が…。
隣の座席には、先ほどの女の子が座っています。
慌てて両親を呼びに行き、既に中には誰もいない車で、急ぎ家に帰ろうとしたとき、
後ろを振り返ると、あの少女が、くららちゃんに向かって手を振っていました。 [2]
ミーが幼稚園の頃、マイマザー・マイグランマと3人でトラベルしたときのストーリーなんだけどね。
ステイしたホテルで、同じくらいのボーイにナンパされ、トゥギャザーしたんだけど、
翌モーニングにマイマザーとホテルマンのトークによると、他にステイしている客はいないって言うのさ。
ホテルマンがフォトをミーに見せて確認したら、そのボーイだったの。
「遊んでくれてセンキュー」って言われてさ。
ベリーロングなタイム後にマイマザーが、あのボーイはこの世にいない子だったとティーチしてくれたわけよ。
くららちゃんが幼稚園の頃、母・祖母と3人で旅行をしたときの出来事です。
宿泊した小さなホテルで、同じ歳くらいの男の子に声を掛けられ、一緒に遊んだくららちゃんですが、
翌日、聞いたところによると、その日、くららちゃんたち以外に宿泊客はいないとのこと。
ホテルの従業員は、その男の子の写真を取り出し、くららちゃんに確認すると、
「遊んでくれてありがとう」 と言いました。
少し成長したくららちゃんが母親に聞かされたのは、その男の子が生者ではなかったという事実でした。 愛媛『血だらけの男』
ランダムでEDが変わるランダム分岐型
<登場人物>
黒井きらら
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・鳥取『サラリーマン山田の冒険』
黒井きららが鳥取にいることが条件
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ <あらすじ>
[1]
芸能人である黒井 きららさんが、初めてロケに行ったときのこと。
古いコテージに宿泊し、プールで遊んでいると、男性の呻き声が聞こえてきました。
きららさんは、施設の窓に血塗れの男が張り付いているのを見てしまいます。
スタッフの人に聞いても、何もいないというのですが、
きららさんは、何だかその人が戦争で亡くなった人のような気がしました。
[2]
お風呂に入っていたとき、チャリチャリ、という音を聞いたきららさん。
次の瞬間、頭の上に何かがのしかかってきて、きららさんは動けなくなってしまいます。
弟が様子を見に来てくれて助かったのですが、実に2時間が経過していました。
しかし、その日から姉弟そろって、何だか気が塞いでしかたありません。
お祓いにいくと、昔飼っていた犬の霊が弟に憑いていると言われたそうです。 [3]
髪を洗っているときに気配を感じて鏡を見ると、女の子が映っています。
翌日、髪を洗っていると、やはり気配を感じました。
そして今度は、女の子がきららさんの腕を掴んだのです。
家族に話すと、弟も同様の体験をしていました。
お祓いをして貰うと、以前住んでいた女の子の霊だと言われましたが、
きららさんは、恐ろしくて詳しく話を聞くことは出来なかったそうです。 兵庫『水槽』
ランダムでEDが変わるランダム分岐型
<登場人物>
青山瞬・岸川雛乃
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・茨城『雛祭り』
岸川雛乃が茨城にいることが条件
・千葉『学校であった怖い噂』(任意)
青山瞬がメール条件の一人
・兵庫『紙芝居のおじさん』(任意)
岸川雛乃が兵庫にいることが条件。ED後徳島へ移動 <あらすじ>
岸川 雛乃さんは、親戚のお兄ちゃん・青山 瞬さんの家を訪れていました。
優しい青山さんとお気に入りの大きな水槽のために、忙しい両親を置いて1人でやってきたのです。
ところが色とりどりの魚が泳いでいたはずの水槽は、何故か真っ黒な水が入っているばかり。
尋ねてみると、どうしたことか取り替えても取り替えても、水が黒くなってしまうのだそうです。
[1]
それでも魚はちゃんと居るという言葉に、水槽を覗き込む雛乃さん。
すると、一瞬水の中に老人の顔が浮かんで見えます。
気のせいかと思い、再度覗き込むと、また同じ老人の顔が……。
驚いて泣き出す雛乃さんの声を聞きつけ、青山さんが駆け込んできましたが、
雛乃さんは何も言うことが出来ず、ただ泣きじゃくるばかりでした。 [2]
水槽に額をつけて目をこらしていると、一瞬見えたのは鋭い歯を剥き出した恐ろしい魚…。
青山さんにどうしたのか、と尋ねられましたが、雛乃さんは本当のことを言いませんでした。
こんな黒い水の中で暮らしていたら、おかしくなって当然だと思ったからです。
[3]
雛乃さんが水槽を覗いていると、突然中からガラスを叩くような音が聞こえました。
同時に、明らかに人間と思われる掌が、ガラスに叩きつけられたのです。
息を呑む雛乃さんの元へ駆け込んできたのは、音を聞きつけたらしい青山さん。
青山さんが言うには、最近誰もいない居間から、何かを叩くような音が聞こえるのだとか。
古い家だから、と笑う青山さんに、雛乃さんは自分が見たものを話すことが出来ませんでした。
それ以来、雛乃さんがあの水槽に近づくことはなかったそうです。 宮城『ダンボール』
ランダムでEDが変わるランダム分岐型。
なかなかランダムが埋まらない場合は、該当の人物のみを生存状態にしておくべし。
<登場人物>
・条件
中村大吉・幸田千賀子・江藤純一・宗方雅之
・その他
荒田尚也・江藤朋子
(EDコンプなら生存が条件?住民未登録時は北海道に登場。他シナリオで登録後の場合移動なし)
<ED変化>
・状態異常
中村大吉・幸田千賀子・江藤純一
・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
幸田千賀子がメール条件の一人
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
・神奈川『奇声』
荒田尚也が神奈川にいることが条件
・東京『アルバイト男の事情』
荒田尚也が東京にいることが条件 <あらすじ>
配達員・宗方 雅之さんがアパートの一室に届けた荷物。
細長いダンボールに入ったそれが、奇妙な出来事を引き起こします。
[1]
単身赴任の中村 大吉さんは、差出人が自分になった奇妙に重いダンボールを受け取ります。
しかも、そこには夜中の12時までは開けないでください、という注意書きが…。
深夜12時まで待ってみることにした中村さんですが、すっかりダンボールのことを忘れてしまいます。
何かを叩くような音が聞こえ、誰か来たのかと時計を見れば、時刻は0:30を回っていました。
ダンボールを見ると、例の音は中から聞こえているようです。
まさか生き物でも入っているのか、と慌てて開ければ、ダンボールの中で見開かれた目が
中村さんを、ひたりと見据え……… [2]
深夜12時を過ぎ、奇妙なダンボールを開けてみることにした中村さん。
開いたダンボールの中から、紫に変色した腕が中村さん目掛けて伸びてきます。
その手に首を絞められた中村さんは……
[3]
時刻は0:15になり、そろそろダンボールを開けてみようかと思ったとき、突然携帯に着信がありました。
開封の手を止め、電話を取りますが、どうやら間違い電話のようです。
中村さんが目を離している間に、徐々に開いていくダンボール…。
中村さんが電話を終え、振り向くとそこには空っぽのダンボールだけが置いてあります。
やけに生臭いそのダンボールを覗き込む中村さんの背後に………。 [4]
北海道から出てきた大学生・江藤 純一くんは、差出人が自分になった奇妙に重いダンボールを受け取ります。
ダンボールには、夜中の12時までは開けないようにという注意書きがついていました。
注意書きに従い、ダンボールを放置したまま、地元の友人荒田 尚也くんと電話で盛り上がっていた江藤くん。
すると、1人のはずの部屋の中から、突然何かを叩くような音が聞こえてきました。
得体の知れない荷物を捨ててしまおう、と電話もそのままにダンボールに手を掛けたそのとき、
不意にダンボールの蓋が開いて……。
悲鳴を聞きつけた荒田くんがいくら呼びかけても、電話の向こうの江藤くんが応えることはありませんでした。
[5]
時刻が深夜12時を過ぎ、少し緊張しながらダンボールを開けていく江藤くん。
すると、中から伸びてきた紫色の手が、彼の首に掛かり……。
1人きりの室内に、江藤くんの悲鳴が響き渡りました。 [6]
時刻は23:50になりました。
指定の時刻までは間がありますが、江藤くんはダンボールを開けてみることにします。
すると、中身は空っぽ。
空なのに異様なほど重いダンボールでしたが、江藤くんは気にせずそれを部屋の隅に避けておきます。
そこへ、妹の江藤 朋子さんから電話が掛かってきました。
彼女と電話で話しているうちに、時刻は深夜12時を過ぎていきます。
すると、置きっぱなしだったダンボールが、勝手に開いていくではありませんか。
そして江藤くんの悲鳴が響き……、朋子さんの呼びかけに応える声はありませんでした。 [7]
地元を出て宮城で就職した幸田 千賀子さんは、差出人が自分になった奇妙に重いダンボールを受け取ります。
荷物の注意書きには、夜中の12時までは開けないでください、とありました。
おかしな荷物を気味悪く思った幸田さんは、ダンボールを捨ててしまいました。
深夜0:30、酔ってゴミ捨て場を通りかかった中村さんは、ダンボールの中から
どんどんと叩く物音を耳にします。
中に子どもでも閉じこめられているのかと、ダンボールを開けた中村さんに
掴みかかる紫色の腕…… [8]
怪しい荷物ではありますが、一応指定の時間まで待ってみた幸田さんは、ダンボールを開封します。
その途端、箱の中から伸びる手…。
幸田さんの悲鳴が響き渡りました。
[9]
23:40になり、空腹を感じた幸田さんは棚を漁りますが、カップ麺の買い置きがなくなっています。
仕方がないので、買いに行こうと家を出た幸田さんは、出先で雑誌を読みふけってしまい、
戻ってきたのは0:40でした。
すると、室内に異様な臭いが漂い、ダンボールの蓋が開いています。
とにかく換気をしようと窓に手を伸ばした幸田さんの背後に…… 香川『布団』
ランダムでEDが変わるランダム分岐型。毎回移動と回復が必要なためやや面倒。
<登場人物>
・条件
(香川)細田友晴・神林成昌
(宮崎)那須留美子
<ED変化>
・状態異常
細田友晴・神林成昌
・移動
神林成昌が宮崎へ
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
細田友晴・神林成昌・那須留美子がそれぞれメール条件の一人(那須のみ任意)。
神林は宮崎へ移動が必要。ED後細田は千葉へ移動
・山形『人面魚』
神林成昌が『人面犬』発生に必要。宮崎へ移動が必要
・東京『人面犬』
那須留美子の状態異常注意 <あらすじ>
年下の幼馴染み・細田 友晴くんに呼び出された神林 成昌さんは、
休日を利用して、わざわざ宮崎県から香川県までやってきました。
布団をかぶって寝ている彼は、電話で聞いていた通り、随分と具合が悪そうです。
細田くんは、驚くべき事に、もう1年もこんな状態なのだと言いました。
[1]
寝たり起きたりを繰り返しているのかと思った神林さんですが、
細田さんは、言葉通り1年間布団から出ていないのだと言います。
布団の中がどうなっているのか、捲ってみてくれないかと頼む細田さん。
そのとんでもない言葉に怒りを覚えた神林さんはそのままアパートを飛び出してしまいました。 [2]
気になるのは彼の様子ばかりではなく、不自然に動くその掛け布団…。
思い切って布団を捲った神林さんは、細田さんの体に群がる無数のゴキブリを見ました。
その場を逃げ出した神林さんですが、あのゴキブリが細田さんの体を食べていたような気がしてなりません。
恐らく細田さんはもう生きてはいないのでしょう。
もしかしたら、自分に電話を掛けてきた時点で既に……
[3]
もう1年も布団から出ていないという細田くんの言葉を笑い飛ばす神林さん。
現に電話は布団から遠く離れた位置にあるのですから。
しかし、細田さんは事も無げに、ずるずると首を伸ばして見せました。
それを見た神林さんは、悲鳴と共にアパートを逃げ出します。
気持ちを落ち着け、もう1度部屋に戻ろうとしましたが、アパートそのものが見つかりません。
それ以来、細田くんは行方知れずになってしまったそうです。 [4]
自分はもう長くないと言う細田さんは、神林さんに遺品を渡したくて呼び出したのだそうです。
細田さんに、今寝ている小汚い布団をあげると言われた神林さんは、その様相の不気味さもあって
申し出を断り、そのまま彼の部屋から逃げ出してしまいました。
それから1週間後、神林さんの元に、例の布団が郵送されてきます。
その布団は、捨てても捨てても、神林さんの家に届けられました。
しばらくして、神林さんの恋人・那須 留美子さんが自宅を訪れると、彼はあの布団にくるまって寝ています。
神林さんは、もうこの布団から出られないのだと言いました。
そして那須さんに、「自分が死んだらこの布団をやるよ」 と力なく呟くのでした。 福岡『トンネル』
ミニゲーム結果によってEDが変わるミニゲーム型
<登場人物>
・条件
城山一喜・高木宏典・相馬桜子
・その他
佐藤康文(住民登録済で登場)
<ED変化>
・状態異常
高木宏典
・移動
佐藤康文が福岡へ
<派生シナリオ>
・福岡『都市伝説家族・旧仲哀トンネル編』
※ミニゲーム結果で解放・自動移動
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』(任意)
相馬桜子がメール条件の一人
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
・神奈川『奇声』
佐藤康文が神奈川にいることが条件
・東京『アルバイト男の事情』
佐藤康文が東京にいることが条件
・山形『人面魚』・東京『人面犬』
佐藤康文が東京にいることが条件 <あらすじ>
城山 一喜さんと高木 宏典さんは、夕食1週間分で賭をしました。
“ヤバイ” と評判の、旧仲哀トンネルを、夜中に1人で高木さんが通り抜けられたら高木さんの勝ち。
引き返したり、途中で助けを求めたりしたら、城山さんの勝ちです。
当日、トンネルの向こうで待つのは、城山さんと、相馬 桜子さん、そして東京から帰省してきた佐藤 康文さん。
30分しても、高木さんが出てこなければ、彼らが車でトンネル内を探しに来てゲームオーバーです。
不気味な風の音を聞きながら、トンネルに入っていく高木さん。
気のせいか、その風に紛れて、女の呻き声が聞こえるような気がします。
[1]
無事、出口に到着した高木さんに、城山さんは意外なことを言いました。
曰く、1人でトンネルを抜けなかったのだからお前の負けだ、と。
振り返った高木さんの肩越しに、長い髪の少女が………。 [2]
不気味なトンネルを抜けて、出口に辿り着いた高木さん。
賭は自分の勝ちだ、と誇らしげに言いますが、3人は呆然と彼を見つめるばかり。
相馬さんが、泣きそうな顔で指さす自身の顔面を鏡で見れば、
そこにあったのは、皺だらけの老人の姿……。
[3]
壁に描かれた気味の悪い絵、汚れた布団の下に置いてある数着の赤い服、
猫の死骸、ダンボールに入ったマネキンの首などなど、
様々なものを発見しながらトンネルを進む高木さん。
すると突然視界が歪み、どこからともなく少女の泣き声が聞こえてきました。
…30分後、車でトンネルの様子を見に来た3人は、うつろな表情で座り込み、
「寂しかったね、お兄さんが遊んであげるからね…」
と呟き、童謡を口ずさむ高木さんを発見します。 [派生]
トンネル内に、突如として響き渡るシャッター音。
懐中電灯の明かりに照らし出されたのは、4人の親子連れ…。
→『都市伝説家族 旧仲哀トンネル編』へ 福岡『都市伝説家族・旧仲哀トンネル編』
分岐なしの一本道型
<ED変化>
・状態異常
高木宏典
・移動なし
<あらすじ>
写真を撮りまくっているらしい小路山一家。
彼らは、意味ありげな笑いを浮かべ、お盆に行われる祭りを撮りに来たと言います。
不審な目を向ける高木さんの前で、「祭が始まった」 という彼ら。
彼らには、高木さんの背後に兵隊たちの霊が見えているようです。
そして送り火が現れ、亡者たちが高木さんを………。
小路山一家は、嬉々として彼の “門出” を撮影し続けていました。 徳島『遺産』
ミニゲーム結果によってEDが変わるミニゲーム型。
<登場人物>
神谷慎吾・津蛾鶴人
<ED変化>
・状態異常
神谷慎吾
・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』(任意)
神谷慎吾がメール条件の一人 <あらすじ>
神谷 慎吾さんが受け取った一通の手紙。
それは、大叔父が亡くなったので、遺産相続のために話がしたいというものでした。
両親を亡くし、その保険金で生活をしていた神谷さんは、その話に飛びつき、指定の場所へと足を運びます。
そこへ現れた遺産管理人・津蛾 鶴人は、黒服に赤く大きな蝶ネクタイを付けた奇妙な風体の男でした。
彼に連れられ、山奥の古く大きな洋館へやってきた神谷さんは、故人の書斎から
1枚の金貨を探し出すように指示されます。
金貨が見つかれば、40億の遺産は神谷さんのもの。
ただし、腕に付けられたカウンターが0になる前に見つけられなければ、遺産は他の相続人に渡ります。
[1]
金貨を見つける前に、行動回数がなくなってしまいました。
鍵の掛かった扉の向こうに居る津蛾さんに、リタイアを告げる神谷さん。
すると、部屋の中にガスが充満し始めました。
神谷さんの意識はそのまま薄れ……。 [2]
地下室の扉を見つけた神谷さんですが、扉を開けることが出来ず、もう一度部屋に戻ろうと考えました。
その背後に立っていたのは、津蛾さん。
彼は隠された扉を発見してしまった神谷さんに向かって、金槌を振り上げて……
[3]
解錠に成功し、扉を開けた神谷さん。
そこには異様な光景が広がっていました。
仰々しい実験器具、緑色の溶液に浮かぶ奇妙な物体、そしてそこかしこに見える異形の生物…。
呆然とする神谷さんの背後に現れた津蛾さんは、ここを 「新たな生命体を生み出す神の研究所」 と称します。
そうして、神谷さんもまたその餌食に………。 (#んdbcxmksんdんdjfhdあついhsんsnゆーえす 奈良『土蜘蛛』
ミニゲーム結果によってEDが変わるミニゲーム型
<登場人物>
駿河谷京一・壁鍬又吾郎
<ED変化>
・状態異常
駿河谷京一
・移動
駿河谷京一が大阪へ
<関連シナリオ>
・鳥取『妖怪砂蟲』(非条件)
駿河谷京一が大阪にいる場合に登場。ED後鳥取へ移動 <あらすじ>
害虫駆除会社の駿河谷 京一さんは、壁鍬 又吾郎さんに廃墟の蜘蛛の駆除を依頼されました。
壁鍬さん曰く、ここは土蜘蛛を奉る一言主神社があるので、蜘蛛はよく出るのだとか。
一言主大神に退治された土蜘蛛の怨念から、時折人の顔をした蜘蛛が現れ、
それを見た者は、三日三晩苦しんだ末におかしくなってしまうと言われています。
更には、これを殺すと自らも土蜘蛛になってしまうのだとか。
わざわざ大阪の会社に駆除を依頼してきたのも、この辺りの人間は伝承を恐れて蜘蛛を殺さないからです。 [1]
廃墟にいる気味の悪い化け物に怯えて壁鍬さんを問いただすと、
あの家は、一家心中に惨殺事件等々、数多くの惨事が起きた家なのだとか。
とんでもない事実に、仕事を放棄して逃げ出す駿河谷さん。
車を走らせながら、ふと見ると車内に1匹の蜘蛛が。
しかもそれは、人間の顔をしています。
驚いた駿河谷さんは、ハンドル操作を誤り、そのまま……
[2]
駿河谷さんは、駆除作業中に人の顔をした蜘蛛を殺してしまいました。
その途端、体を痒みが襲い、視界がぼやけてきます。
このまま蜘蛛になってしまうのか…。
そう考えながら、駿河谷さんの意識は薄れていきました。 [3]
あらかた廃墟の蜘蛛を片付けた駿河谷さん。
壁鍬さんに、何か変わったことはなかったかと尋ねられ、首をかしげていると、
今まで業者はたくさん来たが、成功したのは駿河谷さんだけだ、と言われました。
その評価に満足して、車に乗り込んだのですが、車内に蜘蛛が1匹紛れ込んでいます。
ふと目をやると、それは何と人の顔をした蜘蛛…。
次の瞬間、駿河谷さんはそれを素手で叩き潰しました。
そう、『駿河谷バスターズ』 は関西最強の害虫駆除会社なのです。 富山『肝試し』
ミニゲーム結果によってEDが変わるミニゲーム型
<登場人物>
・条件
(富山)倉崎亮太・重沢勝平・田丸直樹・萩中帯善・荒井昭二
(滋賀)岡沢真紀
※荒井昭二は『頭川トンネル』を聞いて小さい墓を調べると出現
<ED変化>
・状態異常なし
・移動
倉崎亮太・重沢勝平・田丸直樹が滋賀へ
<派生シナリオ>
・富山『頭川トンネル』
※選択肢で解放・自動移動。終了後は『肝試し』に戻る。
<関連シナリオ>
・滋賀『虫捕り』
倉崎亮太・重沢勝平が滋賀にいることが条件
・千葉『学校であった怖い噂』
倉崎亮太・田丸直樹・荒井昭二がそれぞれメール条件の一人。
倉崎・田丸は滋賀へ移動が必要、ED後荒井は千葉へ移動
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
・兵庫『紙芝居のおじさん』(任意)
倉崎亮太・重沢勝平が兵庫にいることが条件。ED後徳島へ移動
・岐阜『火葬場の町』(非条件)
田丸直樹が岐阜へ移動(ランダム発生) <あらすじ>
『肝試し』
倉沢 亮太くんと、重沢 勝平くんは、林間学校で富山県の古いお寺にやってきました。
夕食を終え、住職の萩中 帯善さんから怪談話を聞いた後は、肝試しの時間です。
住職がしたのは、夕食前に同級生の岡沢 弥生さんから聞いた、津々良トンネルという心霊スポットの話でした。
『頭川トンネル』
お寺の近くにある旧津々良トンネルは、頭川トンネルとも言われています。
この頭川トンネルを通る者がよく行方不明になる、という噂がありました。
行方不明者は数日後、死体になったり、錯乱状態で見つかると言われています。
彼らが何を見たのかは判りませんが、噂では自殺した女性の霊が、通行人を死に誘うとのことでした。
20年ほど前、トンネル口で首つり自殺があったのは事実です。
狭いトンネルの中を車でのろのろ走っているとき、窓を開けていると車外から伸びてきた女の手が
乗っている者を外に引きずり出してしまうというのが専らの噂でした。
窓を閉めていると、外から窓を叩く音がするのだそうです。
このときも、窓を開けてしまえば車から引きずり出されてしまいます。 2年前のこと、住職・萩中 帯善さんは小学生たちにこの話を聞かせました。
ある男の子は噂を信じず、頭川トンネルに肝試しに行ってしまったそうです。
しかし、トンネル内でコツコツと何かを叩くような音を聞き、恐ろしくなった男の子は引き返しました。
そのとき、男の子はトンネルの奥に、長い髪の女を見ます。
女は凄い勢いで男の子に迫ってきました。
無我夢中で逃げ、お寺に戻ってきた男の子は、安堵の息を漏らします。
けれども女は男の子を追ってきていました。
布団の中で男の子が震えていると、廊下をひたひたと近づいてくる足音があります。
そして部屋のふすまが開けられ、布団を捲る音が聞こえてきました。
ばさりと捲り、「ここにはいない…」 と呟く女。
ついに女の手は男の子の布団に伸び………
「ここだっ!」
翌日、布団の中で冷たくなっている男の子が発見されたそうです。 『肝試し』
そのときの少年が寝ていたのがこの部屋だ、と話を締めくくった住職。
亮太くんは、「男の子が死んだなら、誰から聞いたんだ」 と住職の話を茶化しました。
ところが住職は、その男の子・笠部 辰寛くんの葬儀を行い、一晩経をあげた際に、
彼の霊が現れて話してくれたのだ、と返すものですから益々恐怖はつのります。
早速、担任の田丸 直樹先生の指示で肝試しが始まりました。
ルートは墓地を抜け、首無し地蔵の前にある紙を取って、名前を書き、紙を鐘撫堂に置いてくるというもの。 [1]
肝試しの途中、「笠部家之墓」 と記された墓石を見つけた2人。
そのとき、背後から足音が聞こえてきました。
自分たちのすぐ後ろで止まった足音に振り返ると、そこには学生服の少年が1人。
荒井 昭二と名乗った少年は、笠部辰寛は自分の祖父で、
恐らく2人は住職にからかわれたのだろう、と言います。
驚きのあまり、紙を置いてくるのも忘れて戻ってきてしまった2人は、大いにバカにされてしまうのでした。
そして二学期が始まって最初の日。
2人は岡沢さんが林間学校の間に自宅で亡くなったという事実を知らされます。
亮太くんが先生に、林間学校で岡沢さんに会ったことを言うと、先生は岡沢さんが林間学校を
とても楽しみにしていたから、きっと一緒に来たかったんだろう、と言いました。 [2]
何事もなく首無し地蔵に辿り着いた亮太くんと勝平くん。
そのとき、いきなり2人を脅かしてきたのは、ペアとはぐれたという岡沢さんでした。
亮太くんにお寺まで送って欲しいと言う岡沢さんですが、脅かされたことに腹を立てた亮太くんは
彼女を置き去りにし、勝平くんと共に帰ってしまいます。
二学期が始まり、2人は岡沢さんが林間学校中に自宅で亡くなっていたことを知らされました。
クラス全員で岡沢さんの遺影に手を合わせ、涙を流したその帰り。
亮太くんは岡沢さんのお母さんに呼び止められます。
手渡されたのは、岡沢さんが亮太くんに当てた手紙でした。
岡沢さんは亮太くんのことが好きだったようです。
自分が長くないと知って書いたその手紙には、こう書いてありました。
もう自分は面倒をみてやれないから、勝平に面倒をみて貰うこと、
大きくなったらいい女を見つけて結婚すること、
天国に来たらまた面倒見てやるから頑張って生きること。
最後は、「ちょっとだけ、さよなら」 と締めくくられたその手紙を読んだ2人は、
あれから少しだけ女の子に優しくなったようです。 滋賀『虫捕り』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
途中ミニゲームもあるが獲得契力のみ変化でED変化なし。
<登場人物>
倉崎亮太・重沢勝平・箕澄雄大
<ED変化>
・状態異常
重沢勝平
・移動なし
<派生シナリオ>
・滋賀『三上山の大百足』
選択肢で解放・自動移動。終了後は『虫捕り』に戻る。
・滋賀『都市伝説家族 大百足編』
選択肢で解放・自動移動。
・滋賀『ある写真家の記録 三上山編』
選択肢で解放・自動移動。
<関連シナリオ>
・富山『肝試し』
倉崎亮太・重沢勝平が富山にいることが条件
・千葉『学校であった怖い噂』
倉崎亮太がメール条件の一人
・兵庫『紙芝居のおじさん』(任意)
倉崎亮太・重沢勝平が兵庫にいることが条件。ED後徳島へ移動
・新潟『心霊写真』
箕澄雄大が新潟にいることが条件
・鹿児島『幽霊ホテル』
箕澄雄大が鹿児島にいることが条件 <あらすじ>
倉崎 亮太くんと重沢 勝平くんは、家が隣同士の幼馴染み。
今日は、三上山の秘密の場所に、カブトムシやクワガタを捕りに行きます。
ところが勝平くんは、いざ山へ行こうというときになって、何だか浮かない顔。
(分岐1)
[派生1]
気乗りしない様子の勝平くんに、別の遊びをしようか、と持ちかける亮太くん。
そこで2人は、先日亮太くんが買って貰ったゲームで遊ぶことにしました。
→『ある写真家の記録 三上山編』へ [1]
そんな勝平くんに焦れた亮太くんは無理矢理山に連れて行きますが、
いざ秘密の場所に入ろうとしたところで、勝平くんは逃げ帰ってしまいました。
(分岐2)
1人でも10匹カブトムシを捕まえてやる、と意気込む亮太くんは……
(ミニゲーム)
大量のカブトムシを捕まえた亮太くんは、意気揚々と山を下ります。
しかし、大収穫と引き替えに、お母さんから痛すぎる拳骨を貰ってしまった亮太くんでした。
[派生2]
※(分岐2)から
逃げてしまった勝平くんに怒った亮太くんは、「1人でも100匹捕まえる」 と宣言します。
「大きなカブトムシを捕れば、1匹1万円くらいで売れるから、100万円だ!」
→『都市伝説家族 大百足編』へ [2]
※(分岐1)から
不思議に思った亮太くんが尋ねてみると、あの秘密の場所にある変な縄は、注連縄というもので、
勝平くんのお祖母さんが、決して注連縄の向こうに行ってはいけないと言ったのだそうです。
更に勝平くんは、三上山に居るという大百足の化け物について話してくれました。
『三上山の大百足』
昔、三上山には大百足という恐ろしい化け物が棲んでいました。
三上山を七巻きしてもまだ余るという巨大なその百足は、人や馬を襲って喰っていたそうです。
あるとき、瀬田の唐橋にやって来た侍・俵 藤太は、その橋に横たわる60mの大蛇を
平気で踏み越えていくような豪傑でした。 するとその夜、大蛇が美しい姫となって夢に現れ、俵藤太の強さを見込んで百足退治を依頼してきました。
俵藤太は三上山に向かい、襲いかかってきた大百足に矢を放ちますが硬い体に歯が立ちません。
そこで俵藤太は、姫が教えてくれた大百足の弱点である唾を矢に掛けました。
矢は見事、大百足を貫き、三上山には平和が戻ったのです。
俵藤太に百足退治を頼んだ姫は、琵琶湖の竜神族の娘でありました。
彼女は俵藤太を竜宮に招待し、数々の宝物を与えたと言います。 『虫捕り』
物語の中で倒された大百足は1匹ですが、三上山にはまだ大百足が棲んでいると言います。
そして、注連縄はその大百足を封じるためのものだと勝平くんは言いました。
けれど、物語の通りなら、大百足に唾を掛ければ良いだけの話です。
2人はお祖母さんの忠告に従わず、注連縄を越えて、カブトムシを捕りに行きました。
たくさんのカブトムシを捕ることが出来て、大満足の2人。
そのとき、2人は木の幹に開いた大きなうろに気が付きました。
きっと中にはカブトムシやクワガタがたくさん居るはず…。
勝平くんが手を突っ込むと、強烈な痛みが走り、手が抜けなくなってしまいます。
必死で引っ張り、何とか穴から手を抜くと、その腕にはびっしりと百足が絡みついていました。 腕がパンパンに腫れあがり、泣きわめく勝平くんは家に帰るとそのまま病院に連れて行かれます。
散々怒られた亮太くんは、翌日、寝込んでいた勝平くんのお見舞いに行きました。
すると、勝平くんは腕の感覚がなくなっている、と言います。
布団を捲って見てみると、腕は真っ赤になり、ボコボコと蠢いているではありませんか。
(分岐3)
急いで勝平くんのお母さんを呼ぶと、勝平くんは再び病院へ。
そしてそのまま、二度と戻ってくることはありませんでした。 [3]
※(分岐3)から
勝平くんの異様な腕を見た亮太くんは怖くなり、「大丈夫だよ」 と嘘を吐いてしまいました。
治ったらまた遊ぼう、と約束する2人。
その夜、勝平くんのことを考えて眠れなくなった亮太くんが、窓を開けて涼しい風を入れようとすると
窓の外に何やら人影らしきものが見えます。
それは勝平くんでした。
勝平くんは、お別れを言いに来た、と告げます。
驚く亮太くんの目に映ったのは、人とは思えない顔に変貌してしまった勝平くんの姿。
苦しそうな亮太くんの口から、巨大な百足がぞろぞろと吐き出されます。
勝平くんは、「亮太のこと、友達だと思ってた」 と言い残し、三上山へと去っていきました。
その後亮太くんは、三上山で脱皮をしたかのような子どもの皮が見つかったという噂を聞きます。
単なる噂かも知れませんが、今でも亮太くんの部屋にはよく百足が出るのだそうです。 滋賀『都市伝説家族 大百足編』
一本道型。
<ED変化>
状態異常・移動なし
<あらすじ>
秘密の場所にいた先客に顔をしかめる亮太くん。
そこでは小路山一家が、大百足を求めて陣を構えていました。
カメラをセッティングし、危険に備えてペットボトルに大量の唾を用意している一家。
そのとき、物音を立ててしまった亮太くんは、この怪しい一家に見つかってしまいます。
恐怖で泣き出した亮太くんですが、有無を言わさず、大百足見学ツアーに同行させられました。
森の奥の洞窟へやってきた一行。
すると、小路山一家は “大百足を復活させる呪文” とやらを唱えながら洞窟へ入っていきます。 洞窟の外に置き去りにされた亮太くんが、ぽかんと彼らの背中を見送っていると、
突然、洞窟の上に、丸く光るものが2つ現れました。
これは洞窟ではない、大百足そのものなんだ。
そう気づいた瞬間、亮太くんは死にものぐるいで逃げ出しました。
無事、山を下りた亮太くんは、それ以来、三上山に近づくことはありませんでしたが、
何事も起こらなかったところを見ると、大百足は復活していないのでしょうか。
そして、あの一家は……。 滋賀『ある写真家の記録 三上山編』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
<あらすじ>
ゲームをするため、家に帰ろうとした2人を呼び止めたのは、箕澄 雄大さん。
[1]
ニコニコと話し掛けてきた見知らぬ男を警戒して逃げ出す2人。
2人はそのまま亮太くんの新しいゲームで遊び、楽しい夏休みの1日を過ごしました。 [2]
三上山の注連縄を撮りに来たという箕澄さんが、プロのカメラマンだと知り、2人は大興奮です。
自分たちを撮って欲しいと言うと、箕澄さんは人物は撮らないようにしていると言いました。
それでも強請ると、「何が写っても知らないよ」 と言い、2人並んでいる写真を撮ってくれましたが、
デジタルカメラの画像を見せるときにも、驚かないようにと念を押されます。
そこに写っていたのは、2人の体を引きずり込もうとするような数多くの腕…。
しかもその腕は写真の中で動いていたのです。
2人は一目散に逃げ帰りました。
後日、あの場所でもう一度写真を撮ってみましたが、あんな現象は起こりません。
そして、例のカメラマンに再び会うこともありませんでした。 岩手『生き埋め』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
洞窟からの脱出を目指し東西南北に進む内容であり成否によりEDが変わるためミニゲーム型とも言える。
<登場人物>
目黒百合子
<ED変化>
・状態異常
目黒百合子
・移動なし
<関連シナリオ>
特になし <あらすじ>
目黒 百合子さんは、闇の中で目を覚ましました。
どうやら香山 隆さんと共に、通りすがった洞窟に入ったところで落盤に遭ったようです。
「何としても君だけは助けてみせるよ」
そう約束した隆さんは、真っ暗で何も見えないと不安げな百合子さんの手を取り、歩き始めますが…… [1]
どこからか、助けを求める女性の声がすることに気が付いた百合子さん。
嫌な予感がするという隆さんに、自分たち同様、生き埋めになった被害者に違いないと、女性を探しに行きます。
そして間近に迫った女性の声は…
「一緒に…一緒に…地獄へ行こうよ……」
[2]
永遠に続くかと思われた暗闇に、一筋の光が差し込みました。
ついに出口に辿り着いたのです。
光の下で百合子さんが振り返ると、そこに隆さんの姿はありません。
その手の感触は確かにあるのに…。
見下ろした百合子さんの目に映ったのは、自分の腕をしっかりと握りしめる千切れた腕…。
悲鳴をあげる百合子さんの脳裏に、隆さんの言葉が過ぎりました。 [3]
もう疲れて歩けない、と言う百合子さんを励ます隆さん。
しかし、百合子さんは自分を呼ぶ女の声がするのだ、と呟きます。
声に従えば楽になれると意識を手放した百合子さんを呼ぶことしか、隆さんには出来ませんでした。 秋田『旅の思い出』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
<登場人物>
佐竹孝昭
<ED変化>
・状態異常
佐竹孝昭
・移動なし
<関連シナリオ>
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ <あらすじ>
佐竹 孝昭くんは、久しく会っていなかった旅行好きの伯父・原町 徹さんの家に招待されました。
おじさんは旅の写真を見せるのが好きで、今もテーブルの上にはアルバムが積み上げられています。
しかし、おじさんが取り出したのは剥き出しになった5枚の写真。
促されるままに目を通すと、阿蘇大橋の映った写真の中に、1枚奇妙なものが映っていました。
口を開けた女の顔が写真いっぱいに広がっているのです。
そのとき、不意に鐘を鳴らすような奇妙な音が聞こえました。
次におじさんは、平和の滝で撮ったという写真を5枚、手渡しました。
今度は、こちらを睨み付ける女の顔が大写しになったものが1枚混じっています。
そして、またも聞こえる奇妙な音……。 [1]
心霊写真について尋ねると、おじさんは突然、お茶を飲まないかと言い出しました。
佐竹くんの前には、お茶のたっぷり入った湯飲みがあるにも拘わらず…。
その様子に不穏なものを感じた佐竹くんは、おじさんが台所に立った隙に、こっそり家を抜け出しました。
しかし家を出た途端、目の前が暗くなり、そのまま気を失ってしまいます。
気付いたときには病院のベッドの上でしたが、もはや佐竹くんには母親の声も聞こえません。
ただ酷い耳鳴りと、水音だけが響いています。
おじさんの溺死体が見つかったことについて考えることも、今の佐竹くんには出来ませんでした。 [2]
台所に立ったおじさんは、急須に新しいお茶を煎れて戻ってきました。
湯飲みから溢れるのも構わず、どんどんお茶を注ぎ、それが終わると次の写真を見せようとします。
佐竹くんが心霊写真について言及しようとすると、またお茶はいらないか尋ねてきて、埒があきません。
異常な状況に、言いしれぬ不安を覚える佐竹くん。
そのとき、不意におじさんが言いました。
「後ろにいるよ」
佐竹くんの肩越しに何かを見つめているおじさんは、手にしたカメラのシャッターを切ります。
そして聞こえる例の奇妙な音。
気付いたときには、すべて遅すぎたのです。 [3]
先ほどから耳につく音について尋ねると、おじさんは事も無げに、誰も居ないのに2階から聞こえると言います。
おじさんの制止を振り切って、2階へ音の正体を確かめに行く佐竹くん。
すると、天井のあちこちから、雨漏りのように水滴が落ちてきます。
それは2階へ向かうほどに酷くなり、階段を上がりきる頃には、至る所からザァザァと水が流れていました。
その水はどこか潮の香りがします。
畳が水を吸って膨れあがっている和室に入ると、そこに横たわっていたのは、おじさんの溺死体でした。
おじさんの手にはカメラが握られ、絶え間なくシャッター音が響いています。
佐竹くんはすべてを思い出しました。
大学に合格した春休み、おじさんと共に海釣りに行ったこと。
そこで船が転覆したこと。
おじさんは還らぬ人となったこと。
佐竹くんは、おじさんに向かって言いました。
「まだ、そっちにはいけないんだ」 [4]
異常な行動を取るおじさんとの間に流れる沈黙に耐えきれず、佐竹くんは机の上のアルバムを手に取りました。
すると、アルバムは異常なほどにずっしりと重く感じられます。
不思議に思った佐竹くんがアルバムを開くと、中から溢れ出してくる大量の水…。
水の中から、ふやけた写真を拾い上げると、そこにはおじさんの顔が映っていました。
海は、佐竹くんとおじさんを飲み込んで、水底へと沈めてしまったのでした。 山形『人面魚』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。人物を選び噂話を聞いていく。ED無関係な住民が出てくる厄介シナリオ。
兵庫だけ一人話を聞くと選択画面から消えてしまうバグがあり注意。
<登場人物>
・条件
(山形)唐沢伸江・縄枝萌実/(東京)佐藤康文・繁野碧/(宮崎)那須留美子
・その他
(福井)鏑木大吾郎・藤田錐香/(兵庫)加賀美慶介・三橋優一・青山瞬/(宮崎)神林成昌・早中徹平
※住民コンプを目指すなら藤田錐香・加賀美慶介・三橋優一の噂話も忘れずに
<ED変化>
状態異常・移動なし
<派生シナリオ>
東京『人面犬』
神林成昌→繁野碧の順に話を聞くと解放・自動移動
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
縄枝萌実・神林成昌・早中徹平・繁野碧(任意)・那須留美子(任意)・青山瞬(任意)がそれぞれメール条件の一人。
・神奈川『奇声』
佐藤康文・繁野碧が神奈川にいることが条件
・香川『布団』
神林成昌が香川、那須留美子が宮崎にいることが条件
・福岡『トンネル』(非条件)
ED後佐藤康文が福岡へ移動 <あらすじ>
[1]
佐藤 康文くんを選ぶと辿り着く結末。
人面と言えば人面疽が最も恐ろしいという佐藤くん。
特に、谷崎潤一郎の 『人面疽』 の何とも言えない恐ろしさは一読の価値があると言います。
[2]
縄枝 萌実さんを選ぶと辿り着く結末。
鶴岡市の水族館は、クラゲの水族館です。
そこには光の角度で人面が浮き上がる “人面クラゲ” が居るのだとか。
他にもクラゲアイスやクラゲしゃぶしゃぶなど変わったものがたくさんあるので
是非、行ってみると良い、と奨められます。 [3]
唐沢 伸江さんを選ぶと辿り着く結末。
人面魚は果たして偶然に生まれたものなのか?
フライドチキンを作るために、四本足の鶏が開発されたという噂があるように、
人面魚も、何らかの目的で極秘裏に開発されたものなのではないか、と唐沢さんは言います。 [派生]
宮崎県で神林くんから人面犬の話を聞き、東京に出現するという情報を得ます。
東京に向かい、繁野さんを選択すると、人面犬に遭遇したと話してくれました。
彼氏の車で東名高速を走っていたとき、犬の鳴き声を聞いたような気がして振り返ると、
猛スピードで走る人の顔をした犬が居たのだそうです。
犬は、こちらを見てニヤリと笑い、そのまま走り去ってしまったのだとか。
彼氏はどうやら目撃していなかったようで、まったく信じて貰えません。
腹を立てた繁野さんが、数多くいるメル友にメールで報告すると、その中に1人、
自分も人面犬を見たことがあるという女の子がいました。
その女の子は、南の方に住んでいる子だったはず、と言うのですが…。
→東京『人面犬』へ 東京『人面犬』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。縄枝萌実・佐藤康文を選ぶと山形『人面魚』EDになってしまうので注意。
<ED変化>
・状態異常
那須留美子
・移動なし
<あらすじ>
繁野 碧さんが目撃したという人面犬を、自分も見たという那須 留美子さん。
那須さんは、先週、夜中にコンビニの前で野良犬が餌を漁っているのを見かけました。 [1]
野良犬を刺激しないよう、遠回りで過ぎ去ろうとしたとき、犬が不意に顔を上げました。
一瞬しか見えなかったけれども、あれは確かに人面犬だったという那須さん。
誰にも信じて貰えず、唯一信用してくれたのが、メル友の繁野さんなのだそうです。
[2]
物珍しさから近寄ると、こちらを向いた犬の顔は人間にしか見えません。
しかも 「放っておいてくれよ」 と人の言葉を話したのです。
(分岐1)
犬に 「近寄るな」 と言われた那須さんは、足がすくんで動けなくなります。
幸い犬は、そのまま何処かへ行ってしまったのですが、後に残されていた残飯を見てみると、
そこに湧いていたウジ虫には、何と人の顔が付いていました。 [3]
※(分岐1)から
それでも那須さんが無視して近寄ると、その犬は「お前は1週間後に死ぬ」と言い残し去っていきました。
那須さんが話し終えるか否かというとき、突如彼女を襲う人面犬…。
犬の予言は、犬自身によって実行されたのでした。 茨城『雛祭り』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
<登場人物>
西条しおり・西条静江・岸川雛乃・岸川陽子
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
西条しおりがメール条件の一人
・兵庫『水槽』
岸川雛乃が兵庫にいることが条件
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
・兵庫『紙芝居のおじさん』(任意)
西条しおり・岸川雛乃が兵庫にいることが条件。ED後徳島へ移動
・岐阜『火葬場の町』(非条件)
西条しおりが岐阜へ移動(ランダム発生) <あらすじ>
西条 しおりさんは、同級生・岸川 雛乃の雛祭りパーティーに招待されました。
豪華な雛壇を見せびらかされることも、友人たちが彼女に媚びることも気に食わない西条さん。
感情の赴くままに1人で帰ろうとしたそのとき、雛壇にぶつかった衝撃で、人形が壊れてしまいます。
岸川さんは泣き出し、それを聞きつけた彼女のお母さんがやって来ました。
(分岐1) [1]
岸川さんに責め立てられ、いたたまれなくなった西条さんは、弁償すると言い残し、
壊れた人形を片手に、その場を飛び出してしまいました。
自室で1人泣きべそをかく西条さんに、お母さんは岸川さんから電話があったことを伝えます。
しかし、意固地になっている西条さんは、お母さんにきつい言葉を投げつけてしまい、
更なる自己嫌悪に陥りました。
(分岐2)
何とか自分で人形を直してみようと試みる西条さん。
その夜、眠りについた西条さんの元に亡くなったお祖母さんが現れました。
自分が雛祭りに死んだせいで、雛祭りを祝うことも出来なくなった西条さんに、
申し訳ないと謝り、命日ごとに帰ってくるのも、もうやめると言うお祖母さん。 翌朝、西条さんは、お母さんから、お祖母さんの夢を見たと聞かされました。
夢の中でお祖母さんは、古いお雛様は処分して、西条さんのために
新しいお雛様を買ってあげるように言ったそうです。
西条さんはお祖母さんのお雛様を大事にしたい、と言いました。
岸川さんにも許して貰い、今では例の不格好に修繕された三人官女が、
西条さん宅のお内裏様・お雛様と共に飾られているのだとか。 [2]
※(分岐2)から
やはり、明日もう一度岸川さんに謝ろう、と決めて眠りについたその夜。
寝苦しさと息苦しさを感じた西条さんが目を覚ますと、胸の上に亡くなったお祖母さんの姿が…。
自分のお雛様を連れて行くから心配することはない、とお祖母さんは言いました。
翌朝、西条さんの自宅にあったお雛様とお内裏様はどちらも顔が割れていたそうです。
壊された人形は、それがどんな形であっても人間に復讐する…。
お祖母さんはその復讐が西条さんに向かないよう、身代わりを立ててくれたのでした。 [3]
※(分岐1)から
絶対に謝りたくない西条さんは、弁償すると言い残し、人形を掴んで家を飛び出します。
壊れた人形は、何だか自分を睨み付けているような気がしてきました。
(分岐3)
気味が悪くなった西条さんは、その人形をゴミ箱に捨ててしまいます。
その夜、息苦しくて目が覚めた西条さんの耳に、不穏な言葉が聞こえてきました。
「こいつが殺したんだ」
そこには顔のぱっくり割れた雛人形が、じっとこちらを見ています。
人形が、同じ顔にしてやる、と言った途端、猛烈に顔が痛くなりました。
そのとき、不意に亡くなったはずのお祖母さんが現れます。
お祖母さんは涙ながらに、孫を許してくださいと頭を下げ続けました。
翌朝、西条さんの首には痣があり、仏間に飾ってあったお祖母さんの雛人形は
無惨に顔が割れていたそうです。 [4]
※(分岐3)から
自分を睨み付けるように見えて気味の悪い人形を放りっぱなしにしておいた西条さん。
その夜、西条さんの元に顔の割れた人形が現れ、同じように顔を割ろうとします。
危ないところを助けてくれたのは、亡くなったお祖母さん。
お祖母さんは、自分のせいで雛祭りが嫌いになってしまったんだろう、と謝り、
もう二度と帰ってこないから、と言い残して消えてしまいました。
そうじゃない、と叫んだときには、もうお祖母さんはどこにも居ません。
翌朝、夢の話をすると、お母さんは言いました。
お祖母さんが亡くなるとき、幼い西条さんが 「雛祭りはお祖母ちゃんに会いたい」と
駄々をこねたことを。
自分の我が侭で振り回してしまったお祖母さんのため、雛祭りの日を
大切にしようと心に決めた西条さんでした。 石川『おいでおいで』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
<登場人物>
小柳美輪・八島三四郎
<ED変化>
・状態異常
小柳美輪
・移動なし
<関連シナリオ>
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
<あらすじ>
1人で小旅行をするのが趣味という小柳 美輪さんは、友人に裏切られたショックから、
有休を使ってドライブに出ました。行き先は県内の能登半島です。
(分岐1) [1]
千里浜なぎさドライブウェイで休憩を取った小柳さんは、厳門に寄ってみることにしました。
観光スポットらしく、魚介類を焼いている屋台が幾つも並んでいます。
そこでイカ焼きを買おうとした小柳さんですが、何故か屋台のおじさんは2本差し出してきました。
不思議に思いつつも、1本だけ購入してその場を離れた小柳さん。
すると今度はどこからか強い視線を感じます。
(分岐2)
振り返った先には、青白い顔をして黒いコート黒い帽子を纏った男の姿。
小柳さんはその後、機具岩・世界一長いベンチなどの観光スポットを見て回りましたが、
男はどこに行っても彼女の後方に立っており、じっと視線を送ってきます。
(分岐3)
恐ろしくなった小柳さんは車を発進させ、元来た道を急ぎ戻っていきました。
あの男は一体誰なのか、何処かで会ったことがあるだろうか。
どんな顔をしていただろうか………。
小柳さんがそう考えたとき、すぐ後ろから男の声が聞こえてきました。
「こんな顔だよ」 [2]
※(分岐2)から
立ち寄る観光スポットで、必ず背後の視線を感じていた小柳さんですが、
何故か振り向いてはいけないような気がして、決してそちらを見ることはありませんでした。
更に車を走らせ、気づけば道の駅の駐車場で息をついていました。
冷たいコーヒーを飲み、ホッとしたそのとき、再び背後に気配を感じます。
今度も振り替えることが出来なかった小柳さん。
けれど背後には確かに…… [3]
※(分岐3)から
男から逃げなければ、とその場を離れた小柳さんは、夢中で車を走らせました。
そうして着いた場所は 『ヤセの断崖』 。
自殺の名所であり、心霊スポットとしても有名です。
柵の周囲に幾つも立てられた看板を見ながら、ふっと飛び降りてしまいそうになる小柳さん。
そのとき、背後からあの強い視線を感じました。
それに負けじと必死に自分の意識を保ち、友人との喧嘩だって些細なことだった、と思い直します。
帰って仲直りするのだ、と身を翻したその瞬間、小柳さんの体は何かに強く突き飛ばされ…
崖から転落死ながら小柳さんは見ました。
海面にあの男が無数に浮かび上がり、両手で手招きしているのを……。
[4]
※(分岐1)から
観光地に寄らず、ひたすら車を走らせていた小柳さんは、疲れ切って自宅に戻ってきます。
心も体も一向に癒されなかったドライブに脱力感を覚えながら車から降りると、
何故か、使った覚えのないカメラが、1枚残らず使用されています。
そこには一体何が写っているのでしょうか…。 福井『仮面夫婦』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
<登場人物>
・条件
(福井)加藤雅春・加藤里美・倉永輝夫・高柳稔・津蛾亀人・鏑木大吾郎
(生存)神田提造
※神田提造は鹿児島か鳥取を読んで住民登録済で登場。場所不問。
<ED変化>
・状態異常
加藤雅春・加藤里美
・移動
高柳稔・津蛾亀人が埼玉へ
<派生シナリオ>
・福井『嫁威肉附面』
選択肢で解放・自動移動。終了後は『仮面夫婦』に戻る。
<関連シナリオ>
・東京『アルバイト男の事情』(『白昼の悪夢』)
高柳稔が東京にいることが条件
・埼玉『黒百合総合病院』
高柳稔・津蛾亀人が埼玉にいることが条件
・千葉『学校であった怖い噂』
津蛾亀人が徳島へ移動
・兵庫『紙芝居のおじさん』
津蛾亀人が徳島へ移動
・鹿児島『幽霊ホテル』
神田提造の状態異常注意 <あらすじ>
加藤 雅晴さんは、妻の里美さんが1ヶ月も口をきいてくれないことに悩んでいました。
大恋愛の末に結婚した2人は、結婚5年目にして少々倦怠期のようです。
里美さんは、一度怒ると貝のように口をつぐんでしまいます。
初めは謝ればすぐに許してくれましたが、今ではこの有様…。
そんな折り、会社の同僚・倉永 輝夫さんからテレビで見た “仮面効果” の話を聞かされました。
他人とうまく話せない人が、仮面を付けることによって、抵抗感が薄れるというものです。
インターネットで般若の面を見つけた雅晴さんは、この地方に伝わる伝説を思い出しました。 『嫁威肉附面』
鏑木 大吾郎さんは福井県に伝わる昔話をしてくれました。
昔、与三次と清という信心深い夫婦がおりました。
2人は農作業が終わると、村から二里離れた寺の蓮如上人の説法を聞きに行っていました。
ところが、無信心な与三次の母はこれを快く思っていませんでした。
ある日、与三次は崖から転落死し、それが原因で母はより無信心に、妻はより信心深くなります。
母はそれを憎らしく思い、奉られていた鬼女の面を盗んでかぶり、清を驚かすことにしました。
しかし、暗がりで鬼女に出会っても、清は驚くどころか念仏を唱え始めます。
母はそんな清を崖から突き落とし、家へ逃げ帰りました。
すると、どうしたことか鬼女の面が顔から離れません。
奇跡的に助かった清が家に帰ると、そこにはあの鬼女の姿が…。
念仏を唱える清に、鬼女は助けてくれと泣きつきます。
鬼女の正体を知った清は、連如上人のところへ母を連れて行きました。
母が改心すると、面は嘘のように外れて落ちたと言います。
それから母と清は2人仲良く、寺へ通うようになり、面は寺に納められ、今も伝えられているのです。 『仮面夫婦』
結局、購入したのは、ひょっとことおかめの面。
数日後、届けられた荷物には、サービスとやらで般若の木彫り面が同梱されていました。
駄目もとで里美さんに、家にいるときは面をかぶって生活してみないか、と提案すると
無言ではありましたが、おかめの面をかぶってくれます。
仮面効果は確かに有効だったようで、夫婦の仲は日に日に改善されていきます。
けれども里美さんは、いつ如何なる時でも、おかめの仮面を付けたままになってしまいました。
同僚には、無理にでも仮面を取ってしまえと言われる雅晴さんですが……。
[1]
限界を感じた雅晴さんは彼女が他のことに気を取られた隙に、仮面を奪ってしまいます。
おかめの下から出てきたのは……何と見知らぬ女性。
雅晴さんは、泣き崩れる女を前にして、ひょっとこの面をかぶったまま呆然とするしかありませんでした。 [2]
睡眠中も、外出時にも面を外さない里美さんに耐えきれなくなった雅晴さんは、
彼女が眠っている隙に、おかめの面を取ってしまうことにしました。
しかし、仮面を外す前に気づかれてしまい、里美さんは 「裏切り者」 と吐き捨てて寝室を出て行ってしまいます。
そして翌朝は、食事の支度もしてくれず、客間に籠もりきり。
ショックを受けた雅晴さんは、会社から帰ったら里美さんに謝り、仮面を付けたまま生活していこうと決意します。
帰宅した雅晴さんを待っていたのは、押し入れに隠しておいたあの般若の面を着けた里美さんでした。
低い声で 「裏切り者」 と叫んだ里美さんは、包丁を雅晴さんの頭に振り下ろし…… [3]
仮面を外さなくなってしまった妻に不安と苛立ちを感じてはいましたが、
雅晴さんは今無理な行動に出ては、これまでの進歩が水の泡だ、と我慢を重ねます。
そして1年が過ぎました。
今では雅晴さんも常に仮面を付けて生活しています。
そのことが原因で、会社は数ヶ月前に辞めさせられ、周囲からは嘲笑を浴びていました。
2人の関係は格段に良くなったものの、収入がない今、もはや生きていく術がありません。
心中を覚悟した雅晴さんは、最期にもう一度だけ里美さんの素顔を見たいと願います。
里美さんは激しく苦しみましたが、雅晴さんは構わず仮面をむしり取りました。
すると、皮膚と一体化していたのか、仮面の下から現れたのは筋肉が剥き出しになった無惨な顔…。 それから後の話、津蛾 亀人さんと、医師・高柳 稔さんは、
妻の顔面を包丁で切り裂いた猟奇殺人鬼の患者について話し合っていました。
彼は、ひょっとこの面が皮膚になっていると信じているようで、剥がそうとすると激しく暴れます。
今は未だ実験には使わない、という高柳医師。
こちらは順調だという津蛾さんに、お互い社会のために頑張りましょうと激励しあうのでした。 和歌山『相談』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
<登場人物>
浅生深美・春日井千春・緒方真菜
<ED変化>
・状態異常
浅生深美・春日井千春
・移動なし
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
浅生深美がメール条件の一人
<あらすじ>
仕事が忙しく休みが取れていなかった浅生 深美さんにとって、今日は久々の休日。
そこへ突然、友人の春日井 千春さんから、相談があるという電話が掛かってきました。
(分岐1) [1]
御嬢様でマイペースなところのある春日井さんは、浅生さんの都合も考えずどんどん話を進めていきます。
春日井さんは、高校時代の先輩である・東郷 明さんとの結婚を控えているのですが、
彼にまとわりつく邪魔な女性がいるので、浅生さんにそれを排除して貰いたいと言うのです。
(分岐2)
邪魔な人物とは、浅生さんの会社に勤める経理課の緒方 真菜さん。
緒方さんは明さんの同級生で、浅生さんの所属していた美術部部長です。
彼女に目を付けられていた浅生さんは、高校時代、随分と嫌がらせを受けてきました。
しかし、今更悶着を起こすつもりはない浅生さんは、春日井さんの頼みをきっぱりと断ります。
彼から電話がないと愚痴をこぼす春日井さんを適当にあしらい、家から追い出すと
ようやく溜まっていた家事に手を付けるのでした。 [2]
※(分岐2)から
人殺ししろとでも言うのか、と呆れる浅生さんですが、春日井さんはそれを聞いて期待の目を向けてきました。
殺害方法は包丁による刺殺、時期は早ければ早いほど良い。
それを聞いた浅生さんは、「じゃあ、今」 と呟き、何度も何度も春日井さんの腹部を突き刺します。
東郷さんと付き合っていた浅生さんは、彼の浮気癖にほとほと疲れ果てていたのでした。
呪いの言葉を吐いて死んでいった春日井さん。
それを見つめる浅生さんは、自分が最早死者であることを思い出しました。
浮気を繰り返す東郷さんを殺し、自らもまた命を絶っていたのです。
浅生さんはそれでも、死という絆で東郷さんと結ばれたことに満足を覚えていました。 [3]
※(分岐1)から
外出中だったため、春日井さんの相談を受けずに済んだ浅生さん。
夜になり、帰宅した彼女を待っていたのは緒方さんでした。
緒方さんは浅生さんの家に上がり込み、わざとらしく高校時代の思い出話などを口にします。
浅生さんが本題にはいるよう促すと、彼女は “リベンジャリン” を知っているかと尋ねてきました。
殺人を請け負うという名目で金銭を要求し、報酬を受け取るだけ受け取って、あとは音沙汰無し…
という詐欺がリベンジャリンという組織を名乗っていたはず。
そう答えると、緒方さんは本当に交換殺人を行うリベンジャリンがあるのだと言い出しました。
そして、浅生さんがそれを利用した、とも。
気分が悪くなってきた…そう思ったときには、既に緒方さんに仕掛けられた毒が回っていました。 緒方さんは、ある人物と交換殺人の取引を行い、その対象が浅生さんだったのです。
薄れ行く意識の中、緒方さんが告げた依頼主は東郷明。
東郷さんは、恋人である浅生さんに飽きたため、別れたいと考えていたようです。
浮気性が治らなかった恋人と、その男を自分のものにしたつもりでいる馬鹿な女を
嘲笑いながら、浅生さんの意識は失われていきました。 鳥取『サラリーマン山田の冒険』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
派生シナリオ『水木しげる記念館』『妖怪砂蟲』EDを全て見ると新たな選択肢が出現し、このシナリオのEDに辿り着けるようになる。
派生含め状態異常・移動が多め。
<登場人物>
・条件(派生含む)
(鳥取)山田一郎・黒井きらら
(東京)水木しげる・吉岡美紀・木村篤敏
(生存)神田提造・壁鍬又吾郎
※住民未登録なら神田は東京、壁鍬は奈良に出現。登録済なら移動なし
・その他
駿河谷京一
※大阪にいる場合『妖怪砂蟲』で登場。
<ED変化>
・状態異常
山田一郎
・移動
山田一郎が東京へ <派生シナリオ>
・鳥取『水木しげる記念館』
選択肢で解放・自動移動
・鳥取『妖怪砂蟲』
選択肢で解放・自動移動
・高知『ノツゴ』
選択肢で解放・自動移動。終了後は『サラリーマン山田の冒険』へ戻る
<関連シナリオ>
・愛媛『血だらけの男』
黒井きららが愛媛にいることが条件
・千葉『学校であった怖い噂』
吉岡美紀がメール条件の一人
・青森『キリストの墓』
木村篤敏が青森にいることが条件
・福島『安達ヶ原ふるさと村』
木村篤敏が福島にいることが条件
・栃木『殺生石』
木村篤敏が栃木にいることが条件
・大分『地獄極楽』
木村篤敏が大分にいることが条件
・鹿児島『幽霊ホテル』
神田提造が鹿児島にいることが条件。状態異常注意
・奈良『土蜘蛛』
駿河谷京一・壁鍬又吾郎が奈良にいることが条件 <あらすじ>
山田 一郎さんは、鳥取支店の支社長にして、唯一の社員。
『妖怪の餌』 という奇怪な商品を手に、ノルマである新規開拓30件を抱えて青息吐息です。
[派生1]
セールスどころか、道行く人に声を掛けているような状態の山田さん。
すると、港にいた男性・長渕 正巳さんから、水木しげる記念館へ行ってみてはどうかと言われます。
そのアドバイスに、喜び勇んで駆けていく山田さんですが…
→ 『水木しげる記念館』へ
[派生2]
観光地へ行けば観光客に売れるかも知れない、と考えた山田さんは
鳥取砂丘へ足を運ぶことにしました。
→ 『妖怪砂蟲』へ 鳥取『水木しげる記念館』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
<ED変化>
・状態異常
山田一郎
・移動
山田一郎・黒井きららが愛媛へ
<あらすじ>
ここなら…と期待を込めて営業してみる山田さんですが、誰にも相手にされません。
もう死にたい、と呟く山田さんに声を掛けてきたのは黒井 きららさん。 [1]
きららさんの奇妙な格好を見て、関わらないようにしようと考えた山田さんは、
当たり障りのない言い訳をして、その場を立ち去りました。
自分は一体、何をしているのだろうと空しくなった山田さん。
腹立ち紛れに 『妖怪の餌』 を投げ捨てます。
そのとき、風のような音が聞こえたかと思うと、何かが山田さんに襲いかかり……
[2]
魔女のような格好をした彼女に、思い切って事情を打ち明け、『妖怪の餌』 を見せてみました。
これを探していたというきららさんは、何と山田さんの手持ちの分をすべて購入したいと言いました。
しかし、きららさんは今充分なお金を持っていません。
そこで、自分の家まで来て欲しいと山田さんに申し出ます。
言われるがまま、目を閉じた山田さんは、彼女の家だという洞窟のようなところへ瞬間移動していました。
きららさんは、山田さんの目の前で怪しい調合を始めます。
ところが、調合は大失敗。
大爆発が起こり……気が付いたとき、山田さんは魂となって宙を漂っていました。
綺麗な夕焼けを見ながら、何だかすべてがどうでも良くなってしまった山田さんでした。 鳥取『妖怪砂蟲』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
<ED変化>
・状態異常
山田一郎・駿河谷京一
・移動
駿河谷京一が鳥取へ
<関連シナリオ>
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
<あらすじ>
さっぱり売れずに頭を抱える山田さんに、1人の男が声を掛けてきました。
「人生リサイクル株式会社 死神」 と記された名刺を差し出し、一緒に大儲けしないかと言う男。
この 『妖怪の餌』 を売れるようにしてくれると言うのです。 [1]
死神という名称に畏れを抱いた山田さんは、儲け話をやんわりと断ります。
すると、風も吹いていないのに、風のような音が聞こえてきました。
しかし、死神は空耳ではないかと言い、妖怪の餌を手にします。
そのとき、山田さんの前に砂丘の妖怪・砂蟲が現れ……。
砂蟲に食べられ、魂となった山田さんは、死神に回収されてしまうのでした。 [2]
売れるなら何でもする、と意気込む山田さんに死神は、
この 『妖怪の餌』 は、砂蟲が大の苦手としているものだと教えてくれました。
砂蟲とは、鳥取砂丘に住み、人間を喰らう妖怪です。
それがこの 『妖怪の餌』 を持っていれば寄ってこない…。
これを売りにして、死神の指示した売り込み先へ持って行く山田さん。
数ヶ月後、鳥取支社は立派なビルを営業所にするほどに成長しました。
山田さんは、散々小馬鹿にしてくれた本社の人間を黒塗りの車で迎えに行きます。
しかし、その道中、山田さんの乗る車は事故に遭い……。
笑いながら山田さんの魂を捕まえる死神ですが、これだけ儲けさせてやった割りに
山田さんの魂が汚れていないことに不満な様子。
死神もまた、ノルマを達成するために頑張るサラリーマンなのです。 鳥取『サラリーマン山田の冒険』
※『水木しげる記念館』『妖怪砂蟲』EDを全て見た後
<あらすじ>
山田 一郎さんは、鳥取支店の支社長にして、唯一の社員。
『妖怪の餌』 という奇怪な商品を手に、ノルマである新規開拓30件を抱えて青息吐息です。 [1]
あまりに理不尽な仕事に厭気がさした山田さん。
感情の赴くままに、仕事を放り出し、そのまま東京へやってきます。
空腹を覚えるも、お金など持っていない山田さんは、仕方なくゴミ箱を漁ってみることに。
すると、1ヶだけ残ったたこ焼きの箱を発見しました。
それを食べようとしたとき、白髪の奇妙な風体の人物が声を掛けてきます。
貧乏神と名乗るその人物は、たこ焼きをくれたら良いことを教えてやろうと言いました。
(分岐1)
貧乏神を名乗る男にたこ焼きを渡さなかった山田さん。
それから数ヶ月後、山田さんの髪は真っ白になり、あのときの貧乏神にそっくりです。
自由とはいえ、ホームレスになった自分を振り返り、これで良かったのかと思い悩んでいると
その背後に貧乏神が現れました。
彼が言うには、山田さんも既に自分の仲間…貧乏神なのです。 [2]
※(分岐1)から
山田さんがたこ焼きをあげると、貧乏神は人の好い山田さんを気に入った様子。
このまま西に向かっていけば、探しているものが見つかるだろうと予言しました。
言葉通り西へ歩いていった山田さんは1人の女性とぶつかり、彼女は封筒を落としていきます。
中には原稿用紙に書かれた小説が入っていました。
高知『ノツゴ』
一章
妖怪作家・H氏は妻と朝食兼昼食をとりながら、“未知の力” について話をしていました。
H氏は、強い未練を残して死んだ者の霊は、生者に何らかの作用を与えるに違いないと言います。
その死が、次の世代の心に残り、“新形式の生存” を始めるのだと。
H氏は自身の作品 『ケケケの毛太郎』 もきっと名もない霊が自分の心を揺さぶり、
働きかけることで形になったのだろうと考えました。
その名もない霊が、一体何者なのか…。
それが判るまでは、仕事に手がつかないと言うH氏。
妻は、娘たちのことで家計が苦しいときに…と溜息を吐きながらも、
一度言い出したら聞かない夫の性格を熟知しているので、渋々承諾しました。 二章
H氏の妻が通う着付け教室のメンバーに、妙なことに詳しい太ったご婦人が居ました。
妻がそのご婦人に夫の言ったことを尋ねてみると、神仏にでも祈らなければ
無理かも知れないと言います。
疑わしそうな顔をすると、ご婦人は祈るというのは、信じることが大切なのだと解きました。
妻はその言葉通り、近所の祠に毎日毎日祈りを捧げます。
三章
H氏は毎晩同じ夢を見るようになりました。
そこがどこかは判りませんが、いつも最後は土に埋められて苦しい思いをするのです。
四章
尚も同じ夢を見続けるH氏は、ある日テレビに夢と同じ光景が映し出されているのを見ました。
そこは、高知県と愛媛県の境にある南宇和地方。
H氏は四国へ飛び、テレビに映った一本松という町へ向かいます。 五章
H氏の見た夢は、墓場のようなところで穴に埋められ、苦しみながらそこから這い出るというもの。
これは氏の作品 『ケケケの毛太郎』 の出生と一致します。
夢の主こそが、H氏の心を揺さぶった霊なのでしょうか。
タクシーで町を当て所もなく走るH氏はついに夢に見たのと同じ家を発見しました。
そこに居たのは、70歳ほどの老人とその息子。
彼らに、この辺りに人に取り憑く霊が居るという話はないか、と尋ねてみると
「それはノツゴだ」
という答えが返ってきました。 六章
ノツゴ:夜道を歩いていると不意に足がもつれて歩けなくなる。
その原因がノツゴであり、憑きもののような正体不明の妖怪である。
この地方では、ノツゴが出て 「草履をくれ」 と言ったら、鼻緒を切って投げてやると離れますが
草履をやらないと、いつまでも付いてくると言われています。
また、ノツゴは生まれてすぐに殺された貧農の家の子どもの妖怪だとか。
すると、H氏が夢に見ていたのは、やはりノツゴなのでしょうか?
七章
ノツゴになるのは、千四杯の水で供養されなかった子どもだけだと言います。
しかし、ノツゴになりかけて息を吹き返した例や、穴から自力で這い出てきた子もいました。
そうした生きノツゴは、風習として1年育て、人手に渡すのだそうです。
老人の祖父も生きノツゴを拾い、1年後に鳥取県の方にやってしまったとのこと。
老人の差し出す帳面を見ると、その住所はH氏の生家、受け渡した日はH氏の誕生日。
H氏は叫びました。
「すると僕は生きノツゴだったのか!」 鳥取『サラリーマン山田の冒険』
封筒に水木プロダクションと記されているのを見た山田さんは、急いでそれを届けに行きます。
先ほどぶつかった女性・吉岡 美紀さんは大いに感謝し、食事を用意してくれました。
更に山田さんはそこで、水木しげる先生本人にも会うことが出来ました。
思わず自分の何も出来ない境遇や、どうしようもない人生について愚痴ってしまった山田さんは、
水木先生に掛けられた強い言葉に思わず涙をこぼします。
何だか気分が晴れた山田さんは、自分でも小説を書いてみようかと思い立ちました。
タイトルは、『サラリーマン山田の冒険』 。 長崎『信愛』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
派生シナリオ『真愛』を見た後人物移動により新たなEDが追加される。
<登場人物>
・条件
島田次郎・天木茜・赤坂義男・裳異土の翁・黒井くらら
・その他
相良澄江
※『真愛』に登場。他県移動によりED追加および変化
<ED変化>
・状態異常
島田次郎・天木茜
・移動なし
<派生シナリオ>
・長崎『ドリームキャッチャー』
選択肢で解放・自動移動
・長崎『サンブラ樹』
選択肢で解放・自動移動
・長崎『マンドラゴラ』
選択肢で解放・自動移動
・長崎『真愛』
ED後に解放
<関連シナリオ>
・千葉『学校であった怖い噂』
天木茜・赤坂義男・相良澄江がそれぞれメール条件の一人
・鹿児島『幽霊ホテル』
天木茜が鹿児島にいることが条件
・宮崎『モイドン』
裳異土の翁が宮崎にいることが条件
・沖縄『花見』
黒井くららが沖縄にいることが条件 <あらすじ>
島田 次郎さんは、花屋の息子で従業員。
天木 茜さんの勤める喫茶店 『アカシア』 で観葉植物の取り替えサービスを行っています。
彼女に密かに思いを寄せている島田さんですが、自分なんかに好かれては迷惑だろうと
気持ちをあからさまにすることはなく、僅かな会話と彼女のアイスコーヒーを楽しみにしていました。
しかし、そんなある日、天木さんの方から映画のお誘いが…。
(分岐1) [1]
映画が切っ掛けで、2人は何度か一緒に出かけるようになりましたが、自分に自信のない島田さんは、
天木さんが、自分のせいで周囲に笑われていたらどうしよう、とそればかりが気になります。
(分岐1)
一方、天木さんは、そんな彼の思いを知り、優しくて頑張り屋の島田さんが好きだ、と告白してくれました。
こうして2人は恋人となり、島田さんにとって、夢のような生活が始まりました。
ところがある日、突然天木さんから別れを告げる電話が…。
何と、彼女は病気で顔の皮膚が崩れてしまい、もう島田さんには会いたくないと言うのです。
何度電話を掛けても取り次いですら貰えず、島田さんは彼女のために祈ることしか出来ません。
それからしばらくして、1人自宅に居た島田さんの元へ来客がありました。
包帯を顔中に巻いていますが、それは確かに天木さんです。 やっと会えたことに喜び、彼女を部屋へ通すと、天木さんはもう顔が治らない、と嘆きました。
こんな自分では付き合って貰えないよね?と問う天木さん。
(分岐2)
そんなことありません、と強く否定する島田さん。
この顔を見てもそう言えるか、と言いながら、彼女は包帯を外していきます。
現れたのは、以前の美しさを失ってしまった惨たらしい様相。
それでも彼女への気持ちは変わらない、結婚しよう、と言う島田さんに抱きつく天木さん。
けれども、感謝の意を述べた天木さんは、
「さようなら」
と言い残し、走り去ってしまったのです。
慌てて追いかける島田さんの携帯電話に入ったのは、天木さんが自殺したという知らせ…。
何故、幽霊になる前に自分のところへ来てくれなかったのかと涙する島田さん。
自分は、何があっても天木さんへの思いを変えることはなかったのに……と。
→『真愛』解放 [2]
※(分岐2)から
変わってしまった彼女の顔を前に、ずっと一緒にいる、と約束できなかった島田さん。
天木さんは、そんな島田さんの目を、おもむろにナイフで切りつけます。
「一緒に死んで!」 と叫びながら、何度も何度も島田さんの体を切りつけ……
[派生1]
※(分岐1)から
せっかく映画に誘って貰ったのに、女性とデートするのも、優しい言葉を掛けられるのも
初めてだった島田さんは、どうして良いか判らず、逃げ出してしまいました。
もう天木さんに合わせる顔がない、と 『アカシア』 へ行く仕事も代わって貰います。
そんなある日、1人の老人が苗を買って欲しい、と島田さんの店を訪れました。
裕福とは言えないその服装を見て、苗を買うことにした島田さんに、老人は3つの植木鉢を見せ、
このうち1つを選び、見事に育てあげれば人生が変わる、と言います。
島田さんは……
(分岐3)
左の植木鉢を選びました。
→『ドリームキャッチャー』へ [派生2]
※(分岐3)から
中央の植木鉢を選びました。
→『サンブラ樹』へ
[派生3]
※(分岐3)から
右の植木鉢を選びました。
→『マンドラゴラ』へ 長崎『ドリームキャッチャー』
一本道型
<ED変化>
・状態異常なし
・移動
裳異土の翁が宮崎へ
<あらすじ>
翁が言うには、この花は真心込めて咲かせると、話をするようになるのだとか。
花は未来を予言し、ドリームキャッチャーと呼ばれていると言います。
予言が真実かは判らないが、信じれば信じるほど現実のものとなる…と。
翁に言われたとおり、自室で大切に花を育てる島田さん。
やがてきれいな赤い花が開くと、驚いたことに花の中央には美しい女性の顔が…。
呆然とする島田さんの前で、女性は口を開きました。
名前を付けて欲しいと言う花に、『アカネ』 と名付け、その美しい歌声に心癒される毎日。
そんなある日、アカネは突然 「佐藤隆明が貴方を殺しにやってくる。封印されてしまう」 と言います。
不思議な言葉を告げると、アカネはそのまましぼんで枯れてしまいました。
アカネの死に嘆く島田さんは、何故だかこの予言を疑う気にはなれませんでした。 長崎『サンブラ樹』
一本道型
<ED変化>
・状態異常
島田次郎・天木茜・赤坂義男
・移動
裳異土の翁が宮崎へ <あらすじ>
翁は、このサンブラ樹の葉を煎じて飲めば、排泄行為が不要になると言います。
更には、永遠の美しさと若さが保証されるのだ、とも。
ただし良いことばかりではない、と意味深な言葉も残していきました。
島田さんは、半信半疑でそのサンブラ樹を育てることにします。
それから数ヶ月後のこと。
島田さんの友人・赤坂 義男くんが彼女へのプレゼントを買いにやってきました。
食事に誘おうと思ったらダイエット中だと断られた、と愚痴をこぼす赤坂くん。
何か太らなくなるものはないのか、とこぼされ、サンブラ樹の葉をあげてしまいます。
1週間ほど経って、再び花屋を訪れた赤坂くんは、あの葉を煎じて飲んでみたところ、
トイレに行かなくてもよくなり、体調もすこぶる良いので、また葉が欲しいと言ってきました。 島田さんは、翁の言ったことが真実だったことに驚き、葉を調べてみることにします。
すると、拡大したサンブラ樹の葉に、肉眼で見えないほどの虫がびっしり付いているではありませんか。
「気にならない人なら大丈夫だろう」
そう言っていた翁の言葉が思い出されます。
美しくなれても、自分には飲めないな…とサンブラ樹を育てるに留める島田さん。
そんなある日、花屋にあの日以来会っていなかった天木さんがやってきました。
彼女はサンブラ樹をくれないか、と島田さんの耳元で囁きます。
間近で見た彼女の顔は、皮膚の下を無数の小さな粒が這いずり回って見えました。
赤坂くんが葉を独り占めして、自分にはくれないのだ、と叫ぶ天木さん。
正気を失ったような彼女は、そのまま島田さんに襲いかかり……… 長崎『マンドラゴラ』
一本道型
<ED変化>
・状態異常なし
・移動
裳異土の翁が宮崎へ
<あらすじ>
このマンドラゴラを育てるには、たくさんの愛情と、2つの約束を守ることが必要です。
1つは、育てている間、一切の性欲を捨てること。
もう1つは、決して苗に触らないことです。
これを守って育てれば、そのうち買い手が現れ、一生困らないような暮らしが出来ると言いました。
花屋の島田さんにとって、それに触れないよう育てるというのは、なかなか難しいことでしたが
それでも翁の忠告を守り、出来うるかぎりの愛情を注いで育てていきます。
そんなある日、魔女のような奇妙な格好をした幼い少女が花屋を訪れました。 彼女-黒井 くらら-は、マンドラゴラを見せて欲しいと言います。
立派に育ったマンドラゴラを見て喜んだくららは、ウーマンドレイクも育てておいて、と種をくれました。
それからというもの、島田さんの花屋には童話の魔女のような人々が出入りするようになります。
彼女たちは、島田さんの育てるマンドラゴラやウーマンドレイクが絶品だと褒め称え、
多額の代金と、種をくれるようになりました。
すべては、翁の言うとおりになったのです……。 長崎『真愛』
一本道型
<登場人物>
・条件
(生存)島田次郎・相良澄江
(死亡)天木茜
<ED変化>
状態異常・移動なし <あらすじ>
ある小さな会社で事務をしている相良 澄江さんは、目立たないタイプの女性で、
男性から声を掛けられることも、恋愛対象にされたこともありません。
彼女はいつも、空想上の恋愛で満足していました。
その対象になるのは、いつも身近な、自分に釣り合いのとれそうな人物。
今、彼女の頭の中にいる恋人は、花屋の島田 次郎さんです。
薔薇を買いに行ったとき、恥ずかしそうな顔で対応してくれた島田さんを好きになってしまった相良さん。
空想の中で、純情な彼との恋愛を繰り広げる相良さんの前に邪魔者が現れました。
天木 茜というその女性は、言葉巧みに島田さんを誘惑します。
そして、ついに島田さんは、相良さんを裏切り、彼女と逢瀬を重ねるようになりました。
憎い天木茜に制裁を加えるため、相良さんは彼女の髪を手に入れ、呪いを掛けることにします。
自分よりもずっと美しいその顔が、二目と見られないものになるように……。 呪いの力か偶然か、天木茜は奇病にかかり、その美貌は失われました。
けれども、喜びを感じる間もなく、相良さんにも異変が生じます。
皮膚の下に何かが這い回るような、猛烈な痒みを感じるようになったのです。
顔を掻きむしり、皮膚が剥がれ、相良さんは天木茜と同じようになってしまいました。
絶望した相良さんは、ナイフを手に、島田さんの家へと向かいます。
天木茜の美しさに心を奪われた島田さんを殺すために。
幸い島田さんは、包帯で顔を覆った彼女を、天木茜と勘違いしているようです。
けれども島田さんは、醜く崩れた顔を見てさえ、天木茜への愛情を違えることはありませんでした。
島田さんの優しさと、天木茜への思いに打たれた相良さんは、その場を逃げ出します。
そして、天木茜に会って、すべてを告げ、島田さんの真愛も伝えなければ、と決意しました。
例え、天木茜に殺されようとも。
天木茜の自宅へ向かった相良さんが見たのは、自殺した彼女を搬送する救急車でした…。 長崎『信愛』
※『真愛』EDを見た&相良澄江を他県移動で[1]ルートへ
<あらすじ>
島田 次郎さんは、花屋の息子で従業員。
天木 茜さんの勤める喫茶店 『アカシア』 で観葉植物の取り替えサービスを行っています。
彼女に密かに思いを寄せている島田さんですが、自分なんかに好かれては迷惑だろうと
気持ちをあからさまにすることはなく、僅かな会話と彼女のアイスコーヒーを楽しみにしていました。
しかし、そんなある日、天木さんの方から映画のお誘いが…。 [3]
映画が切っ掛けで、2人は何度か一緒に出かけるようになりましたが、自分に自信のない島田さんは、
天木さんが、自分のせいで周囲に笑われていたらどうしよう、とそればかりが気になります。
一方、天木さんは、そんな彼の思いを知り、優しくて頑張り屋の島田さんが好きだ、と告白してくれました。
こうして2人は恋人となり、島田さんにとって、夢のような生活が始まりました。
2人は、グラバー園という季節の花が咲き乱れる公園へやってきました。
花が大好きな島田さんは、満面の笑みで喜んでいます。
すると天木さんが、グラバー園にはハートストーンというハートの形の敷石があると言い出しました。
3つのハートストーンすべてに触れた恋人は、永遠に結ばれるという噂があるのだとか。
無数の敷石から、ハートの形を探して回る2人。
苦労して2つのハートストーンを見つけると、天木さんは3つめは売店にあるのだ、と言います。
そこには敷石ではなく、プレートに飾られたハート型の石が…。
1年後、島田さんと天木さんは結婚しました。
あのとき、ハートストーンの前で撮った写真は、今も大切に飾られているそうです。 岐阜『火葬場の町』
選択肢によってEDが変わる選択肢型。
<登場人物>
・条件
井川浩司・滝園信也・福沢玲子・江見ゆかり・塚山東太・影野一族(影野稔・影野清吉)・伊藤潤二
・その他
西条しおり・田丸直樹
※ランダム出現。EDに影響なし
<ED変化>
・状態異常
井川浩司・滝園信也・江見ゆかり・塚山東太・影野稔・影野清吉
・移動
西条しおり・田丸直樹が岐阜へ
<派生シナリオ>
・岐阜『猫屋敷』
ED後追加の選択肢で解放・自動移動
・岐阜『煙の世界』
選択肢で解放・自動移動
<関連シナリオ>
・兵庫『紙芝居のおじさん』(任意)
井川浩司・滝園信也・福沢玲子・江見ゆかり・影野稔・西条しおりが兵庫にいることが条件。ED後徳島へ移動
・千葉『学校であった怖い噂』
西条しおり・田丸直樹がメール条件の一人。西条は茨城、田丸は滋賀へ移動が必要
・茨城『雛祭り』
西条しおりが茨城にいることが条件
・富山『肝試し』
田丸直樹が富山にいることが条件。ED後滋賀へ移動 <あらすじ>
岐阜県山間のA町で崖崩れが発生し、公民館に集まっていた町民50名以上が死亡しました。
A町は、こうした惨事が多い町で、そのたびに遺体は町はずれの火葬場で火葬されています。
今回の事故で叔父を亡くした滝園 信也さんは、火葬場で順番が来るのを待っていました。
そこで、同じく事故で父親を亡くした友人・井川 浩司さんと顔を合わせます。
どちらともなく敷地内を歩き始めた2人は、この火葬場の不気味さを口にしました。
戦前からあるという火葬場は、例えようもない畏怖を感じさせます。
火葬場の裏手へ回った2人は、そこで遺体を火葬していると思われる強烈なにおいを感じました。
(分岐1) [1]
火葬場裏手で煙突を見上げた滝園さんは、そこからまったく煙が出ていないことに気が付きます。
新しい火葬場ならともかく、戦前のままであるこの火葬場でそんなことがあるのでしょうか。
においを避けて場所を変えた滝園さんは、墓地の向こうに見える裏山から立ち上る煙を目撃しました。
しかも煙は、火葬場から駆動音が止まると同時に消え失せたのです。
火葬と裏山の煙は関係がある、と確信した滝園さんは、その正体を突き止めることにしました。
翌日、井川さんと共に裏山へ登った滝園さんは、煙の出ていた場所で廃墟を発見します。
それはかつて大きな屋敷だったと思しき建物でした。
内部には何故か煉瓦で出来た四角い井戸のようなものがあり、そこから煙が立ち上っています。
凄まじい臭気の中、井戸に顔を突っ込むようにして深呼吸をしている人影…。 それは彼らの高校でも評判の美少女・江見 ゆかりさんでした。
江見さんは、2人に気が付くと、何事もなかったかのように去っていきました。
憧れの少女の奇妙な行動にショックを受けた2人は、互いに口をつぐみ、帰路につきました。
自宅へ帰った滝園さんが煙の話をしてみると、お祖母さんが火葬場の煙は、
昔の地下水道を利用して、郊外へ煙を排出するようになっているのだと教えてくれました。
では、何故民家と思われるあの廃墟から煙が出てくるのでしょうか?
疑問に思いながらも普段通り、学校へ通う滝園さん。
ところが、数日経っても井川さんは登校せず、メールも電話も返事がありません。
彼の家を訪ねても、誰にも会いたくないと言っているようで、顔を見ることも出来ませんでした。
(分岐2) 学校に出てこない井川さんは心配でしたが、そのうち連絡があるだろうと考えていた滝園さん。
しかし、井川さんはそれ以来、行方知れずになってしまいました。
彼の手がかりを求めて奔走する滝園さんは、火葬場で井川さんの携帯電話を見つけます。
江見さんが何か知っているはずだ、と直接尋ねた滝園さんは、彼女からあの異臭がすることに気づきました。
やがて惨事の犠牲者もあらかた火葬を終え、ようやく町中からあの異臭が薄らいできましたが、
それと同時に、江見さんは目に見えて様子がおかしくなっていきます。
ある日、廃墟へ向かう江見さんを目撃した滝園さんが後を付けると、彼女はまたも排煙口に
頭を突っ込み、煙が出てこないせいか、涙を流していました。 そのとき、突如として滝園さんの携帯電話に、井川さんからの連絡が入ります。
助けを求める井川さんは、体を縛られ、火葬炉の中に居ると言いました。
火葬場に駆けつけた滝園さんの耳に届く、井川さんの声…。
井川さんを助け出すべく、炉内に飛び込んだ滝園さんの背後で扉が固く閉ざされます。
扉の向こうに居るらしい井川さんに、ここから出せと怒鳴る滝園さん。
けれども井川さんは、骨しか残っていない自分にはどうしようもない、と呟きます。
井川さんもまた、江見さんと影野さんに騙され、生きながら火葬されてしまったのです。
(分岐3)
滝園さんは扉を思い切り叩くも開かず、激しい痛みと熱を感じ、その体は黒い煙となって裏山から立ち上っていきました。 【2023】クソゲーオブザイヤー part2【据置】
https://pug.5ch.net/test/read.cgi/famicom/1690564897/
を立てたのはID:HCYQcXEnこと謎文字ガイジです
自分の立てたスレを落とすまいと必死なのです
絵文字ガイジ以上のゴミクズです [派生1]
※(分岐2)から
数日経っても井川さんは登校せず、メールも電話も返事がありません。
彼の家を訪ねても、誰にも会いたくないと言っているようで、顔を見ることも出来ませんでした。
自分には何も出来ない、と落ち込む滝園さんですが……
→『煙の世界』へ [2]
※(分岐3)から
火葬炉内に飛び込んだ滝園さんは、中に閉じこめられてしまいます。
もうおしまいか、というときになってお祖母さんの話を思い出した滝園さんは、
何とかみつけた排煙口に飛び込みました。
助かったと思ったのも束の間、激しい炎と煙が滝園さんに迫ってきます。
滝園さんは、狭い旧地下水道(地下道)の中を死にものぐるいで這い進みました。
(分岐4)
枝分かれする地下道で、明るい光が漏れる道に進むと、ついに出口へ到達します。
ホッとした滝園さんの耳を、江見さんの絶叫が突きました。
見れば滝園さんが這い出てきたのは、裏山のものとは違う廃墟の中。
煙を待ちかまえていた彼女と影野さんは、滝園さん本人が出てきたことに仰天したようです。 影野さんに、滝園さんを殺してしまえと言う江見さん。
もはや抵抗する力も残っていませんでしたが、影野さんは滝園さんに掴みかかった拍子に
あの排煙口から転落してしまいます…。
その後、警察の捜査により、井川さんが火葬場で焼かれた事実が明らかになり、2人は逮捕されました。
また、あの廃墟を含め、影野一族が所有する家屋からは、いずれも排煙口が見つかったそうです。
しかしそれが何のためなのか、影野家の人間が何も語らないため真相は不明なのだとか。
影野稔、江見ゆかりの両名は、拘置されている間、原因不明の禁断症状に苦しんでいると言います。 [3]
※(分岐1)から
火葬場の裏手で強烈なにおいを感じました。
滝園さんは、火葬場裏手から見える古ぼけた小屋に、影野 稔さんが入っていくところを目撃します。
そっと中を覗くと、影野さんはその残灰小屋で、人骨と思われるものを貪っていました。
それから数日後、担任から井川さんが行方不明になったという驚くべき事実が告げられます。
井川さんの恋人・福沢 玲子さんが言うには、彼は失踪の前に
「火葬場から死んだ父親の電話が掛かってくる」 と話していたとか。
それからというもの、A町では住民の失踪が相次ぎました。
その中には影野さんや彼の恋人と噂されていた江見 ゆかりさんも含まれています。
ある日の夜、滝園さんの携帯電話に、突如江見さんからの連絡がありました。 彼女と明日火葬場で会う約束をした滝園さんは、福沢さんもまた井川さんから
電話を受け、明日火葬場で会う約束をしたことを知ります。
不審に思った2人は、一緒に火葬場へ向かい、そこで火葬された骨を喰らう人々を目撃しました。
そんな2人に気づいた影野さんの父・影野 清吉は言います。
影野一族は、かつての栄光を取り戻すため、生け贄の骨・灰・煙を必要としているのだ、と。
より良い生け贄を自らの手で得るため、人を攫い、生きたまま火葬することにしたのだ、と。
そのとき、滝園さんの耳に井川さんの声が聞こえてきます。
井川さんの声で影野さんは、喉仏を食べると、故人そっくりの声が出せるようになるのだと言いました。
逃げ出す滝園さんと福沢さんを追いかけてくる影野一族。
墓地の中で2人を追いつめた影野さんの口からは、雑踏の中にいるように、たくさんの人の声が…。 次の瞬間、影野さんは首を押さえて苦しみだし、無数の骨が彼の喉を突き破って飛び出しました。
他の影野一族も、体が大きく膨れあがり、内部から白い骨に貫かれ、死んでいきます。
彼らは、本来の骨格から生えた新しい骨が針山のようになり、体を突き破られていました。
検死の結果、その新しい骨は、すべてバラバラのDNAを持っていたと言います。
そんな中、唯一あの場から逃げ延びたのは、江見ゆかり…。
墓地で墓を暴き、骨を喰らう鬼女の都市伝説が流布し始めたのは、それからしばらくしてのことでした。 [4]
※(分岐4)から
滝園さんは、狭い地下道の中を死にものぐるいで這い進みました。
けれどもその甲斐空しく、滝園さんは炎に包まれ、地下道で命を落とすことに…。
[5]
※(分岐4)から
枝分かれしている地下道を抜け、ようやく出てきた地上に大きく息をついた滝園さん。
そのとき、黒いフードを纏い、巨大な鎌を携えた男が現れました。
男は、「煙の元が出てくるとは珍しい」 と言いながら、滝園さんの首に鎌を振り下ろします。
真っ赤に染まる視界の中、滝園さんの耳には出口へ導いてくれた猫の声だけが響いていました。
→(分岐2)に[派生2]へと続く新たな選択肢出現 [派生2]
※(分岐2)から
登校してこない井川さんのことを、彼の恋人・福沢 玲子さんに相談してみることにした滝園さん。
すると、福沢さん曰く、井川さんはあの廃墟に行った日以来、江見さんの話しかせず、
ついには電話にも出なくなってしまった、と泣き出します。
結局、井川さんはそのまま行方不明になってしまいました。
福沢さんから相談がある、と言われ、てっきり井川さんのことだと思った滝園さんは、協力を申し出ます。
彼女は、町に有名なホラー漫画家が越してきたと言い、その屋敷は常に猫の声が聞こえるにも
関わらず、肝心の猫の姿を見たものが、誰も居ないと話しました。
そして居なくなってしまった愛猫・富江を捜すため、一緒に猫屋敷へ行って欲しいと言うのです。
→『猫屋敷』へ 岐阜『猫屋敷』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
<ED変化>
・状態異常
滝園信也・福沢玲子
・移動なし
<あらすじ>
外壁に蔦の絡まる大きな洋館。
その漫画家は、ここを即金で購入し、移り住んだと言います。
そして、噂通り絶えず聞こえてくる猫の鳴き声……。
滝園 信也さんはチャイムを鳴らし、インターホン越しに猫を探している旨を伝えますが、
対応した男性は、「猫は一匹もいない」 と素気ない態度です。
しかし、福沢 玲子さんが口にした猫の名を気に入ったのか、男性は敷地に入れてくれました。 [1]
その広い庭の中、滝園さんが目にした物置小屋からは、黒い煙が上がっています。
あれは火葬場の煙だ、と確信した滝園さんが物置小屋の扉を開けると、
中には廃墟と同じ煉瓦で出来た井戸のようなものがあり、そこから煙が出ていました。
そのとき、福沢さんが短い悲鳴をあげ、彼女の足に引っ掻き傷が付きます。
見ると、驚いたことに地面から猫の手が突き出ており、動いているではありませんか。
生き埋めにされたのだと思った2人が掘り起こすと、それは猫の腕…に見えるものに、
植物の根が生えた奇妙な物体でした。
滝沢さんがそれを踏みつぶすと、どす黒い液体と煙を出して、潰れてしまいます。
小屋の中には、猫の手足・しっぽ・頭…にしか見えないものが幾つも生えていました。 そしてそれは皆、「にゃあにゃあ」 と鳴いているのです。
「猫草だ」
その声に振り返ると、黒いフードを被り、巨大な鎌を持った男が立っていました。
男が言うには、庭で死んでいた猫を埋めてやったところ、この煙のせいか、
こうした草が生えてくるようになったのだそうです。
そして、草に誘われるのか、近所の猫がやってきては死に、また猫草が生える…。
火葬場の煙が養分になってこんな草が生えるのなら、人の血だったらどうなるだろう。
それを試したくて仕方がなかった男にとって、2人は格好の餌食だったようです。
落ちていく意識の中、猫たちの嬉しそうな声が辺りに響いていました。 [2]
屋敷から出てきた主・伊藤 潤二さんは何故か口に釘を銜えています。
広い屋敷内には、奇妙なオブジェが多数置かれていました。
滝園くんは、おかしな家主とおかしな屋敷に、帰りたくて仕方がありません。
伊藤さんが、富江を見つけたらこちらから連絡すると約束してくれたのを機にお暇しようとします。
一方、福沢さんは奇怪なオブジェを気に入った様子。
また遊びにおいで、と言われて大喜びです。
その後、どうやら福沢さんは1人で頻繁にあの猫屋敷を訪れているようです。
滝園さんは、彼女の体から無数の猫の声がするのを、はっきりと聞きました。
けれども、真相を確かめるためにあの屋敷を再訪する気にはなれません。
福沢さんは、最近何だか顔付きまで猫に似てきたように見えるのですが……。 岐阜『煙の世界』
一本道型
<ED変化>
・状態異常
井川浩司
・移動なし
<あらすじ>
井川 浩司さんは、廃墟で江見 ゆかりの異様な行動を目撃して以来、毎日廃墟に通っていました。
彼は片思いの相手である江見さんを、あの奇行から救いたいと日々ここで彼女を待ち続けていたのです。
煙が出ていなくとも周囲に染みつく異臭に吐き気や頭痛を覚えながら彼女を待つ井川さん。
頭痛は酷くなり、目の奥が熱く痛み出しました。
目を押さえると、奇妙な光がまぶたの裏に見えます。
そして、ゆっくりと目を開いたとき、そこに広がっていたのは廃墟だったはずの美しい建物。
中には黄金色の煉瓦で出来た排煙口と、立ち上るピンク色の煙…。 井川さんは誘われるように、その魅惑的な煙を吸い込みました。
恍惚とした表情で煙を吸い続ける井川さんの目に、煙と共に上ってくる銀色の人影が見えます。
煙と共に宙を舞う人影の中には、死んだはずの父親も居ました。
父親に手招きされ、彼らの仲間に入ろうとする井川さんですが、地上を離れることが出来ません。
もがく井川さんの背後から声を掛けてきたのは、影野 稔さん。
影野さんは、井川さんが魂を預けてくれるなら、この煙が願いを叶えてくれると言います。
迷わず 「江見ゆかりの愛」 を願った井川さんは、影野さんに導かれるまま、歩き始めました。
火葬場の焼却炉の中へ。 新潟『心霊写真』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
<登場人物>
庄田明美・梶取留香・工藤誠人・小沼真希・箕澄雄大
<ED変化>
・状態異常
庄田明美・梶取留香・工藤誠人
・移動なし
<派生シナリオ>
・新潟『都市伝説家族 どんち池編』
(特定選択肢経由後)EDで解放
・新潟『ある写真家の記録 どんち池封印編』
全ED後選択肢で解放・自動移動
<関連シナリオ>
・滋賀『虫捕り』
箕澄雄大が滋賀にいることが条件
・鹿児島『幽霊ホテル』
箕澄雄大が鹿児島にいることが条件
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
<あらすじ>
私立女子校に通う庄田 明美さんは、親友の梶取 留香さんから凄い写真がある、と言われました。
どうやら、今までその写真のことで盛り上がっていたようで、彼女の周りには人だかりが出来ています。 [1]
凄い写真、とやらを差し出されましたが、庄田さんはそんなものを見る気分ではありませんでした。
するとつまらなそうに口を尖らせた梶取さんは別のクラスメイトのところへ行ってしまいます。
梶取さんの写真はクラス中の噂となり、次の休み時間には別のクラスの生徒もこぞってそれを見に来ました。
ところが当の梶取さんの姿が見当たりません。
皆が探す中、突然彼女の大声が響き渡りました。
見ると、向かいの棟の屋上に梶取さんが立っているではありませんか。
彼女は場違いなほど陽気な声で 「みなさん、さようならぁ」 と叫び、笑顔のまま落ちていきました…。 [2]
それはこの辺りで有名な心霊スポット・どんち池で彼女が恋人と撮った写真なのですが、
庄田さんが見てみると、印刷されているはずのその写真が動き、奇妙なものが写し出されました。
(分岐1)
更には、その写り込んだ “何か” は見るたびに違うのです。
(分岐2)
庄田さんは授業中も、あの写真が何だったのか気になって仕方がありません。
ふと梶取さんの後ろ姿を見ると、その背後に髪の長い女性が立っています。
(分岐3)
一瞬で消えたそれに恐怖を抱いた庄田さんは、梶取さんを避けるようになりました。
それから数日後、梶取さんは屋上から飛び降ります。
飛び降りる寸前に、「サヨナラ」 と言った声は、信じられないほど明るく、清々しいものでした。 [3]
※(分岐2)から
写真があまりにも不気味だったため、庄田さんは忘れてしまおうと決めます。
翌日、梶取さんは何の前触れもなく屋上から飛び降りました。
庄田さんは、梶取さんを救えたはずだ、と後悔の念に駆られます。
その日の放課後、庄田さんはあの写真を撮ったカメラマン・箕澄 雄大さんに呼び止められました。
(分岐4)
箕澄さんは、自分は心霊写真を撮ってしまう能力があるのだと話します。
そしてその写真を、自分以外の人が持っていると、気が触れて死んでしまうらしいのだ、と。
それに気づいたのは、梶取さんの写真を撮ってからしばらくしてのことでした。
彼は、呪われた写真は、どうやら持ち主が死ぬと消滅してしまうらしいが、
念のため、対処方法を教えておきたい、と言います。
写真を祓うためには、十字に破き、それを重ねて更に十字に破いたら、火を付けて燃やすこと。
箕澄さんは、梶取さんの死は自分の責任なので、自分を責めないで欲しいと言い残し去っていきました。 [4]
※(分岐3)から
奇怪な写真と、彼女の背後に現れた女…。
不安になった庄田さんは、梶取さんに写真を捨てるよう進言します。
本物の心霊写真に浮かれている梶取さんは聞き入れてくれませんでしたが、
写っている彼女自身にも良くないことが起こるはず、と忠告すると、不安そうな顔を見せました。
そのとき、生活指導の工藤 誠人先生が現れ、写真を没収してしまいます。
翌日、登校した庄田さんを待っていたのは、工藤先生が事故死したという知らせでした。
何でも工藤先生は、トラックの前に笑いながら飛び出し、轢かれてしまったのだとか。
あの写真の行方は、判らずじまいでした。
→呪われていると忠告した上でこのEDを見ると『都市伝説家族 どんち池編』解放 [5]
※(分岐1)から
梶取さんから動く心霊写真を見せられた庄田さんは躊躇いなくそれを(同方向に二回)破り捨てました。
すると、大音量の悲鳴や笑い声が教室に響き渡ります。
写真からは白い靄のようなものが噴き出し、その中にはたくさんの人の顔が…。
教室はパニックに陥り、駆けつけた教師も、目の前の出来事に呆然とするばかり。
その無数の顔は、教室の壁や天井に染みのように残りました。
今では庄田さんたちの教室は、開かずの教室となっているそうです。 [6]
※(分岐1)から
梶取さんの写真を(十字に)破った庄田さんは、それを飲み込んでしまいます。
次の瞬間、庄田さんの体内から、真っ黒い煙が噴き出してきました。
庄田さんのあげる悲鳴には、幾人もの人の多様な声が混じり合っています。
倒れ行く庄田さんの目に映ったのは、ペラペラと薄くなってしまった自身の体…。
彼女は無数の顔と共に教室の壁に染み込みました。
ここが開かずの教室になってからは、クラスメイトとも会えず、それでも彼女は生きているのです。 [7]
※(分岐1)から
十字に2回破った写真を燃やしてしまおうと思ったのですが、マッチもライターもありません。
(分岐5)
そのため、職員室でライターを借りようと駆けだした庄田さん。
すると、入口で生活指導の工藤先生にぶつかってしまいます。
先生は庄田さんを叱りつけますが、その間にも写真から黒い煙が噴出してきました。
先生には煙が見えていないようで、怯える庄田さんを叱るばかり。
煙はどんどん、先生の体内に吸い込まれていきます。
先生は奇妙な声をあげて動かなくなってしまいました…。
工藤先生は、異様な言動をとりながらも生活を続けています。
庄田さんは最近、先生の周りにある靄の中の顔が喋っていることに気が付きました。
彼らはしきりに 「佐藤隆明がやってくる。佐藤隆明は傍まで来ている」 と言っています。
佐藤隆明とは、一体誰なのでしょうか。 [8]
※(分岐5)から
誰か火を持っていないかと呼びかけていると、梶取さんが驚いたようにこちらを見ています。
見れば、千切れた写真から黒い煙が噴き出していました。
人間のにおいがするその煙は、庄田さんの体内へ侵入してきて…… [9]
※(分岐5)から
不良の小沼 真希さんならライターを持っているはず。
そう考えた庄田さんは、必死に小沼さんに頼み込みます。
渋々出してくれたライターを奪い、写真に火を付ける庄田さん。
すると白い煙と共に光球が発生し、それは天井に上って消えてしまいました。
後には、写真の燃えかすさえも残っていません。
教室中が呆然とするなか、小沼さんだけは平然とライターを返せと要求し、
自分を恫喝してみせた庄田さんに笑顔を見せました。
あの対処が良かったのか、不幸なことは何も起こっていません。
小沼さんが庄田さんに、笑いかけたり、挨拶をしてくれるようになったのが唯一の変化かもしれません。
※全EDを見た後[3](分岐4)に新たな選択肢出現
[派生1]
※(分岐4)から
庄田さんは箕澄さんに誘われ、どんち池に行くことにしました。
→『ある写真家の記録 どんち池封印編』へ 新潟『都市伝説家族 どんち池編』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
<登場人物>
・条件
(生存)庄田明美・梶取留香
(死亡)工藤誠人
<ED変化>
・状態異常
庄田明美・梶取留香
・移動なし
<あらすじ>
梶取 留香さんから心霊写真を返して欲しいと言われた庄田 明美さん。
返せないなら、どんち池で心霊写真を撮ってきて、と梶取さんは言います。 [1]
我が侭な梶取さんに腹が立った庄田さんは、彼女を冷たくあしらいます。
すると梶取さんは完全に拗ねてしまい、庄田さんをわざとらしく避けるようになりました。
いつものように、向こうから態度を軟化させるだろう、と思っていたのですが、
梶取さんはそのまま行方不明になってしまいます。
庄田さんは、彼女がきっとどんち池に行って行方不明になったに違いないと考えました。
あのとき喧嘩をしていなければ…。
幾ら後悔しても、梶取さんが戻ってくることはありませんでした。 [2]
一人でどんち池に行くことになった庄田さん。
道もない道を歩き、ようやくどんち池に辿り着きました。
とにかく池の写真を何枚も撮り、さっさと引き返そうとしたとき、女の笑い声が聞こえます。
恐る恐る振り返ったそこには小路山 彦麻呂・京香夫婦の姿が。
どうやら彼らは、どんち池に出るという河童を探しに来たようです。
更に、先ほどの笑い声は、娘の小路山 胡桃だと教えてくれました。
ホッとしたのも束の間、2人は胡桃は泳げないのに、どんち池に入って行ってしまったと、とんでもないことを。
手足をバタつかせている胡桃ちゃんが溺れているのではないか、と慌てる庄田さん。
にも関わらず、夫婦は自分たちは泳げないから、と平気な顔をしています。
池に飛び込み、胡桃ちゃんを助けようとした庄田さんですが、強い力で水中に引きずり込まれてしまいました。 沈んでいった庄田さんを気にも留めず談笑する小路山一家。
そこへ池から上がってきた息子・小路山 彦喜代は、泳いでいるとき
頭上にあった棒が邪魔だったから、沈めて泥の中に埋めてきた、と言います。
一家は、河童に会えなかったことを残念がりながら、また次の目的地へと向かうのでした。 [3]
梶取さんと一緒に、どんち池まで心霊写真を撮りに行くことになりました。
苦労して辿り着いた池をバックに、梶取さんの写真を撮ろうとしたところ、いきなりフレームインする2つの顔。
それは、河童を探してどんち池にやってきた小路山夫婦でした。
梶取さんが、ここは入水自殺した女の幽霊が出る、というと夫婦は河童よりもその写真を…と息巻きます。
夫婦が池に向かって呼びかけると、そこから顔を出したのは彼らの息子。
しかも、手には水底に沈んでいたという髑髏を持っているではありませんか。
足がすくむ庄田さんと梶取さん。
そのとき、突然池の方から不気味な笑い声が聞こえてきます。
2人は這い蹲るようにして必死に逃げ出しました…。
あれ以来、梶取さんが心霊写真について口にしたことはありません。
庄田さんの直感は、彼らが人間ではない何者かだ、と告げていました。 新潟『ある写真家の記録 どんち池封印編』
一本道型
<ED変化>
・状態異常
梶取留香
・移動なし
<あらすじ>
梶取 留香さんの自殺は、どんち池で撮った心霊写真に原因があるような気がしてならない庄田 明美さんは、
その写真を撮ったカメラマン・箕澄 雄大さんに誘われて、どんち池へと足を運びます。
車を走らせ、そこから更に山道を歩くと、ようやくどんち池に辿り着きました。 箕澄さんに心霊写真を撮る能力が備わったのは、およそ一ヶ月前のことだそうです。
けれど、箕澄さん本人には写真の中の異変を見ることが出来ず、それに気づいたのは数日前。
彼は、これまでに撮った写真を処分して廻ると同時に、写ったものを鎮めていると言います。
それが自分の運命なのだ、と気づいたから、運命に働きかけていきたい、と語る箕澄さん。
そして、庄田さんにも自分と同じく、常人では持ち得ない能力を感じる、と告げました。
話し終えた箕澄さんは、早速この池にいるものを助けるため、数台のカメラで次々に池の写真を撮っていきます。
庄田さんが見ると、写真には池の中に立つ、髪の長い女が写っていました。
大量の写真をすべて作法に従って破り、燃やしていく2人。
その煙は、空中に現れた光球へと吸い込まれていきました。
自分も運命を見つけられるだろうか、と呟く庄田さんを励ます箕澄さん。
庄田さんがその運命に働きかければ、いずれまたどこかで会う日が来るだろう、と。 鹿児島『幽霊ホテル』
選択肢+ランダム+ミニゲームでEDが変わる複合型。
PS2の時間を設定しないとランダム分岐しなくなるバグがあるので注意。
更には一部人物が住民登録されていないと選択肢が減り、見れるEDが減るため要注意。
<登場人物>
神田提造・水瀬亜理紗・安堂美紅・大竹晋太郎・
黒井うらら・箕澄雄大・天木茜・塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合
(※下段6人は他県シナリオで住民登録しなければ選択肢が減る)
<ED変化>
・状態異常
神田提造
・移動
神田提造が東京、天木茜が長崎へ <派生シナリオ>
・鹿児島『エレベーター』
選択肢で解放・自動移動
・鹿児島『都市伝説家族 イッシー編』
選択肢で解放・自動移動
・鹿児島『ホッピングばばぁ』
選択肢で解放・自動移動
・鹿児島『鹿児島観光ホテル』
選択肢+ランダム+ミニゲームでED後解放・自動移動 <関連シナリオ>
・福井『仮面夫婦』
神田提造の生存が条件
・鳥取『サラリーマン山田の冒険』
神田提造の生存が条件
・千葉『学校であった怖い噂』
水瀬亜理紗・天木茜がそれぞれメール条件の一人。天木茜は長崎へ移動が必要
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
・高知『猫の霊』
黒井うららが高知にいることが条件
・滋賀『虫捕り』(登録は『ある写真家の記録 三上山編』)
箕澄雄大が滋賀にいることが条件
・新潟『心霊写真』
箕澄雄大が新潟にいることが条件
・長崎『信愛』
天木茜が長崎にいることが条件
・埼玉『棚婆』
塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合が埼玉にいることが条件
・北海道『百段階段』
塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合が北海道にいることが条件
・兵庫『紙芝居のおじさん』(任意)
塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合が兵庫にいることが条件。ED後徳島へ移動 <あらすじ>
ペット用品の営業をしている神田 堤造さんは、出張で鹿児島を訪れていました。
普段利用しているホテルが改装中のため、『鹿児島観光ホテル』 という宿をとった神田さん。
そこは思いがけず、満足のいく設備やサービスの揃った良いホテルでした。
ところが、宿泊した404号室は、バスルームに長い髪が落ちていたり、
口紅の忘れ物があったりと、清掃面に問題があるようです。
[1]
神田さんはフロントに苦情を言い、市内の得意先回りに出かけました。
(分岐1・ランダム分岐)
市内の得意先を回り終えた神田さんは、繁華街で中学生らしき女の子が
奇妙な服装をして、煙草を吸っているのを発見します。
叱りつける神田さんに少女は、悪霊が憑いていると言い、札を額に貼り付けました。
不愉快な思いでホテルに帰り、部屋の鍵を貰おうとすると、フロントの女性は
「404号室」 は存在しない、神田さんのチェックインも済んでいないと言います。
(分岐2) 神田さんは、そんなはずはない、とフロントに居た男性従業員の名を告げました。
すると女性従業員・水瀬 亜理紗さんは、突然泣き出します。
驚く神田さんに水瀬さんは、自分が彼と交際していたこと、彼は結婚資金を貯めるために
過剰な仕事をしていたせいで仕事中に死んでしまったことを告げました。
水瀬さんと共に4階へ行ってみると、部屋に置いてあった神田さんの荷物は、
きれいに、403号室・405号室の間に置かれています。
神田さんは、あの少女がくれた御札を握りしめ、震える体で別のホテルに宿泊しました。
あれ以来、鹿児島観光ホテルには足を向けていません。
あの男性は、今もフロントに立ち続けているのでしょうか…。 [派生1]
フロントに部屋を変えるよう要求しましたが、今日は満室と言われてしまいました。
無料宿泊券を差し出されるも、神田さんの怒りは収まらず、フロントの男性を激しく怒鳴りつけます。
こんな精神状態で得意先を回るのは無理だと、仕事を中止し、エレベーターで部屋に戻る神田さん。
エレベーター内の冷気にも腹が立って仕方がありません。
→『エレベーター』へ
[派生2]
神田さんはフロントに苦情を言い、遠方の得意先回りを今日中に済ませることにしました。
そのためレンタカーを借りて目的地の指宿まで向かいました。
ここから指宿へ向かうには、有料道路・指宿スカイラインと海岸線の南薩摩路があります。
(分岐3)
神田さんは、南薩摩路を選択しました。
→『都市伝説家族 イッシー編』へ
[派生3]
※(分岐3)から
神田さんは、指宿スカイラインを選択しました。
→『ホッピングばばぁ』へ [2]
※(分岐2)から
フロントにいた女性に、男性従業員の名前を告げようとして、覚えていないことに気づいた神田さん。
それでも何とか言いつのりますが、女性は不審そうな顔を向けてきます。
404号室に荷物を置いてあるはずだ、と2人で4階に行くと、廊下には神田さんの荷物が…。
403号室、405号室はあれども、404号室はどこにもありませんでした。
神田さんは、夢でも見ていたのだ、と自身を納得させ、別の部屋にチェックインします。
ポケットから出てきた御札を見て思いだしたのは、悪霊に憑かれているという少女の言葉。
一度は丸めたその御札を、何故か捨てることは出来ませんでした。 [3]
※(分岐1)から
仕事を終え、居酒屋で食事と酒を楽しんだ神田さんがホテルに戻ってきたのは午後11時。
部屋に入ると、サイドテーブルに再び、あの口紅が置いてあるのが目に入ります。
(分岐4)
神田さんは、風呂に入り、疲れを癒すことにします。
浴槽から上がり、洗面所の鏡に目をやると、何やら赤い文字のようなものが見えました。
(分岐5・ミニゲーム)
しかし湯気のくもりが取れず、何と書いてあるのかが判りません。
気にせず寝てしまおう、とバスルームを出ようとした神田さんの前に、
長い髪の女が立っていて……… [4]
※(分岐4)から
酔いのせいもあって、神田さんはそのまま眠りについてしまいました。
深夜、部屋のドアを叩く音で目が覚めた神田さん。
(分岐6)
しかし廊下には誰もいませんでした。
悪戯をされないよう、ドアを少し開けておくことにして、ベッドに戻ろうとした瞬間、
またも開いたドアを叩く音が背後から聞こえてきます。
振り返ると、ドアの細く開けられた隙間に見える、恨めしそうな女の顔。
ドアはそのままゆっくりと隙間を広げ………
翌日、神田さんは403, 405号室の間の廊下で遺体として発見されましたが、従業員は
何故宿泊客ではない神田さんがホテルの浴衣を着て死んでいたのかが解らない、と怪訝な顔。
何でも、神田さんらしき男性が昨日、無人のフロントに向かって何やら苦情らしきものを
申し立てているのを見たのですが、チェックインはしていないはずなのだ、と。
遺体の周りには、多数の口紅が散乱し、壁には女の顔のような染みが浮き上がっていました。 [5]
※(分岐6)から
ただの悪戯だろうと無視し、無理をしてでも寝ることにしました。
ドアを叩く音は聞こえなくなったものの、眠れなくなってしまった神田さん。
すると背後から女性の腕が………
神田さんが女の霊に殺された翌日、403号室の箕澄 雄大さんと、405号室の天木 茜さんは、
フロントで顔を合わせた際、互いに隣室から不審な物音を聞いたと言います。
どちらも時刻は深夜2時頃。
扉を激しく叩く音や、ドーンという大きな音がしたそうです。
けれども403号室と405号室の間にあるのは壁だけ……。
2人は空耳だったということにしてチェックアウトします。
結局、神田さんの遺体も、そして宿泊記録も、見つかることはありませんでした。 [6]
※(分岐5・ミニゲーム)から
湯気のくもりを取ると、鏡に真っ赤な口紅で
「振り向いたら死ぬよ 振り向かなかったら…」
そのとき、自分の背後に立つ女を鏡越しに見てしまった神田さん。
女はそのまま神田さんにおぶさるようにのし掛かり………
→(分岐1・ランダム分岐)仕事終わりに塩原恵美・笹倉真央・厠田小百合に会っていれば[派生4]へ
[派生4]
一方こちらは、鹿児島に遊びに来ていた真央・恵美・小百合の3人。
例によってオカルト好きの恵美が持ち出したのは 『鹿児島観光ホテル』 の噂でした。
→『鹿児島観光ホテル』へ 鹿児島『エレベーター』
一本道型
<ED変化>
・状態異常
神田提造
・移動なし
<関連シナリオ>
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ <あらすじ>
エレベーターは冷凍庫の中のように冷えており、上昇速度も苛立つほどに鈍いものです。
腹立ち紛れに扉を蹴りつける神田 堤造さんを余所に、エレベーターはゆるゆると4階に到着。
ところが、エレベーターはそのまま上昇を続け、屋上で停止しました。
冷え切った体を温めるため、取り敢えず屋上へ降りた神田さんは、そこで墓を見つけます。
屋上の隅にぽつんと置かれた場違いな墓石。
そこへ、エレベーターに乗ってフロントの男性がやってきました。
代わりの部屋が用意できたという男性と共にエレベーターに乗る神田さん。
男性は、神田さんが墓石について尋ねても、新しい部屋のセールスポイントを述べるばかり。
その部屋は、とても見晴らしが良く、花も菓子も用意されていると言います。 墓石のことを説明しろ、と怒鳴る神田さんに男性は言いました。
「あの墓はあなた様のものですよ」
…神田さんは、エレベーター内で死亡しているのを発見されます。
しかし、従業員の女性の話では、神田さんは誰もいないフロントに向かって怒鳴り散らしたり
エレベーター内で暴れたりと、異様な行動をとる客だったそうです。
そして、遺体のポケットには何十本という使い古しの口紅が……… 鹿児島『都市伝説家族 イッシー編』
一本道型
<ED変化>
・状態異常
神田提造
・移動なし
<あらすじ>
仕事を終えた神田 堤造さんは、池田湖周辺を散策することにしました。
釣り人の中に家族連れを見かけ、声を掛けるとその相手・小路山一家は、
イッシーを釣りに来たのだと言います。
てっきり冗談だと思った神田さんは、イッシーは100mくらいありますからね…と返しました。
すると小路山 彦麻呂は、このくらいの餌じゃ駄目かも知れない、と釣り竿を引き上げます。
その針の先には、体長50cmほどの巨大なミミズが…。
驚いて逃げようとする神田さんの足に、いつの間にか釣り糸が巻き付けられています。
それは娘・小路山 胡桃の悪戯でしたが、次の瞬間、神田さんの体は湖に引きずり込まれていました。
もの凄い力で釣り糸を引っ張るその生物は、イッシーだったのでしょうか。
それを見ながら、小路山一家は、もっと大きいミミズを育てなければ…と決意を新たにしていました。 鹿児島『ホッピングばばぁ』
一本道型
<ED変化>
・状態異常
神田提造
・移動なし
<関連シナリオ>
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
<あらすじ>
スカイラインを走行中に、レンタカーが故障し、動かなくなってしまいました。
レンタカー会社に電話しますが、誰も出ません。
取引先に電話で謝罪と予定変更の旨を告げた神田さんは、最悪の状況に苛立ちを押さえられません。
ロードサービスに救助を求めると、そちらへ迎えるのがいつになるか判らないと言われてしまいます。
仕方が無く、車の中で待機しますが、辺りはすっかり夜…。 車の中で眠り込んでしまった神田さんは、突然の物音に目を覚まします。
暗闇の中、音の聞こえてきた方向に目をこらしましたが、そこには何もありません。
その瞬間、窓を叩かれ、飛び上がる神田さん。
ようやくロードサービスがやってきたのです。
その男性は、何だかあのホテルで見たフロントの男性にそっくりでした。
彼に促され、エンジンを掛けてみると、何故かすんなりと掛かります。
不審に思いながらも、やっとホテルへ帰れると、車を走らせました。
しかし、神田さんの耳に、突然女の呻き声が聞こえてきます。
そして、フロントガラスに張り付く白髪の老婆。
車を飛び出し、老婆から逃げようとする神田さんは、そのままトラックに跳ねとばされ……
神田さんの乗っていたレンタカーには、無数の手形が残されていました。 鹿児島『都市伝説家族 イッシー編』
一本道型
<ED変化>
・状態異常
神田提造
・移動なし
<あらすじ>
鹿児島観光ホテルの404号室には、部屋で自殺した女性の霊が出ると言います。
それを鎮めるために、屋上に墓を建ててあるのだとか。
また、そこのホテルの従業員が過労死もしており、
従業員の霊がフロントに現れ、出会った客を呪い殺すとも噂されています。
霊の目撃談は減らず、最終的に404号室は潰されてしまいました。
この404号室が時折現れ、そこに宿泊すると女性の霊に遭遇するそうです。
洗面所の鏡に赤い口紅で、
「振り向いたら死ぬよ 振り向かなかったら、佐藤隆明に聞きなさい」
と書かれており、佐藤隆明という名前を聞くと死んでしまうので、
どちらにしても宿泊客の命は失われてしまいます。
唯一、生き延びた人の名が、佐藤隆明なのだと言いますが、その真偽は……? 東京『地底霊界』
心霊絡みのシナリオを10本以上読むと解放。
<対象シナリオ>
・北海道『百段階段』・秋田『旅の思い出』・宮城『ダンボール』
・茨城『雛祭り』・千葉『学校であった怖い噂』・神奈川『奇声』
・新潟『心霊写真』・富山『肝試し』・石川『おいで、おいで』・山梨『大作家 その三』
・大阪『劇場の恐怖』・京都『京都の噂』・滋賀『ある写真家の記録 三上山編』
・広島『ヒバゴン』・鳥取『妖怪砂蟲』・愛媛『血だらけの男』・愛媛『呪われた旅館』
・福岡『トンネル』・鹿児島『幽霊ホテル』・鹿児島『エレベーター』・鹿児島『ホッピングばばあ』・沖縄『花見』
解放へのおすすめ(の短い)シナリオは
『百段階段』『旅の思い出』『ダンボール』『雛祭り』『おいで、おいで』
『京都の噂』『ヒバゴン』『血だらけの男』『トンネル』『花見』 ランダム+選択肢の複合型。
PS2の時間を設定しないとランダム分岐しなくなるバグがあるので注意。
<登場人物>
名倉英司・名倉和江・冴島しじま・三宮劉子・つのだじろう
<ED変化>
・状態異常
名倉英司
・移動なし
<関連シナリオ>
特になし <あらすじ>
※序盤ランダム分岐、以降選択肢分岐
[1]
ジメジメとした夜、自宅の布団でうとうとしていた名倉 英司さんは、いつものように悪夢にうなされました。
内容こそ違えど、場所はいつも洞窟の中のような湿った暗い場所。
するとその日は、暗闇の向こうから和服の男が奇妙な言葉を呟きながら歩いてきました。
そこでふと目が覚めた名倉さんは、二本の手に体を捕まれ、そのまま布団の下へ引きずり込まれ……
もう駄目だと思ったとき、母親の声に起こされた名倉さん。
けれども夢ではない証拠に、彼の体にはくっきりと手の痕が残っていました。
(分岐1)
おかしな夢ばかり見ることを母親に相談してみると、どうやら霊感は母親譲りだったようです。
一度霊能者に見て貰った方が良いかもしれない、と話し合っていたところに突然尋ねてきたのは
まさに話題に上っていた霊能者であり、母の友人でもある三宮 劉子さんでした。
彼女はおかしな霊的波動を感じて様子を見に来てくれたのだそうです。
(分岐2) 三宮さんに地獄の夢について相談してみると、
名倉さんのベッドの下を、幽界と現界を繋ぐトンネルが通っているせいだと言います。
三宮さんは、部屋に結界を張り、名倉さんには霊符を渡してくれました。
それ以来、悪夢を見ることはありません。
きっと埋蔵金のことは、霊が名倉さんをおとしめるための罠だったのでしょう。 [2]
※(分岐1)から
翌日、何か判らないかと書店で本を漁っていると、
『東京地下迷宮』 という本に、夢とよく似た風景の写真が載っていました。
(分岐3)
この場所を探そうとも考えましたが、馬鹿げていると思い、その本を買わずに帰りました。
その日の夢では地下を進む名倉さんの前に地下鉄が現れました。
その地下鉄に乗ると、中にいるのは幽霊と思しき半透明の人影ばかり。
彼らはいっせいに名倉さんに襲いかかり、生気を吸い取ってしまいます。
電車は名倉さんの成れの果てを乗せたまま、走り去っていきました…。 [3]
※(分岐3)から
本を買って読んでみると、その写真は埋蔵金に関するコラムのものです。
昔、米の買い占めで大金を稼ぎ、民の怒りを買った生井屋九太郎という商人がいました。
死後、自宅に財産は一切無く、代わりに地下道へと通じる穴が発見されます。
そして、地下に財産を隠したと見られる絵図も見つかりました。
結局隠し財産は発見されず、絵図が真実ならば何十億という埋蔵金が今も地下に眠っているのです。
その日の夢には再び、あの和服の男が出てきました。
彼こそが九太郎に違いないと確信した名倉さんは、その後をつけて黄金色の光が漏れる石垣を見つけます。
埋蔵金を掘り出そうと石垣を崩した途端、崩れ落ちたのは名倉さんの足元の方でした。
地獄へ落ち行く名倉さんが聞いたのは、男の高笑い……。 [4]
※ランダム分岐から
ジメジメとしたある日の夜、名倉さんと同級生の冴嶋 しじまさんは、運動場で霊らしき者を目撃します。
冴嶋さんは霊が消えていった泥の中に引きずり込まれてしまいました。
何とか地中から這いだしてきた彼女と共に逃げ帰りますが、冴嶋さんはあの日以来、体調が思わしくなく、
暗い部屋に居ないと安心できないと言います。
冴嶋さんの調べによれば、例の場所はこの世とあの世の境目である六道の辻…。
(分岐4)
胡散臭い冴嶋さんの話に、見舞いも早々に帰ってきてしまった名倉さん。
ところがその帰り道、名倉さんの足は勝手にあの運動場へと向かってしまいます。
そして暗闇の中、ぎらりと光る目で見たのは冴嶋さんでした。
名倉さんが自分を見捨てて逃げたから地獄の霊魂に捕まってしまったと言う冴嶋さんは、
名倉さんの体にすがりつき、そのまま地面に沈んでいきます。
彼女は、自分が助かるための身代わりを求めていたのでした。 [5]
※(分岐4)から
魂は死後、生前の罪により六道のいずれかに転生し、生死を繰り返すと言います。
望まない道に転生した場合、六道を統括するお地蔵様に頼めば、別の道へ行ける…。
道祖神という名で奉られている六地蔵は、この逸話が元になっているそうです。
名倉さんは、冴嶋さんを救おうと、霊能者・三宮さんに助けを求めました。
すると三宮さんは、冴嶋さんの幽体の一部が、地下幽界に取り残されたのだと言います。
彼女の幽体を助けるため、自分と冴嶋さんの幽体を地底に向かわせると言う三宮さん。
冴嶋さんの手を取った三宮さんが呪文のようなものを唱えると、どうやら彼女たちの幽体は、
地下へ向かったようで、肉体の口からは地下で交わしている会話がこぼれ落ちています。
そうして無事に幽体を取り戻した冴嶋さんと三宮さんは、再び自分たちの肉体へ……。
こうして、冴嶋さんの幽体は無事に地下の冥界から帰ってくることが出来たのでした。 [6]
※(分岐2)から
三宮さんと共に幽体をあの地下道へと飛ばす名倉さん。
2人は名倉さんに取り憑いている和服の男…生井屋九太郎に遭遇しました。
(分岐5)
三宮さんは九太郎と対峙し、その霊魂を成仏させることに成功します。
気が付いたとき、名倉さんは自宅に戻ってきていました。
もう悪夢に悩まされる心配はしなくても良さそうです。 [7]
※(分岐5)から
九太郎を成仏させてしまっては埋蔵金が手に入らないと思った名倉さんが彼女を制止すると
隙をつかれた三宮さんは、浄霊に失敗し、苦しみ始めました。
そして、その魂は地下道から消えてしまったのです。
取り残された名倉さんに男は、生け贄が1人手に入ったからお前は助けてやろうと言いました。
その場を逃げ出す名倉さんは、縄梯子の掛けられた深い竪穴を発見します。
奥から聞こえてくるのは、助けを求める三宮さんの声…。
竪穴を降りていくと、光の漏れる石垣の向こうから、三宮さんの声がします。
必死に石垣を壊した瞬間、暖かい光に包まれ、気が付いたときは肉体に戻っていました。
そのおかげか三宮さんも無事に肉体へ戻っています。
そして名倉さんの手の中には、何故か1枚の大判が……。 東京『アルバイト男の事情』
選択肢により展開が変わる選択肢型だが、選択肢の先はすべて派生シナリオへの移動となっている。
明確なEDがないため東京が緑にならないのはこれのせい
<登場人物>
・東京派生シナリオのみ
小日向修とその友人(荒田尚也・佐藤康文・繁野碧・竹林玲奈)・小日向鯛子・八曲豚平・高柳稔・
ファミ通関係者(サンフランシス小山・ギャルソン屋城・吉池マリア・相沢浩司・バカタール加藤・鳩河菊汰・蝦蟇郡太一・
西浦智樹・大蔵詠美・更科理香・緑川杏子・森田道子・徳山勝則)・宗方俊之
・その他
(神奈川)鯖徒瑠陀吏雄
※神奈川『来訪者』に登場。派生シナリオ(自動移動)&一本道のためここに記載 <派生シナリオ>
・神奈川『来訪者』
選択肢で解放・自動移動
・東京『ファミ通補完計画』
選択肢で解放・自動移動
・埼玉『黒百合総合病院』
選択肢で解放・自動移動
<関連シナリオ>
・埼玉『黒百合総合病院』
小日向修・高柳稔が埼玉にいることが条件
・神奈川『奇声』
小日向修とその友人が神奈川にいることが条件
・福井『仮面夫婦』
高柳稔が福井にいることが条件
・千葉『学校であった怖い噂』
更科理香・繁野碧(任意)がそれぞれメール条件の一人。更科理香は千葉へ移動が必要
ED後サンフランシス小山は千葉へ移動
・山梨『大作家』
吉池マリアが山梨にいることが条件
・山梨『大作家その三・裏』
バカタール加藤が山梨にいることが条件
・宮城『ダンボール』(非条件・未登録時)
荒田尚也が北海道に登場
・福岡『トンネル』(非条件)
佐藤康文が福岡へ移動 <あらすじ>
東京館英大学に通う大学生・小日向 修さんはアルバイトを探していました。
拘束時間が短くて、重労働ではなく、収入の良いバイトはないか…。
そう考えて学生向けの構内掲示板を見ていると、幾つか気になるものがあります。
[派生1]
1回30分で5万円という破格の収入が得られる “自宅劇団員” のバイト。
これに決めようとしたところ、友人の荒田 尚也さんが、募集用紙をはがしに来ました。
何でも荒田さんは、先ほどこのバイトに応募し、学生課に連絡してきたところだと言います。
悔しがりながらも、仕方なく諦める小日向さん。
→神奈川『来訪者』へ [派生2]
募集されていたのは、エンターブレインでの “ゲーム雑誌の雑用” 。
恐らく、新作ゲームのレビューでもやっていれば良いのだろう、と応募します。
翌日、寝坊して時間ギリギリにエンターブレインへやってきた小日向さん。
早速面接が始まります。
→『ファミ通補完計画』へ
[派生3]
掲示板にあったバイトがどれも気に入らず、別のところで探そうと講義室へ移動した小日向さんは、
友人の竹林 玲奈さんから新薬実験のバイトを持ちかけられます。
1週間病院に留まり、実験に協力すれば50万円という破格の賃金に惹かれて引き受けると、
竹林さんは、黒百合総合病院の9階の井上先生(※階数と先生名はランダム)が担当だ、と教えてくれました。
→埼玉『黒百合総合病院』へ 神奈川『来訪者』
一本道型
<ED変化>
・状態異常なし
・移動
荒田尚也が神奈川へ
<あらすじ>
指定された雑居ビルの一室にやってきた荒田 尚也さんを迎えたのは、劇団 『世直し座』 座長の鯖徒瑠 陀吏雄。
座長は突然、雑談をしようと言い始め、荒田さんに議題を提供するよう求めます。
これが劇団の入団試験なのだと考えた荒田さんは、何か良い話題を持ちかけることに。
幾つかの話題を経て、見事合格を果たすと、早速バイトの内容が告げられました。
それは、3日後の22:34に荒田さんの自宅を訪れる人物に対し、指定された台詞を話す、というもの。
座長が指定した3つの質問に対し、3つの応えを返す以外には、決して口をきいてはいけません。
実に奇妙な話ですが、ともかく荒田さんは、3日後の夜、自宅で来訪者を待つことにしました。 そして約束の時間。
チャイムの音に荒田さんがドアを開けると、そこには真っ赤な布を頭からすっぽりかぶった女性の姿が。
女性は次々に質問をしてきます。
「今日、赤い子が訪ねてきましたか?」 「カラスが猫の死骸を食べました」
「裏庭に埋めたのは私の父が大事にしていた雛人形です」 「頑張りなさい」
「後ろの正面にいます。そのために死にました」 「妊婦は赤のトラックで出産しました」
「あなたが荒田尚也さんですか?」 「……………」
言われたとおりの受け答えをこなした荒田さんに、質問は終わりだ、と告げ、女性は去っていきました。
翌日、再び事務所を訪れた荒田さんは、座長から約束の賃金を受け取ります。
どうやらバイトはこの一度きりで終わりのようです。
それ以来、大学の掲示板でも世直し座の募集広告を見ることはありませんでした。
またあのビルに行ってみようかと思うこともありましたが、何故かもうあそこに事務所はないような
そんな気がして、未だに足を運んだことはないそうです。 埼玉『黒百合総合病院』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
<登場人物>
(埼玉)小日向修・木場麻奈美・津蛾亀人・馬場耕造・高柳稔
(東京)竹林玲奈
<ED変化>
・状態異常なし
・移動
小日向修が東京へ
<派生シナリオ>
・埼玉『死体洗いのアルバイト』
選択肢で解放・自動移動
・埼玉『限界への挑戦』
選択肢で解放・自動移動
<関連シナリオ>
・東京『アルバイト男の事情』
小日向修・高柳稔・竹林玲奈が東京にいることが条件
・神奈川『奇声』
小日向修・竹林玲奈が神奈川にいることが条件
・福井『仮面夫婦』
津蛾亀人・高柳稔が福井にいることが条件
・千葉『学校であった怖い噂』(非条件)
津蛾亀人が徳島へ移動
・兵庫『紙芝居のおじさん』
津蛾亀人が徳島へ移動 <あらすじ>
小日向 修さんが訪れた黒百合総合病院は、大きな建物でしたが内部は古く、
院内にはほとんど案内表示が書かれていません。
[1]
竹林 玲奈さんに指定された、レントゲン待合室にやってきた小日向さん。
(分岐1)
そこで指定された先生の名を挙げ面会を求めたところ、看護師の女性にそんな名の医師はいないと追い返されてしまいました。
翌日、竹林さんに文句を言うと、彼女が言ったのは 「クロユキ総合病院」 だと判明。
何でも黒百合総合病院とは、臓器密売・人体実験など数々の噂がある危険な病院だそうで、
そんな危ない場所を紹介するはずもない…と。 [派生1]
指定とは別の階でエレベーターを降り、レントゲン室を探していた小日向さんは、そこで怪しすぎる男に声を掛けられます。
その男・津蛾 亀人さんは、バイトをしに来たという話を聞いて、それなら地下1階だと言いました。
言われたとおり、地下1階の霊安室へ行ってみると、そこには何の表記もない鉄の扉があるだけ。
扉を開いた小日向さんの鼻に、激しいホルマリン臭が襲いかかります。
→『死体洗いのアルバイト』へ
[派生2]
※(分岐1)から
レントゲン待合室で先生を呼んでくれるよう頼むと、看護師の女性は
先生の名前を再確認したうえで、呼びに行ってくれました。
→『限界への挑戦』へ 埼玉『死体洗いのアルバイト』
一本道型
<ED変化>
・状態異常なし
・移動
小日向修が東京へ
<あらすじ>
ホルマリンのプールに浮かぶ、黒いビニール袋の塊。
すると、馬場 耕造と名乗る白衣の男性が、小日向 修さんにマスクを差し出しました。
話を聞くと、恐ろしいことにここにある死体は、ほとんどが新薬実験で死んだ人のものだと言います。
逃げだそうとした小日向さんですが、エレベーターは勤務が終わるまで動かないと言われてしまいました。
1体洗えば5万円という破格のバイト代にも惹かれ、小日向さんはそのまま死体洗いをすることに。
初めはおっかなびっくりだったものの、希望を持たせる馬場さんの言葉に、何だかやる気が湧いてきました。
翌日、竹林さんに新薬実験の危険性について文句を言うと、彼女が言っていたのは、黒百合ではなく
玖路雪総合病院だったと判明。
自分の勘違いと判ったものの、まさかあそこで死体洗いのバイトをすることになったとは言えません。
体から漂うホルマリン臭を不審がられながらも、ひたすら誤魔化す小日向さんでした。 埼玉『限界への挑戦』
一本道型
<ED変化>
・状態異常
小日向修
・移動なし
<あらすじ>
レントゲン室へ案内された小日向 修さんを迎えたのは、高柳 稔医師。
高柳医師は、これはアルバイトではなく有償ボランティアだ、と前置きします。
ボランティアに対して支払われた “謝礼金” なので、税金は発生せず、手に入る金額も、
小日向さん次第で、数百万、数千万になる…と驚くべき事を口にしました。
さすがに危険を感じた小日向さんが、ボランティアの内容について尋ねると、
飲んで貰う薬はモルヒネ系の鎮痛剤だが、薬を飲まなければもっと謝金が高くなる、と奇妙なことを言います。
しかしその違和感に気づかない小日向さんは、薬を飲まずにデータを取らせるだけで謝金が手に入る、と
契約書にサインをしてしまいました。 高柳医師は、骨を調べたいと言い、小日向さんを診察台に寝かせました。
そして、三段階の鎮痛剤のうち、どれを使用するかと尋ねてきます。
鎮痛剤を使用しなければ金額が跳ね上がると聞き、小日向さんは迷わずそれを選択しました。
すると、次の瞬間、左足に激痛が走ります。
悲鳴を上げ、抗議する小日向さんに向かって、高柳医師は、「骨が砕けたんだから当然だ」 と言いました。
更に被害は右足にも及び、小日向さんは気を失ってしまいます…。
目が覚めたとき、小日向さんは見知らぬ部屋でベッドに寝かされていました。
恐る恐る布団を捲ってみると、その両足はおかしな方向にねじ曲がっています。
部屋に入ってきた高柳医師は、これから数ヶ月掛けて骨が再生していく様子のデータを取ると告げました。
骨を治せと詰め寄れば、途中放棄は謝金も支払われず、逆に治療費を貰うことになる、と素気ない態度。
これからは、毎日一ヶ所ずつ、どこかが完治するまで骨を砕いていくことになります。
今日は、500万円の謝礼金が出る頭蓋骨にしてみようか、と迫る高柳医師。
すべては契約書で定められたことなのです。 東京『ファミ通補完計画』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
後半の面接パートは選択肢によりポイントが加算され、累計ポイントにより結末が変わる
<ED変化>
状態異常・移動なし
<派生シナリオ>
・東京『オンラインゲームの悪夢』
ポイントで解放・自動移動
・東京『白昼の悪夢』
選択肢で解放・自動移動
・東京『九段の悪夢』
ポイントで解放・自動移動
・東京『ハガキの悪夢』
ポイントで解放・自動移動
・東京『犯人は誰だ!』
ポイント+選択肢で解放・自動移動
<あらすじ>
最寄りの駅まで着いた小日向 修さんは、やけに警官やパトカーが目に付くことを気にしながら
エンターブレインのビルを目指して歩き始めました。 [1]
何とか時間内にエンターブレインまでやってきた小日向さん。
受付嬢は美人でしたが、面接官は全員髭を生やして眼鏡を掛けた、むさ苦しい3人でした。
ここから幾つかの質疑応答による面接が始まります。
(分岐1・ポイント制)
聞いてはいけないと思いつつも、何故全員がヒゲメガネなのかと聞きたい衝動を抑えきれなかった
小日向さんに彼らは、エンターブレインではヒゲと眼鏡がないと出世できないと大まじめで言います。
そして、面接の内容を大いに気に入られた小日向さんは、その場で採用が決定したのでした。
採用が決まった小日向さんですが、相沢編集長に言われた 「自分の依頼を聞く気がないなら断れ」という
言葉が頭を過ぎります。
(分岐2)
迷った末、結局バイトを引き受けることはありませんでした。
そうして小日向さんはまた、アルバイトを探すところからやり直します。 [派生1]
面接時間に間に合わせなければ、と走り出した小日向さんですが、すっかり迷ってしまいます。
そのとき、1人の警察官が声を掛けてきました。
→『白昼の悪夢』へ
[派生2]
※(分岐1)から
ヒゲメガネ3人との面接を経た小日向さんは、見事ファミ通でアルバイトをすることになりました。
仕事は、編集者・サンフランシス小山さんの雑用係。
やたらに熱く面倒見の良い小山さんにつられて、小日向さんもすっかり熱血です。
→『オンラインゲームの悪夢』へ [派生3]
※(分岐1)から
ヒゲメガネ三人衆との面接で、ファミ通PS編集部に配属された小日向さん。
仕事は、編集者・ギャルソン屋城さんのお手伝いです。
→『ハガキの悪夢』へ
[派生4]
※(分岐1)から
順調に面接官の質問に答えていった小日向さんは、数日後、合格通知を受け取りました。
資料室という思いも寄らない勤務先ではありましたが、合格は合格です。
資料室とは、ゲーム機やソフト、その他資料が収められており、データ整理や貸し出しを行う部署でした。
→『九段の悪夢』へ
[派生5]
※(分岐2)から
悩み抜いた末、小日向さんは相沢編集長からの依頼を引き受けることにしました。
→『犯人は誰だ!』へ 東京『オンラインゲームの悪夢』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
<ED変化>
・状態異常
小日向修・吉池マリア
・移動なし
<あらすじ>
ファミ通でバイトを始めた小日向 修さんが、編集者・サンフランシス小山さんから任されたのは
エンターブレインが企画したオンラインゲーム 『青柳学園』 の紹介記事を書くこと。
大張り切りで仕事を引き受けた小日向さんですが、ひとつ気になるのは、このゲームでマスターキャラを
務めていたプログラマが1人行方不明になっているという事実でした。
『青柳学園』 は恋愛に特化したオンラインゲームで、PC同士の交流はもちろん、NPCとの恋愛も楽しめます。
小山さんは、NPCである生徒会メンバーを1人攻略するように指定してきました。
ところが、この生徒会メンバーというのが、なかなか見つかりません。
(分岐1) [1]
数日後、ようやく見つけた生徒会書記の女の子・忍。
小日向さんは彼女の攻略を開始し、選択肢による会話や、時間指定のデートを重ねていきます。
(分岐2)
忍と夜7時に会う約束をしていた小日向さんですが、友人たちから飲み会に誘われ、
そのまま彼女との約束をすっぽかしてしまいます。
次の日、再びゲームにログインしても、忍と再会することは出来ませんでした。
その帰り道、小日向さんは誰かに付けられているような気配を感じます。
振り返った小日向さんの腹部を、いきなり刃物で突き刺したのは見知らぬ男。
どうやら小日向さんは、リベンジャリンを使って復讐を果たされてしまったようなのですが…… [2]
※(分岐2)から
順調に忍との疑似恋愛を楽しむ小日向さん。
(分岐3)
けれども自室が勝手に片付けられていた翌日に、彼女が部屋を片付けてあげたと言ったり、
手作りクッキーがテーブルの上に置かれていた直後に、クッキーを食べてくれて嬉しいと言われたり、
『青柳学園』 の世界と、現実がリンクしているような気がしてなりません。
小日向さんがモニターの前で考え込んでいると、突然忍の形相が一変し、
「私を捨てるなら今から殺しに行く」 と、とんでもない発言をしました。
振り返るとそこにはハサミを振りかざした忍の姿が…。
(分岐4)
襲いかかってくる忍からハサミを奪い取り、逆に刺し殺した小日向さん。
編集部から走り出て、迫り来る幾多の忍を次々に退けていきます。
小日向さんは今でも、白い部屋の中、拘束具に包まれながらも、
忍を殺し続けているのだそうです。 [3]
※(分岐4)から
死んだふりをするも、忍のハサミが無情にも腹部に……というところで小山さんに揺り起こされた小日向さん。
調子が悪いなら担当を変えようかという小山さんですが、小日向さんは忍に会いたいと頑なな態度です。
そして翌日、小日向さんの席に座っている見知らぬ女性に、小山さんと編集長は首を捻りました。
声を掛けると、振り返ったのは、少女の格好こそしていますが、小日向さんに他なりません。
驚く小山さんに “忍” と名乗った小日向さんは、「オサムがいない」 「オサムが来てくれない」 と繰り返し…。 [4]
※(分岐3)から
会社に泊まりゲームを進めると、忍からの愛情値はマックスに。
ところが、小日向さんのPCが他のPCと親しく会話を交わした直後、突然現れた忍は、
憎悪の形相を浮かべ、小日向さんのキャラクターを凶器で殺害してしまいました。
呆然とそれを見ていた小日向さんですが、突然そのデスクに血がしたたりおち、激しい痛みを感じます。
背後から斬りつけられ、のたうちまわる小日向さんに、彼女は 「二度と裏切らない」 という約束を……
と、そこで小日向さんは吉池さんに起こされて目が覚めます。
汗だくの小日向さんに、吉池さんは 「もう忍というキャラクターには関わらない方が…」 と進言しました。
その尤もな言葉に同意した途端、「嘘つき!」 と叫ぶ吉池さん。
彼女が手にした、忍と同じ凶器は、そのまま小日向さんの顔面に……… [5]
※(分岐1)から
あちこちを探し回り、売店でようやく見つけた生徒会長の亮。
けれども、亮とのイベントはそれきりになってしまいました。
その後、見つけた忍の攻略に成功し、彼女との恋愛が進行していきます。
しかし、ゲームと現実がリンクし始め、ついに忍はハサミを手に、小日向さんに襲いかかりました。
逃げ出した小日向さんは、 『青柳学園』 をモニターに映し出したパソコンを発見します。
どうやら “有馬” というプレイヤーがゲームの途中で席を離れたようです。
そして、モニターの中に居たのは、初日に遭遇した生徒会長・亮。
忍から逃れるヒントがないか、と亮に話し掛ける小日向さんですが、背後に忍が迫り……。 気が付くと、周囲には小山さん、吉池さん、編集長が心配そうな顔で集まっていました。
何でも、現実世界で忍が行った…と思われていた行動はすべて小日向さん自身の仕業だったようです。
こうなってしまった理由を知った小日向さんは、ファミ通でのバイトを辞めました。
その日、小日向さんの自宅に届けられた一本のゲーム。
それはまったく新しいタイプのゲームで、小日向さんにはサンプルモニターになってほしいと言うのですが… [6]
※(分岐4)から
逃げ出す小日向さんですが、忍は出口で待ちかまえており、そのままハサミを振り下ろします。
……編集長は、吉池さんや小山さんから事情を聞き、驚きを隠せませんでした。
小日向さんが錯乱した原因は、妄想の中で忍との恋愛を繰り広げたことだと言うのです。
彼の書いたレポートには、プログラムされていない忍との会話記録が大量に残されていました。
けれども、その紙束に紛れていた可愛らしい封筒には、忍からのラブレターが…。 東京『白昼の悪夢』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
<ED変化>
・状態異常
小日向修
・移動
小日向修・八曲豚平・高柳稔が埼玉へ
<あらすじ>
小日向 修さんに声を掛けてきた警官・八曲 豚平さんは、
この辺りで凶悪な殺人犯が逃走中だと言い、1枚の写真を差し出しました。
写真に写っているのは、肩まで伸びた長髪に、眼鏡を掛け、髭を生やした男。
悪戯心を出した小日向さんは、その男が先ほど嫌がる女性を抱えるようにして去っていくのを見た、と
嘘を吐き、警察官をからかいます。
しかし、そのまま場を去ろうとした小日向さんの腕を、警察官は掴んで放しません。
警察官は、その写真を押しつけ、「これはあんたの顔だ」 と言い出しました。
その目はどこかうつろで、口元には泡が浮かんでいます。 [1]
相手にしていられない、と警察官を突き飛ばし、逃げ出す小日向さん。
その背後から、一発の銃声が響き、腹部に激しい痛みを感じました。
警察官は空寒い笑みを浮かべ、何度も何度も発砲してきます。
小日向さんは地面に倒れ込み、他の被害者たちと共に生温い血の中に沈んでいくのでした。
[2]
彼の目つきがおかしいことに気が付いた小日向さんは、他の警察官が来るのを大人しく待つことにします。
しかし、無線連絡を受けてやってきたのは、黄色い装甲車。
小日向さんはストレッチャーに拘束され、救急車に乗せられてしまいました。
警察官は医師らしき男に向かって 「隊長」 と呼びかけ、自分の手柄を報告しています。
医師は勲章と称して、ボールチェーンのついたプルトップを手渡しました。
助けを求める小日向さんに医師は、これから行くのは鉄格子のついたこの世の天国だと言います。
そして、嬉しそうな自称・八曲軍曹に、「部下を付けてあげるから今度は殺さないように」 と注意するのでした。 東京『九段の悪夢』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
<ED変化>
・状態異常
小日向修
・移動なし
<あらすじ>
資料室でバイトをすることになった小日向 修さん。
そこに勤務する蝦蟇郡 太一さんに頼まれ、メモリーカードを30枚買いに行くことになりました。
(分岐1) [1]
お堀端を進んだ小日向さんは、迷い込んだ大使館の敷地で、牛の石像を蹴飛ばしてしまいます。
落ちた首を胴の上に戻そうとしましたが、うまくいかず、そのまま逃げ出す小日向さん。
九段下の牛ヶ渕を通り、目的地の秋葉原へ辿り着くと、早々に買い物を済ませ、社に戻ります。
頼まれていたメモリーカードをファミ通の吉池 マリアさんに届けると、
吉池さんは、ついでに古い写真を一枚探し出してくれないか、と依頼してきました。
1人、地下の資料室へ向かった小日向さんですが、2つの扉に出くわしました。
(分岐2)
右の扉を開けると、そこにあったのは血まみれの死体…。
慌てて廊下に戻った小日向さんは、社員のサンフランシス小山さんに出くわします。
事情を話すと、彼はニヤニヤ笑いながら、資料室の電気を付け、事も無げに扉を開きました。
見れば、死体だと思ったのは血まみれウサギのぬいぐるみ。
情けないところを見られた小日向さんは、せっかく吉池さんと食事に行けそうだったにも拘わらず、
バラされたくなかったら自分も呼べ、と小山さんに脅されるハメになるのでした。 [2]
※(分岐2)から
左の扉を開け先に進みますが、何故か通路と扉の繰り返しで部屋に辿り着けません。
長いこと歩き続け、ふと小窓から外を見ると、武道館の屋根が見えます。
するとここは九段下の牛ヶ渕……。
そんなバカな、と思いつつも、歩き続けると、とうとう行き止まりの部屋に辿り着きました。
その部屋に閉じこめられ、何者かに押さえつけられて気を失う小日向さん。
目が覚めると、後ろ手に縛られ、祭壇のようなところに横たえられています。
彼を取り囲む覆面の男たちは、牛の首を小日向さんの頭にかぶせました。
そのとき思い出したのは 『牛の首』 という創作話。
内容は確か、飢えに苦しんだ村人たちが1人の男に牛の首をかぶせ、これは家畜だ、と言い聞かせて
その肉を喰らったというものです。
次の瞬間、小日向さんの首に、重い衝撃が走り……… [3]
※(分岐1)から
内堀通りを進み、九段下の牛ヶ渕を通り、目的地の秋葉原へ辿り着くと、早々に買い物を済ませ、社に戻ります。
頼まれていたメモリーカードをファミ通の吉池 マリアさんに届けると、
吉池さんは、ついでに古い写真を一枚探し出してくれないか、と依頼してきました。
1人、地下の資料室へ向かった小日向さんですが、2つの扉に出くわしました。
左の扉を開け先に進みますが、何故か通路と扉の繰り返しで部屋に辿り着けません。
長いこと歩き続け、ふと小窓から外を見ると、武道館の屋根が見えます。
するとここは九段下の牛ヶ渕……。
そんなバカな、と思いつつも、歩き続けると、とうとう行き止まりの部屋に辿り着きました。
その部屋に閉じこめられ、何者かに押さえつけられて気を失う小日向さん。
目が覚めると、後ろ手に縛られ、祭壇のようなところに横たえられています。 彼を取り囲む覆面の男たちは、牛の首を小日向さんの頭にかぶせました。
そのとき思い出したのは 『牛の首』 という創作話。
内容は確か、飢えに苦しんだ村人たちが1人の男に牛の首をかぶせ、これは家畜だ、と言い聞かせて
その肉を喰らったというものです。
その後再び気を失う小日向さん。
……再び目を覚ましたとき、小日向さんは自室にいました。
夢だったのかとも思いますが、牛の首の生臭さは、はっきりと思い出せます。
顔でも洗おうか、と向かった洗面所で見たのは、牛の首をかぶった自身の姿。
首は完全に同化しており、剥がすことが出来ません。
背後から聞こえた悲鳴は、小日向さんの母親のものでした。
必死に事実を伝えようとするその口から出たのは、
「世界の終末を見届けるのは佐藤隆明」
という予言。
妖怪・件(くだん)は、必ず的中する予言を発し、数日後に死ぬと言いますが……。 東京『ハガキの悪夢』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
<ED変化>
・状態異常
小日向修・サンフランシス小山・吉池マリア・バカタール加藤
・移動なし
<あらすじ>
小日向 修さんは、読者からのハガキを整理する仕事を与えられました。
汚い字のハガキを、細かく整理しなければならない単調な作業に早くもうんざりです。
そんな中、他部署の編集者へのファンレターが紛れ込んでいるのを発見した小日向さんは、
編集者になりすまして、返事を出すという悪戯を思いつきました。 [1]
名前を知っている毛利名人の名で返事を出した小日向さんですが、
勘違いが元であっさりその所業がバレてしまいます。
ファミ通をクビになり、次のバイト先へ向かう途中、小日向さんは1人の警官に呼び止められました。
その警官は、明らかに様子がおかしく、こちらを殺人犯よばわりしたかと思うと、いきなり発砲してきます。
逃げ出した小日向さんは赤信号で道路に飛び出してしまい、そのままトラックに…。 [2]
加藤編集長の名をかたり、ファンとメールのやりとりを始めた小日向さん。
初めは数人のファンと交流していましたが、池田 育子と名乗る女子高生が
毎日熱烈なメールを送ってくることから、彼女との親交を深めていくようになります。
自分がファミ通PS編集部で感じている不満を、ファミ通編集部に置き換えて愚痴ることさえありました。
ついには彼女から愛の告白を受けてしまったのですが、さすがに付き合うわけにもいかず、
仕事や編集者の教育を理由にやんわりと断ります。
すると彼女は、その問題ある編集者がいなくなれば…と少々偏執的なメールを送ってきました。
それからしばらくして、ファミ通編集者のサンフランシス小山さんが殺されるという事件が起きます。
その後も小日向さんが名を挙げた編集者の連続殺人は続きました。 彼女との接点を完全に絶ち、バイトもやめた小日向さん。
事件は12人の被害者を出したところで、未解決のまま収束を迎えました。
それから5年、結婚を数日後に控えた小日向さんは、宅配便で加藤編集長の生首を受け取ります。
差出人からの手紙には、「本物が判った。これから花嫁衣装を着て会いに行く」 と…。 [3]
紛れ込んできたファンレターがサンフランシス小山さんのものだったことから
その名を借りてメールを返信することにした小日向さん。
すると喜んだそのファンは、お礼と共に “エグいサイト” のURLを記載したメールを送ってきました。
自宅からそのサイトを見てみると、非常に小日向さん好み。
連日アクセスを繰り返していると、ある日突然の請求書が…。
(分岐1)
架空請求に腹を立て、相手に電話を掛けた小日向さんですが、応答がないばかりか
携帯電話に連日電話が掛かってくるようになり、解約せざるを得なくなりました。
しかも、ファンレターの一件がバレてしまい、バイトもクビになってしまいます。
そればかりか、架空請求業者の復讐なのか、身に覚えのない請求書が、
様々な業者から押し寄せることに……。 [4]
※(分岐1)から
しかし、これは明らかに架空請求だと思った小日向さんは完全無視を決め込みます。
その日から小日向さんの携帯や自宅電話に奇妙なノイズの電話が掛かってくるようになりました。
先輩のギャルソン屋城さん曰く、相手が架空請求に振込をするまで
自宅や職場に奇妙な電話を掛け続け、ノイローゼに追い込むという事件が数件起こっているのだとか。
(分岐2)
仕方なく白状すると、屋城さんは意外にも、親身になって相談に乗ってくれました。
心を入れ替えた小日向さんは一生懸命仕事に打ち込みます。
そして、屋城さんの手助けをして、一緒に働きたいという思いから、ファミ通PSの編集者を目指すように…。
その裏で小山さんと屋城さんは、今度はもっとうまくやろうと話し合っていました。
けれども、小日向さんが手に入っただけでもまだマシだ、と語る2人。
次のターゲットは、ファミ通編集部に配属されるアルバイトです…。 [5]
※(分岐2)から
ひたすら無視を決め込んでいた小日向さんですが、編集部のギャルソン屋城さんのところにも
あの奇妙な電話と、小日向修のせいだ、というメールが…。
(分岐3)
友人たちの顔を思い浮かべ、迷惑を掛けるわけにはいかないと思い立った小日向さんは
指定の口座に料金を振り込み、バイトも辞めました。
…その振込金を分配する小山さんと屋城さん。
彼らはアルバイトに入ってくる子をターゲットにこうした金儲けを繰り返しているようです。 [6]
※(分岐3)から
精神的に追いつめられた小日向さんは電話を壊しますが、それでも着信音は止みません。
耳の奥に電話があるんだ。
そう理解した小日向さんは、鉛筆を自らの両耳に突き刺して……
[7]
※(分岐1)から
一連の出来事を、小山さんに正直に話すことにした小日向さん。
少々叱られただけで許して貰えたことに感激し、親愛の情を示すと、
目つきが変わった小山さんは、そのまま小日向さんを別室へと誘い…。
哀れ、小日向さんは、小山さんの餌食となってしまいました。
その代償として、あの奇妙な電話はなくなったのですが、その真相は……。 東京『犯人は誰だ!』
選択肢によりポイントが加算され、累計ポイントによりEDが変わるポイント型。
<ED変化>
・状態異常
小日向修
・移動なし <あらすじ>
ファミ通編集長・バカタール加藤さんの発言を元に、バカのふりをして採用された小日向 修さん。
その帰り道、小日向さんは面接官の1人であったファミ通PS編集長・相沢 浩仁さんに呼び止められます。
相沢さんは、小日向さんがバカの演技をしていることを知ったうえで採用に同意したと言いました。
何故なら、小日向さんにあることを依頼したかったからです。
その依頼とは、相沢編集長の買い置き饅頭を毎度毎度盗んでいく犯人を見つけること。
どうやら相沢編集長は、加藤編集長を犯人だと思っているようですが、証拠が掴めないのだそうです。
小日向さんは、ファミ通PS編集部に配属され、ギャルソン屋城さんの下で働きながら饅頭を見張ることに…
相沢編集長のお気に入り・『五色の蛙まんじゅう』 が届けられたその日、
午前中は一歩も編集部を出なかった小日向さんですが、社員食堂に行っている間に
まんじゅうが一箱盗まれてしまいました。 編集長にお叱りを受け、翌日は一歩も部屋を出ないことにした小日向さん。
しかし、相沢編集長が海外出張に出たその日、再び小日向さんの昼食中に、
饅頭が1ヶ無くなるという自体が勃発します。
そのまま何の進展もなく、相沢編集長が出張から帰還し、饅頭の件を知ると、
小日向さんは事件解決に、1週間の期限をつけられてしまいました。 [1]
食堂でいつものようにカツカレーを食べていた小日向さんは、こちらを見る視線に気が付きました。
視線の主は徳山 勝則さん。
食堂のおばちゃん曰く、彼もいつでもカツカレーを食べているのだと言います。
親近感の湧いた小日向さんは、徳山さんに話し掛け、楽しく会話を交わしました。
1週間の期限をつけられたのち、食堂で思い悩んでいると、声を掛けてきたのは徳山さんでした。
徳山さんの暖かい言葉に心を打たれた小日向さんは、饅頭事件のすべてを打ち明けます。
犯人捜しに協力してやると約束してくれた徳山さん。
そして、その言葉通り、彼は決定的な証拠を持ってきてくれたのです。
その犯人とは、ファミ通編集部の吉池 マリアさん。
相沢編集長・加藤編集長そして彼女に、徳山さんが手に入れてくれた防犯カメラの映像を見せると、
そこには確かに、蛙まんじゅうを盗む吉池さんの姿が映し出されていました。 吉池さんは、出張の人選から、企画の採用まで、すべてがトランプやサイコロで決まる
編集部の仕組みが許せなかったと言います。
蛙まんじゅうのことで2人の編集長を仲違いさせ、失脚に追い込めば、新しい編集長が来てくれる。
そうすれば、自分たちの努力が報われると考えての犯行でした。
その後、両編集部の奇妙な風習は “少しだけ” なりを潜めたようです。 [2]
焦りばかりがつのり、それでも期限は迫ってきます。
そして、小日向さんは期限当日に速達で辞表を出し、バイトを辞めてしまいました。
[3]
社内の噂話などから、加藤編集長が犯人だという確信を強めた小日向さんは、
相沢編集長に、証拠を掴んだと報告しました。
そして2人は加藤編集長を会議室へ連れ出し、真相を追求することにします。
ところが小日向さんのあげた根拠は、加藤編集長によって次々に否定され、
相沢編集長にも、証拠とも言えない証拠で加藤編集長を糾弾したことを非難されてしまいました。
結局、小日向さんは編集部に居づらくなってしまい、辞表を出すことに… [4]
期限に焦る小日向さんは、才色兼備の変人・大蔵 詠美さんに相談してみることにしました。
彼女はこの一連の事件が、スンバラリア星人の仕業だと言って憚りません。
彼女は食堂でカツカレーを食べているのはスンバラリア星人で、
彼らは編集部の人間に擬態し、次々にすり替わっているのだ、と言います。
彼女は、編集部はもはやスンバラリア星人の巣窟だと言いました。
擬態を見抜くことは出来ないので、カツカレーを食べた人間には近寄らないことだ、と。
次の瞬間、小日向さんの腹部にナイフが埋め込まれました。
大蔵さんは、食堂でカツカレーを食べた小日向さんをスンバラリア星人だと疑っていたのです。
小日向さんを解剖し、何らかの手がかりを掴むことで、大蔵さんはこの地球を守ろうとしているのでした。 [5]
期限に焦る小日向さんは、才色兼備の変人・大蔵 詠美さんに相談してみることにしました。
彼女はこの一連の事件が、スンバラリア星人の仕業だと言って憚りません。
彼女は食堂でカツカレーを食べているのはスンバラリア星人で、
彼らは編集部の人間に擬態し、次々にすり替わっているのだ、と言います。
そして、彼らの正体を暴く研究がもうすぐ完成するから安心して良い、と小日向さんを勇気づけました。
編集部を救いたいと言う小日向さんは、大蔵さんによって様々な教育を受け………
2週間ぶりに編集部へやって来た小日向さんは、スンバラリア星人による侵略を白日の下に晒します。
愛する編集部を守るため、小日向さんは編集者の皮をかぶったスンバラリア星人たちに襲いかかりました。 [6]
1週間という期限を設けられた小日向さんは、先輩の屋城さんに相談を持ちかけます。
すると屋城さんは、ファミ通編集者・サンフランシス小山さんとの飲み会に誘ってくれました。
その席で2人に饅頭の件を打ち明けると、彼らは相沢編集長が怪しいと言います。
加藤編集長が犯人だと断定しているのは、彼を追い落とす…あるいは恨みを晴らすためではないか、と。
そして、協力するという彼らから、相沢編集長が犯人であるという情報を得た小日向さん。
皆の前で追求しろ、という2人の入れ知恵で、編集部全員の前で相沢編集長を糾弾しました。
ところが、その推理は尽く打ち破られたうえ、海外出張というアリバイまで突きつけられてしまいます。
職場中の人間から冷たい視線を受け続けることに耐えきれなくなった小日向さんは結局辞表を…… 千葉『学校であった怖い噂』
ミニゲーム+選択肢によってEDが変わる複合型
全国の登場人物からのメールを元に7つの記事を集めて新聞を作成する内容で、
他シナリオで住民登録&生存(一部出身地へ移動)が必要
<登場人物>
・条件
坂上修一・倉田恵美・日野貞夫
・その他
佐渡伸太・細田友晴・荒井昭二・風間望・サンフランシス小山・
津蛾兄弟(鶴人・亀人)・富沢7姉妹(月野・火乃・水貴・木里・金花・亜土・日)
・メール要員(その他にいなければメールのみでの出演)
*必須
細田友晴・荒井昭二・富沢7姉妹・縄枝萌実・幸田千賀子・西条しおり・岩下明美・更科理香・吉岡美紀・
倉崎亮太・田丸直樹・浅生深美・天木茜・赤坂義男・相良澄江・神林成昌・早中徹平・水瀬亜理紗
*任意(4人必須)
風間望・繁野碧・青山瞬・神谷慎吾・相馬桜子・那須留美子 <ED変化>
・状態異常
坂上修一・日野貞夫
・移動
細田友晴・荒井昭二・風間望・サンフランシス小山が千葉、坂上修一・津蛾兄弟・富沢7姉妹が徳島、坂上修一が高知へ
<関連シナリオ>
※条件・その他のみ
※その他勢は複数ED(一本道型ではない)シナリオのみ
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
・兵庫『紙芝居のおじさん』(任意)
坂上修一・倉田恵美が兵庫にいることが条件。ED後2人+津蛾亀人は徳島へ移動
・香川『布団』
細田友晴が香川にいることが条件
・富山『肝試し』
荒井昭二が富山にいることが条件
・東京『アルバイト男の事情』
サンフランシス小山が東京にいることが条件
・埼玉『黒百合総合病院』
津蛾亀人が埼玉にいることが条件
・福井『仮面夫婦』
津蛾亀人が福井にいることが条件 <メール(ED)攻略例>
東京『アルバイト男の事情』『ファミ通補完計画』(更科理香)→富山『頭川トンネル』『肝試し』(倉崎亮太・田丸直樹・荒井昭二)
→静岡『奇石博物館』(富沢日)→愛知『桃太郎神社』(富沢亜土)→三重『牛鬼の像』(富沢月野)
→大阪『大阪トンネル巡り』(富沢木里)→和歌山『相談』(浅生深美)→岡山『吉備津神社』(富沢火乃)→広島『ヒバゴン』(富沢水貴)
→山口『壇ノ浦』(富沢金花)→鳥取『水木しげる記念館』『妖怪砂蟲』『サラリーマン山田の冒険』高知『ノツゴ』(吉岡美紀)
→香川『布団』(細田友晴・神林成昌)→高知『猫の霊』(黒井うらら・神田提造を鹿児島へ)→鹿児島『幽霊ホテル』(水瀬亜理紗)
→熊本『熊本怪奇名所巡り』(風間望)→長崎『信愛』『真愛』『サンブラ樹』(天木茜・相良澄江・赤坂義男)
→山形『人面魚』(青山瞬・那須留美子・早中徹平・繁野碧・縄枝萌実)→宮城『ダンボール』(幸田千賀子)
→茨城『雛祭り』(西条しおり)→埼玉『棚婆』(岩下明美)
・回復
細田友晴・天木茜・赤坂義男・(神林成昌・幸田千賀子)
・移動
更科理香を千葉へ <あらすじ>
たくさんのメールから7つの話を選び出した坂上 修一くんは、それを元に壁新聞を製作しました。
果たしてその評価は……?
(分岐1)
[1]
壁新聞は、絶賛もされないが非難もされない、ごく普通の出来映えでした。
坂上くんは、次の企画をどうしようかと考えながら、部室へ戻っていきました。 [2]
『トイレの怪談』 をテーマに製作された壁新聞は、なかなかの評価を得ました。
その日の放課後、坂上くんは校門を出たところで、見知らぬ学生に話し掛けられます。
彼・細田 友晴さんは、坂上くんがトイレの怖い話を特集したことにいたく感動し、
坂上くんの通う高校を突き止めて、押しかけてきたようです。
細田さんに、一方的な友情を押しつけられた坂上くんはその場を逃げ出しました。
足の遅い細田さんを振り切ったと思ったのも束の間、何故か背後から彼が現れたことで
恐慌状態に陥った坂上くんは、公園のトイレに飛び込み、個室に入って鍵を掛けます。
個室のドアをガタガタと揺する細田さんと、ドアを押さえて離さない坂上くん。 すると、細田さんの気配は、ゆっくりとトイレから出て行きました。
ところが、次の瞬間、個室内の便器から、細田さんが現れたではありませんか。
水の中から這い出てこようとする細田さんを人間ではない、と確信した坂上くんは
思い切り水洗レバーを捻り、水ごと流してしまいました。
気を失った坂上くんが目を覚ましたのは、もう日も暮れた頃。
しかし、あれは夢だったんだ、と言い聞かせながら家路につく坂上くんが受け取ったメールは、
紛れもなく細田さんからのものでした。
悪夢はまだまだ終わらないようです。 [3]
坂上くんの作った壁新聞は、妖怪・逆さ女の話が好評を博しました。
その日の夕方、下校する坂上くんを待ちかまえていたのは、荒井 昭二さん。
荒井さんは、壁新聞には載せないという約束を破ったことを指摘し、
身をもってその報いを知ることになるだろうと言い残して、去っていきます。
彼の言葉が気になりつつも、普段通り就寝した坂上くんは、真夜中にふと気配を感じて目が覚めました。
上方から感じるその空気にそっと目を開けると、そこには天井に張り付く女の姿が。
天井からぶら下がったまま眼前に迫る逆さ女は、約束を破った坂上くんの首を………
坂上くんが最後に感じたのは、首から吹き出る血の生暖かさでした。 [4]
メールでリクエストがあったように、怖いと見せかけて面白い話を集めてみた坂上くん。
その評価は散々なものでした。
1人反省会を終え、帰宅しようとした坂上くんの前に胡散臭い男が現れました。
その胡散臭い記憶喪失の男に、自分の正体を教えてくれと言われました。
(分岐2)
「地球人じゃないのか」 と答えると、男は天空の覇者・シュガーナッツを名乗り、
坂上くんは大地の守護者・ピスタチオであると言い、海の聖母・レディーマカダミアンを探す旅に誘ってきます。
抵抗する坂上くんですが、自称・シュガーナッツは常識外れに強引で……
その1週間後、新聞部員の倉田 恵美さんと日野 貞夫さんは、学校に出てこなくなった坂上くんを心配していました。
倉田さんは先日、ブレザーを着て覆面を付けた男に 「レディーマカダミアンだろう」 と声を掛けられたそうです。
そのとき彼を必死に止めていた、学ランに覆面の男が坂上くんの声に似ていたような気がするのですが… [5]
※(分岐2)から
「地底人じゃないのか」と答えると、男は悪の秘密結社PO-HELL四天王の1人・カッザーマと名乗りました。
そして坂上くんをシュウイッチャーと呼び、ヤジレンジャーに奪われた記憶を取り戻してくれたと礼を言います。
坂上くんの愛犬の名 「ポヘ」 が、PO-HELLの合言葉と一致したらしいのですが、
人目も気にせず、「PO-HE!」 と叫び続ける男に、坂上くんは困惑を隠せません。
しかし、そんな男と一緒にいるところを倉田さんに見て見ぬふりをされ、もはや新聞部にも
顔を出せなくなってしまった坂上くんは、一晩中彼と共に、夜空に向かって叫び続けたのでした。
[6]
※(分岐2)から
「宇宙人じゃないのか」 と答えると、男は何かに納得したように帰っていきました。
呆気にとられながらも、その場を去ろうとした坂上くんに、1人の男性が話し掛けてきます。
男性はどうやら先ほどの男を捜しているようでした。
金星人である男を生け捕りにするため、男性は坂上くんを強引に車に乗せ、連れ去ってしまいます。 [7]
※(分岐1)から
男性陣からのメールを元に坂上くんが壁新聞を書き上げたとき、携帯電話にメールが届きました。
それは新堂 誠さんからのもので、女性からの話も織り交ぜないと大変なことになる、という忠告です。
その言葉が気になったものの、既に新聞は出来上がってしまいました。
結局、そのまま壁新聞を完成させた坂上くんですが、不安とは裏腹に、評判は上々。
部の先輩である日野さんからもお褒めの言葉をいただきました。
そんな坂上くんをじっと見ていたのは、素肌に黒い皮のジャケットを纏ったサングラスの男。
怪しすぎる男の正体は、ファミ通編集者・サンフランシス小山さんでした。
小山さんは、坂上くんの壁新聞を気に入ったと言い、新聞部室に案内させます。
取材内容を聞き出し、記事にしてやろうと考えた坂上くんですが、敢えなく小山さんの毒牙に… [8]
※(分岐1)から
女性陣からのメールを元に壁新聞を完成させた坂上くんをねぎらってくれる倉田さん。
彼女が飲み物を買ってきてくれると言うので、壁新聞の校正をしていたところ、
新聞に数字が書いてあるのを発見しました。
090-1234-5678。
そのとき、坂上くんの携帯電話を震わせたのは、まさにその番号からの着信…。
受話口からは少女の声が聞こえます。
「わたし、サヨコよ…」
倉田さんが戻ってきたとき、坂上くんの姿はなく、あの番号も消え失せていました。 [9]
※(分岐1)から
壁新聞の出来自体は、可もなく不可もなく、といったところでしたが、
坂上くんは、選んだメールの主がすべて 「富沢」 であることが気になっていました。
放課後、家路についた坂上くんの前に現れたのは、富沢姓を持つ7人の少女。
7人の富沢によって、坂上くんは拉致されてしまいます。
目が覚めると、そこは実験施設のような奇妙な場所でした。
富沢は、ここが自分たちの創られた場所なのだと言います。
そこへ現れたのは、津蛾 亀人・鶴人。
どうやら富沢も、元は1人の人間だったようです。
オリジナルを体のパーツごとに分断し、それぞれから1人の人間を創ったのが今の彼女たち。
富沢は、坂上くんも同じようにして7人創り、自分たちの弟にするのだと………。 [10]
※(分岐1)から
岩下 明美さんのメールには、織部 美弥子と加賀 洋一の話が綴られていました。
自殺した織部さんの魂が、加賀さんの描いた彼女の肖像画に入り込み、
命を持った絵の中の織部さんは、そこから抜け出してしまった。
彼女は今も、変わらぬ少女の姿で、絵画の中を行き来しているのだろう。
この話を裏付けるかのように、各地から絵の中に現れ、消えていく少女の目撃談が寄せられています。
それをまとめた坂上くんの壁新聞は、かなり高い評価を得ました。
喜ぶ坂上くんの元へ、岩下さんからの電話が入ります。
彼女は、織部さんはずっと1人で寂しがっているので、自分に注目してくれた
坂上くんの元を訪れるかもしれないと言い、彼女を拒絶しないように忠告すると、電話を切ってしまいました。
部室に戻った坂上くんを待っていたのは、少女が描かれた1枚の絵…。 不気味に思い、燃やしてしまおうとしたそれを引き取ったのは、日野先輩でした。
ところが、その夜坂上くんは、日野先輩から助けを求める電話を受けます。
悲鳴と共に切れた電話…。
直後、坂上くんの背後に何かが現れ、「こっちを向いて」 と囁きました。
そこにいたのは黒髪の美しい少女。
彼女…織部さんは、自分を他の人にあげたりしないで、と怒気を含んだ声で言います。
その足元には、日野さん…だったと思われる肉塊が引きずられていました。
気が遠くなった坂上くんが目を覚ますと、既に織部さんも日野さんの亡骸も消え失せています。
しかし、あれが幻ではない証拠に、日野さんは惨殺死体となって発見され、
坂上くんの家には、血にまみれた白いワンピースを纏った彼女の絵が送られてきました。 兵庫『紙芝居のおじさん』
一本道型。メンバー集めが大変
<登場人物>
・条件
(兵庫)10代メンバー5人以上
(生存)津蛾亀人
・10代メンバー
井川浩司・江見ゆかり・影野稔・滝園信也・福沢玲子・倉崎亮太・重沢勝平・岸川雛乃・西条しおり・
厠田小百合・笹倉真央・塩原恵美・坂上修一・倉田恵美
<ED変化>
・状態異常
10代メンバー
・移動
10代メンバー・津蛾亀人が徳島へ
<派生シナリオ>
・兵庫『件』
シナリオ途中(無条件)で解放・自動移動、終了後は『紙芝居のおじさん』へ戻る
<関連シナリオ>
※津蛾亀人関連のみ
・埼玉『黒百合総合病院』
津蛾亀人が埼玉にいることが条件
・福井『仮面夫婦』
津蛾亀人が福井にいることが条件 <メンバー集め>
出身地は以下の通り ※()内は登場シナリオ
・岐阜組:井川浩司・江見ゆかり・影野稔・滝園信也・福沢玲子(岐阜)
・滋賀組:倉崎亮太・重沢勝平(滋賀・富山・千葉メール)
・茨城組:岸川雛乃・西条しおり(茨城・兵庫・千葉メール)
・埼玉組:厠田小百合・笹倉真央・塩原恵美(埼玉・北海道・鹿児島)
・千葉組:坂上修一・倉田恵美(千葉)
主な組み合わせは5(岐阜)、2・2・2(滋賀茨城千葉)、3・2(埼玉+滋賀茨城千葉のうち一つ)
おすすめ攻略例
・埼玉or北海道+茨城:早く集めるだけならこれが一番楽
・岐阜:1EDで5人集められるがEDまでがやや長い。登場シナリオEDコンプならこれが一番楽(他組み合わせは鹿児島or千葉攻略が必要) <あらすじ>
人気のない公園にやってくる不気味な紙芝居のおじさん。
子どもが集まっていると、いつの間にか現れて、気味の悪い笛を鳴らすのです。
青山 瞬さんも一度見てみたいと思っているのですが…。
※以下埼玉+茨城を集めた場合
笹倉 真央さん、厠田 小百合さん、塩原 恵美さんの3人は、噂の公園にやってきました。
そこに居た岸川 雛乃さんと西条 しおりさんに尋ねてみますが、彼女たちも噂を聞いて来たもよう。
怪しい噂の情報を交換し合っていると、そこへ奇妙な笛を吹くおじさんが現れました。
おじさんは、人の目玉にも見える飴を皆に配り、口に入れたのを見ると、
早速紙芝居を始めました。 『件』
おじさんが持ってきた紙芝居は 『仙吉地蔵』 というお話。
昔々、商人・吉兵衛と、使用人・仙吉が、旅の帰りに茶屋で一服していました。
そこへ大きな黒い牛が、人足に引かれ、激しく抵抗しながら引きずられていきます。
体を打たれる牛を不憫に思った吉兵衛は、男から牛を買い取りました。
牛と共に家へ帰った吉兵衛と仙吉。
空いている牛小屋に入れてよくよく見れば、どうやら牛はお腹に仔牛が居る様子。
喜ぶ吉兵衛は、妻のお三津に事の次第を話しました。
金目当てに後妻に入ってきたお三津ですから、それを聞いて怒り狂います。
それに押されるようにして吉兵衛は、隣村の庄屋に貸し付けた金を受け取りに出かけました。 お三津は、旦那が居なくなるや、継子のお絹に辛く当たり、あまつさえ男を引っ張り込む始末。
何とお三津と男は、吉兵衛を殺し、財産を自分たちのものにする計画を立てていました。
それを聞いていた使用人・お初は、慌てて仙吉に報告します。
仙吉は、雪の中へ飛び出していき、峠で無事な姿の吉兵衛を見つけて一安心。
そのとき、男が2人に襲いかかってきました。
男と斬り合う仙吉は、主人を逃がそうとしますが、暗闇で足を踏み外した吉兵衛は崖下へ。
仙吉も吉兵衛に気を取られた隙をつかれ、命を落としてしまいました。 お三津と男は、首尾良く吉兵衛を片付けて満足げ。
継子のお絹と、使用人のお初を縛り上げ、後々始末するために牛小屋に転がしておきました。
そのとき、身重の牛が、事態を察知してか、大きな声で鳴き始めます。
苛立った男は、牛を一刀両断、切り捨ててしまいました。
しかし、死んだ雌牛の腹から現れたのは、顔が人、体は牛の化け物。
おまけにその顔は、殺した仙吉にそっくりです。
仙吉牛は、男の喉笛に喰らいつき、お三津に襲いかかりました。
そこへ戻ってきたのは、奇跡的に無事だった吉兵衛。
牛が仙吉だとは知るよしもない吉兵衛は、妻の危機に仔牛を刺し殺してしまいました。
命を狙った自分を守ってくれた吉兵衛と、涙を流して仙吉牛に詫びるお絹の姿に
心打たれたお三津は、すっかり改心したそうです。
吉兵衛は、大きな地蔵をつくり、仙吉地蔵と名付け、仙吉の魂を手厚く弔いました。
めでたしめでたし。 『紙芝居のおじさん』
話し終えたおじさんは、今度は皆がおじさんに協力してくれる番だ、と言います。
おじさんが笛を吹くと、彼女たちはふらふらとおじさんのあとを付いていきました。
そして二度と帰ってくることはなかったのです。 山梨『大作家』
一本道型。だが選択肢によりポイントが加算され、累計ポイントにより『大作家その三』のEDが変わる。
<登場人物>
(山梨)吉池マリア・筒井康隆・三枝美子・丹波正路
(東京)バカタール加藤
(指定県)女性10人 ※初回プレイのみ
<ED変化>
・状態異常なし
・移動
吉池マリアが東京へ
<派生シナリオ>
・山梨『本陣の怪異~秋雄~』
『大作家』途中(無条件)で解放・自動移動、終了後は『大作家』へ戻る
・山梨『大作家その二』
『大作家』クリア&山梨に女性10人で解放
・山梨『本陣の怪異~寿美子~』
『大作家その二』途中(無条件)で解放・自動移動、終了後は『大作家その二』へ戻る ・山梨『大作家その三』
『大作家その二』クリア&『大作家その三』ラストに表示された県に女性10人で解放
・山梨『本陣の怪異~利吉~』
『大作家その三』ルート次第で解放・自動移動、終了後は『大作家その三』へ戻る
・山梨『大作家その三・裏』
『大作家その三』クリアで解放
<関連シナリオ>
・東京『アルバイト男の事情』
吉池マリアが東京にいることが条件
<メンバー集め(女性10人)>
・埼玉『棚婆』(笹倉真央・塩原恵美・厠田小百合・岩下明美)+茨城『雛祭り』(西条しおり・西条静江・岸川雛乃・岸川陽子)
+和歌山『相談』(浅生深美・春日井千春・緒方真菜)
早く集めるだけならこれ
・富沢7姉妹(静岡愛知三重大阪岡山広島山口)+和歌山3人→千葉メール(富沢&浅生)・富沢ED
戻し移動が面倒ならこれ <あらすじ>
編集長・バカタール加藤さんに休日を潰して出張予定を組まれた吉池 マリアさん。
大作家・筒井 康隆先生がファミ通に寄稿してくれるので、その原稿を受け取りに行けと言うのです。
筒井先生が滞在しているという山梨の旅館についた吉池さんは、若女将と思われる女性
三枝 美子さんから、原稿と手紙を手渡されます。
本人に会えなかったことに釈然としない思いを抱きながら、再びバスに乗り込んだ吉池さんは
筒井先生の原稿を読んでみることにしました。 『本陣の怪異~秋雄~』
微熱を抱えた秋雄は、温泉宿の天井を見上げ、色々なものに見える天井の木目を眺めていました。
秋雄が療養のために滞在しているこの宿は、元・本陣であり、秋雄の寝ている八畳間は武士の寝室、
ばあやの寝ている四畳半は警護役が控える間だったといいます。
眠れない日は天井の木目に妖や動物の形を見て、それに思いを馳せていると段々眠くなってきます。
眠気を感じたら、あとは天井の木板を数えれば……
いつでも、一列目を数え終わる前に、秋雄は眠りに落ちてしまうのです。
何故なら、秋雄には天井板を数え終わった記憶がないのですから。
『大作家』
あっさり終わってしまう短文にあきれ果てる吉池さん。
こんなものを書く人が大作家なのか…と思ったところで、手紙もあったことを思い出します。
そこには、原稿が未完成であること、山梨県に女性が増えてから書こうと思っていることが記されていました。 山梨『大作家その二』
一本道型。だが選択肢によりポイントが加算され、累計ポイントにより『大作家その三』のEDが変わる。
<ED変化>
・状態異常なし
・移動
吉池マリアが東京へ <あらすじ>
原稿の続きが出来たという連絡を受け、再度山梨へ向かった吉池 マリアさん。
さっさと原稿を貰って、東京に戻ったら残りを休養に使おうと思っていたところ、
若女将・三枝 美子さんが、筒井 康隆先生から伝言があると言います。
それは、直接原稿渡せなかったお詫びに、旅館で1日静養していってくれ、というもの。
仕事を言い訳にしても、上司に話を通してあると言われてしまえばどうしようもありません。
家に帰ってゲームがしたい、とは言えなかった吉池さんは、旅館に一泊することに…。
泊まることになってしまったものはしょうがない、と温泉で汗を流した吉池さんは、
食後の空き時間に、筒井先生から受け取った原稿に手を伸ばしました。 『本陣の怪異~寿美子~』
秋雄のばあや・寿美子は、毎夜秋雄が13枚天井板を数えると悲鳴をあげることに気づいていました。
けれども秋雄は、何故悲鳴をあげ、気を失ったのか、まったく覚えていません。
そこで八畳間の天井板を数えてみると、14枚目は寝ている秋雄から見て右下…南東の隅にあります。
次の夜、寿美子は隣の間で眠らずに控えており、秋雄の悲鳴と同時に部屋へ飛び込みました。
寿美子の見た天井板には何もありませんでしたが、その日の秋雄ははっきりと口にします。
「天井板を開けて、歯のない白髪のお爺さんが覗くんだ」
意識をはっきりさせた秋雄が頑なにそう言うので、宿の主人に部屋を変えて欲しいと頼むと、
十五代目だという主人はその老人の話を聞いて、こう言いました。
それは、この本陣が出来て二代目の主人の頃の話……。 『大作家その二』
すると原稿はまた途中で終わっています。
虚脱感に襲われた吉池さんは、布団に潜り込み、眠ってしまうことにしました。
しかし、その夜。
まだ暗いうちに目が覚めてしまった吉池さんは、ついついあの原稿の話を思い出してしまいます。
そして視線は、自然と天井板へ。
すると14枚目の板から、物語の通り、お爺さんの顔が………。
翌朝、何事もなく目を覚ました吉池さんはあれは夢だったと言い聞かせます。
現に、若女将も吉池さんがあげたはずの金切り声が聞こえなかったというのですから。
気を取り直し、会社に戻った吉池さんが見たのは、
「〇〇県に10人女性が集まるまで断筆する」
という筒井先生からのFax……。 山梨『大作家その三』
『大作家』『大作家その二』の選択肢によりEDが変わる特殊型
<ED変化>
・状態異常
吉池マリア
・移動
吉池マリアが東京へ
<関連シナリオ>
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ <あらすじ>
編集長・バカタール加藤さんの出張命令を断固拒否する吉池 マリアさん。
けれど、どちらも引かなければ、結局弱いのは部下の吉池さんです。
仕方なく、最後の原稿を受け取りに、山梨へと向かうことになったのでした。
原稿を貰って、すぐに帰ろうと思っていた吉池さんですが、若女将・三枝 美子さんは
筒井 康隆先生が直接原稿を手渡すので、部屋で待っているよう伝えられます。
通されたのは前回宿泊したあの部屋でした。
筒井先生本人は別の打ち合わせが長引いているというので、部屋で待機していた吉池さん。 [1]
筒井先生が帰ってこられず、渋々離れに泊まった吉池さんは、この場に居なければ良いと思い立ち、
ロビーで時間を潰し、もし他の宿泊客と仲良くなれたらそちらの部屋にお邪魔させて貰おうと考えます。
しかし、ロビーは明かりこそありますが完全な無人。
離れよりはマシだ、とそこで週刊誌を読んでいた吉池さんの耳に玄関の方から物音が聞こえてきました。
様子を見に行くと、そこで段差に足を取られた男性が転倒しています。
その恰幅の良い紳士に手を貸した吉池さんは、どうやらお金持ちの社長らしいその人に興味津々。
彼の離れに招待され、秘書の方も交えて雑談をしていましたが、自分の泊まる離れのことに
話が及ぶと、吉池さんはどうしても口ごもってしまいます。
すると男性は、あの話は本当だったようだ…と、こちらの離れの一室に吉池さんを泊めてくれました。 翌朝、気分良く部屋に帰ってきた吉池さんは、そこで若女将から原稿を受け取ります。
筒井先生は、今日も帰ってこられないので…と言うのです。
…東京に戻った吉池さんの元に、筒井先生からサイン入りの新刊が届けられました。
浮かれる編集長の相手に手一杯でよく見なかった吉池さんですが、その本に掲載されている
筒井先生の写真は、確かにあの日出会った紳士で……。 [2]
筒井先生が帰ってこられないので、今日は泊まって欲しいという若女将ですが、
恐怖体験をした吉池さんはそれを強硬に拒否し、何としても旅館を出ようとします。
すると若女将は困った表情で、吉池さんを待たせて退室しました。
次の瞬間、いきなり離れ全体の明かりが消えてしまいます。
そして上から感じる何者かの視線……。
筒井先生は若女将から、吉池さんが帰ってしまったことを聞いて残念そうです。
若女将が部屋を出ている間に帰ったようなのですが、不思議なのは玄関に居た従業員が
吉池さんの帰る姿を見ていないこと。 『本陣の怪異~利吉~』
藩主・久阪丹後守は、この本陣を江戸へ行き来する際の定宿にしていました。
いつもの八畳間に寝ていた際、鼠の足音が気になった丹後守は、槍で天井板を何度も突きます。
すると、隅の天井板が槍で持ち上がり、外れてしまいました。
短気な丹後守は、主人を呼びつけ、天井板の一枚に釘が打たれていないことを叱責します。
主人が天井板の釘は天井裏からしか打てず、一枚は外せなければ大工が降りられない、と言ったところ
丹後守は腹を立て、降りられなくなっても良いから大工を呼んで釘を打たせろ、と命じました。
藩主の言葉は絶対です。
そして人身御供に選ばれたのが利吉という身寄りのない年老いた大工でした。
利吉は棟梁たちに言い含められ、天井裏に上がって釘を打ち、そこで衰弱死を遂げます。
皮肉にも利吉の遺体を喰らった鼠たちは、前よりも活発に天井裏を走り回るようになったのだとか。
『大作家その三』
その話を聞いて、哀しい話だと言う若女将に、筒井先生はフィクションだ、と返すのでした。 [3]
暇をもてあまし、庭を散策していた吉池さんは、前回宿泊したときにも会話をした
庭師の丹羽 正路さんが仕事をしているところに出くわします。
そこで、丹羽さんにあの離れに何か出るという噂がないか尋ねてみたところ、
「筒井先生にからかわれたんだろう」 という思いもよらない一言が。
丹羽さんが言うには、今までも同じように筒井先生の悪戯で怖い目に遭わされた人がいるのだとか。
部屋に戻ってきた吉池さんは、若女将から筒井先生が戻るのは明日になることを告げられます。
またも離れに泊まることになってしまった吉池さん。
布団の中からふと見上げた天井にはまた、老人の顔が…。
翌朝、旅館に戻ってきたという筒井先生本人と対面した吉池さんは、
天井の老人について話を持って行こうとする筒井さんに、自分が真相を知っていることを告げます。 すると筒井先生は笑って悪戯を白状しました。
ところが、筒井先生が悪戯をしたのは、前回だけだというのです。
からかわれているのだと思い笑う吉池さんに、筒井先生は神妙な顔で原稿の最終章を差し出しました。
→『本陣の怪異~利吉~』へ
自分の見た者が筒井先生ではないと知り、気分が悪くなってしまった吉池さんは、
挨拶もそこそこに急ぎ東京へと戻るのでした…。 [4]
待つことしばし、若女将に告げられたのは、今日は帰ってこられないらしいという言葉。
吉池さんは否応なく、あの恐怖体験をした部屋に泊まらなくてはいけなくなってしまいます。
……そして深夜、再びあの天井の老人が現れました。
今度こそ大きな悲鳴を上げた吉池さんは、部屋の隅まで逃げて腰を抜かしたまま朝を迎えます
翌朝は、若女将が止めるのも聞かず、筒井先生に会う前にタクシーで逃げ帰りました。
先生には編集長が電話で謝罪してくれ、原稿も郵送で無事受け取ることが出来ましたが、
吉池さんは同封の筒井先生からの手紙も読めず、極度の暗所恐怖症になってしまったそうです。 山梨『大作家その三・裏』
選択肢によってEDが変わる選択肢型
<登場人物>
(山梨)バカタール加藤・筒井康隆・鮎川桂・三枝美子・丹波正路
(東京)吉池マリア
<ED変化>
・状態異常
バカタール加藤・筒井康隆・三枝美子
・移動
バカタール加藤が東京へ
<関連シナリオ>
・東京『アルバイト男の事情』
バカタール加藤が東京にいることが条件
<あらすじ>
自分は 『四八』 の会議があるので、一生懸命、吉池 マリアさんを説得していた編集長・バカタール加藤さん。
すると、タイミング良くバンプレストの石川 肇さんから会議の延期を申し出る電話が入りました。
大ファンの筒井 康隆先生に会えることになり、喜色満面で山梨へと向かう編集長…。
若女将の三枝 美子さんに出迎えられ、立派な離れに通されます。
(分岐1) [1]
離れに通された編集長は、待っている間、部屋の中を見て回ることに。
隣の部屋は寝室らしき部屋で、天井には 『本陣の怪異』 のように複雑な木目が広がっています。
(分岐2)
居間に戻った編集長は、若女将から筒井先生の帰還が夜になると告げられます。
筒井先生から、この離れに泊まっていって欲しいと言われた編集長は大喜び。
(分岐3)
明日に備えて早めに寝ることにした編集長は、一度も目を覚ますことなく朝を迎えます。
すると部屋を訪れた若女将が、筒井先生からの原稿と手紙を手渡し、
先生は急な用事で神戸に戻ったと告げました。
がっかりした編集長は、先生直筆の手紙だけを喜びに、電車で東京へ。
一方、実は旅館に居た筒井先生は、編集長が爆睡していたせいで悪戯が失敗したことに落胆しています。
若女将はそんな筒井先生を慰め、あまり無理はしないように、と言い含めるのでした。 [2]
※(分岐3)から
編集長は、筒井先生の作品を読み返しながら眠ってしまいました。
深夜に目を覚ました編集長は、何かがこちらの様子を窺っている気配を感じました。
「そこだ!」 と叫んで、手にした筒井先生の本を、天井に投げつける編集長。
すると、叫び声と共に、天井から人が降ってきました。
怪しい男を警察に突き出そうとする編集長でしたが、顔を見て吃驚。
何と筒井先生本人ではありませんか。
そこへ秘書の鮎川さんが入ってきて、ひっくり返った筒井先生にまた吃驚。
妙な空気のまま居間へ移動すると、筒井先生はこれが原稿を使った悪戯だと白状します。
お茶を運んできた鮎川さんは、渋い顔ですが、筒井先生は懲りない顔で、
お茶より酒の方が良いなどと言う始末。
結局、3人は編集長がお土産に持ってきた日本酒を飲みながら夜を明かし、一緒に朝食を取りました。
無事に最後の原稿も貰った編集長は、また今度酒を飲もうと約束し、旅館を後にします。
憧れの筒井先生と酒を飲み、次の仕事の約束まで出来た編集長は満足しきりでバスに揺られていました。 [3]
※(分岐2)から
主人公のように、寝転がり、天井板を数えてみる編集長。
すると、14枚目の天井板に一瞬、老人の顔が見えたような……。
それを気のせいと片付け、居間に戻った編集長は、若女将から筒井先生の帰還が夜になると告げられます。
筒井先生から、この離れに泊まっていって欲しいと言われた編集長は大喜び。
(分岐4)
食事を終え、風呂に入った編集長は、小説を少し読んでから寝ることにしました。
天井裏の筒井先生は、なかなか寝ない編集長に苛々していました。
早く戻らないと、真面目な秘書の鮎川 桂さんに叱られてしまうというのに。
そのとき、不意に足元に何かが触れたような感触があります。
見れば、見知らぬ老人が自分と同様、這い蹲った姿勢でこっちを見ているではありませんか。 老人は、「早く天井板を打ち付けないと怒られる」 と言います。
すると、筒井先生の体は、自分の意志に反して天井板をはめ直し、釘を打ち付けていきました。
体の自由が戻った筒井先生は出口へ向かって逃げ出します。
ところが、老人はすべて穴を塞がなければならない、と言い、筒井先生を金槌で殴りました。
それどころか、筒井先生の全身に容赦なく釘を打ち付けていくのです。
…翌日、慌てた様子で編集長の部屋にやってきた若女将や鮎川さんは、
編集長に最後の原稿を手渡すと、必死に天井を棒で突き始めました。
事情を聞ける雰囲気ではなく、原稿を手に帰ってきた編集長。
その日以来、筒井先生の消息は知れぬままだと言います。 [4]
※(分岐4)から
食事を終え、風呂に入った編集長は、筒井先生の原稿を読み返しながら帰りを待ちました。
いつの間にか時刻は明け方近く。
明日、先生に会うのだから早く寝なければ、と思うのですが、眠気が訪れません。
仕方なく、また天井板を数えていると、またもあの老人の顔が……。
死の瞬間、あれがノンフィクションだったと知った編集長の心は満たされきっていました。 [5]
※(分岐1)から
離れに通された編集長は “礼儀正しい日本男児” として筒井先生をお待ちすることに。
と、ここで日本男児の正しい接待とは何か、ということに思いを馳せます。
(分岐5)
「次の作品のネタを提供しよう」 との結論に至った編集長は、様々に考えを巡らせました。
夜半、シャワーが壊れているようだ、と若女将を呼んだ編集長は、その顔を湯に沈め、窒息死させます。
更に、同じクレームで次々に従業員を呼び出し……。
夜遅くに旅館へ戻ってきた筒井先生と秘書の鮎川さんは、血まみれでニヤニヤと笑う男に仰天しました。
男は、ファミ通編集長の加藤と名乗り、先生に人を殺すときの体験を話したかったと言います。
先生のお役に立ちたくて……。
そんな理由で次々に殺人を犯したと聞き、筒井先生は呆然としていました。 [6]
※(分岐5)から
日本男児として尊敬する先生に何か奉仕活動を…と思い立った編集長。
筒井先生は帰ってこないということでしたが、ファンである自分を試すため、
夜中に来訪するかもしれない…と考え、いつ先生が訪れても良いように準備万端です。
しかし、そのとき編集長は天井裏に何者かの気配を感じました。
本を投げつけ見事退治した曲者の正体は何と筒井先生。
驚く編集長ですが、筒井先生の方も素っ裸の編集長に驚愕しています。
日本古来の高貴なたしなみを…と迫る編集長に怯えた筒井先生は死にものぐるいで逃げ出しました。
編集長は夜の庭園を全裸で風のように走るのでした。
[7]
※(分岐5)から
大したおもてなしを思いつかないまま、朝を迎え、おまけに筒井先生にも会えず、
原稿の封筒だけを貰って東京に帰るハメになったのでした。 大阪『劇場の恐怖』
ランダム+選択肢の複合型。
PS2の時間を設定しないとランダム分岐しなくなるバグがあるので注意。
住人20人集め、スキップ不可といった要素もあるためEDコンプはかなり大変。
<登場人物>
稲川淳二・住人20人
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・愛媛『呪われた旅館』
稲川淳二が愛媛にいることが条件
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ <メンバー集め(住人20人)>
・東京『アルバイト男の事情』(他を当たって遠慮ゲーム雑誌へ)/『ファミ通補完計画』(警官に道を聞いてバカ面接)/
『犯人は誰だ!』(真犯人解明ED)計16人+4人(茨城『雛祭り』など)
16人:(佐藤・竹林/八曲・鳩河/小日向・小山・屋城・相沢・吉池・加藤・更科・緑川・西浦・森田・徳山・大蔵)
早く集めるならこれ
・EDコンプ簡単シナリオ&登場少なめ住人
青森『キリストの墓』(比良野風助・佐々木靖吉・佐々木キヨ)ED3
→山形『人面魚』(『人面犬』解放含む)(藤田錐香・加賀美慶介・三橋優一・唐沢伸江)ED4
→福島『安達ヶ原ふるさと村』(柿本秀治)→栃木『殺生石』(森井幸雄)→群馬『分福茶釜』(多田羅善兵衛)ED2
→福井『仮面夫婦』(加藤雅春・加藤里美・倉永輝夫・鏑木大吾郎)ED3→長野『信州信濃の名物は』(藤森春光)
→京都『京都の噂』(水島祐樹)→島根『琴ヶ浜海岸』(新堂誠)→佐賀『河童のミイラ』(古間日佳梨)
→大分『地獄極楽』(城ノ内昌道)→適当ED2つ→あなたシナリオ第6話(木原浩勝) <あらすじ>
※分岐2のみランダム分岐、それ以外選択肢分岐
稲川さんが、舞台の美術スタッフから聞いた戦後間もない頃の話です。
「この話を聞いたことありますか?」と稲川さんは問います。
(分岐1)
[1]
昔、この舞台で公演していた一座のベテラン女優は、二枚目の若手俳優と恋仲でした。
けれども彼は名前が売れてくると、女優を捨て、若い女に走ってしまいます。
思いあまった女優は、劇薬で男の顔を焼いてしまおうとしますが、浴びてしまったのは彼女自身でした。
二目と見られない顔になった女優は、恨みを抱きながら、自らの命を絶ったそうです。 [2]
ある公演の稽古中、役者が台本を入れたバッグを楽屋に忘れたということで付き人がそれを取りに行きました。
すると、隣の楽屋から明かりが漏れており、「いくら塗っても消えない」 という女の声が…。
何気なく開いた扉から中を見ると、鏡に向かって化粧をしている見知らぬ女性。
鏡に映ったその顔は無惨にただれています。
悲鳴をあげて逃げ出した付き人は、誰にも言えず、胸の内に秘めておきました。
後に聞いたところによると、この劇場も戦時中空襲に遭っています。
もしかするとあれは、この劇場で舞台に立っていた女優だったのかもしれません。 [3]
稲川さんは他の話を始めました。
(分岐2・ランダム分岐)
劇場の警備員さんから聞かされた話です。
夜中の劇場で、人を呼ぶ声がするので駆けつけてみると、真っ暗な舞台に奈落が口を開けていました。
こっちだこっちだ、と呼ぶ声がするので行ってみると、奈落の縁に指が掛かっています。
慌てて引っ張り上げようとすると、何故か向こうももの凄い力で引き落とそうとしてきました。
このままではこちらが落ちてしまう…と思って振りほどくと、奈落の中から笑い声がします。
そして、「おい、早く来いよ…」 という不気味な声が…。
舞台の下には、怨霊が住まう地獄があるようです。 [4]
※(分岐2)から
毎日、劇場の前に佇むみすぼらしい身なりの少年2人がいました。
警備員は入れてあげたいと思っていましたが、そうもいきません。
しかしあるとき、彼らがぴたりと姿を見せなくなりました。
不思議に思っていると、また毎日のように現れるようになります。
そしてまたもぴたりと来なくなる…。
警備員は、彼らが来るのは、ある女優が出演する日だけだということに気が付きました。
きっとファンなのだろう、と女優にそれを告げると、彼女は1枚の写真を差し出します。
そこに写っているのは、あの少年2人と幼い女の子でした。
少年たちは、戦争で亡くなった女優の兄だったのです。 [5]
※(分岐2)から
白塗りをしていた女性の幽霊ですが、あの話には続きがありました。
昔、舞台の主役を巡って、2人の女優が争っていたそうです。
負けた女優は、勝った女優を恨んで、彼女の顔に劇薬を浴びせました。
苦しみ抜いた末に、醜い顔になってしまった女優は、恨みを残したまま自殺します。
ところが、彼女が死んで主役を勝ち取った女優の顔に、ぽつりとできものが生じました。
そのできものが顔中に広がったその様子は、死んだ女優にそっくりだったそうです。
結局、こちらの女優も自ら命を絶ちました。
鏡の前で化粧をしていたあの女性は、一体どちらなのでしょうか。 [6]
※(分岐2)から
東京のある劇場は、戦時中に大空襲を受けたせいか、奇妙なことが多い場所でした。
(分岐3)
ある俳優に楽屋の忘れ物を取ってきて欲しいと言われた付き人が、夜中の劇場へ向かいました。
懐中電灯の明かりを頼りに真っ暗な廊下を進んでいくと、一瞬人の顔が映ります。
驚いて明かりを向けると、それは大勢の人を描いた書き割りでした。
ホッとして近づいた彼は大きな悲鳴をあげます。
それは、川の中で空襲に苦しむ人々の、凄まじい形相が描かれたものだったのです。
不思議なことに、気絶した彼を警備員が見つけたとき、その書き割りはどこにもありませんでした。 [7]
※(分岐3)から
あるとき見回りをしていた警備員が深夜の稽古場から聞こえてくる囁き声に気が付きます。
しかし開けてみると誰も居ません。
不思議に思って立ち去ろうとすると、再び囁き声が聞こえてきます。
耳を澄ましてみると、「若手の役者がセットの階段から落ちて大怪我をする」 と言っていました。
そして翌日、あの声の言ったとおりのことが起こったのです。
その夜も稽古場へ行ってみた警備員ですが、今度は静まり返っていて物音一つしません。
仕方なくその場を後にした彼の肩口に現れた青白い顔…。
「なぁ?本当に起きたろう」 [8]
※(分岐2)から
年配の俳優・Fさんが体験した話です。
関西のある劇場で公演をしていたとき、本番後の宴会帰り、台本を楽屋に忘れたことに気づいたFさん。
朝は必ず台本を読む習慣のあった彼は、楽屋に引き返しました。
1人廊下を進んでいくと、不意に電灯が明滅し、ついには真っ暗闇になってしまいます。
てさぐりで何とか楽屋まで行こうとしたFさんの足が不意に填ったようになって動かなくなりました。
填ったんじゃない、足首を手で掴まれているんだ。
(分岐4)
そう気づいたFさんが目をこらすと、そこにあったのは真っ白な両手。
更に、廊下の向こうから不気味な音と共に何かが近づいてきます。
その何者かが目前まで迫り、もう駄目だと思ったとき、夜警のおじいさんが様子を見に来てくれました。
同時に気配も白い手も消え失せましたが、あのとき夜警の人が来てくれなかったら、と思うと
ぞっとする…とFさんは語ります。 [9]
※(分岐4)から
Fさんの足首に絡みついていたのは、廊下中に広がる無数の蛇でした。
気絶してしまったFさんが目を覚ますとそこは楽屋。
どうやら警備員が悲鳴を聞いて駆けつけ、楽屋に運んでくれたようです。
もちろん、蛇など1匹も見当たりませんでした。
あれは一体、何だったのでしょうか。 愛媛『呪われた旅館』
ランダム+選択肢の複合型。
PS2の時間を設定しないとランダム分岐しなくなるバグがあるので注意。
住人20人集め、スキップ不可といった要素もあるためEDコンプはかなり大変。
『劇場の恐怖』よりもED数が少ないものの、話が長いため要注意。
<登場人物>
稲川淳二・住人20人
<ED変化>
状態異常・移動なし
<関連シナリオ>
・大阪『劇場の恐怖』
稲川淳二が大阪にいることが条件
・東京『地底霊界』
発生条件シナリオの一つ
<あらすじ>
※分岐2のみランダム分岐、それ以外選択肢分岐
怪談作品を撮るときには監督もするという稲川 淳二さん。
ある作品のイメージにぴったり合うロケ地を見つけてスタッフと現地入りしたときの話です。、
このときロケバスの中で、2人のスタッフが驚きの声を上げました。
(分岐1) [1]
稲川さんはスタッフに声をかけることができませんでした。
そのまま目的地の旅館に着くも、少々イメージが違った稲川さんは、スタッフに別の旅館を探してもらうことに。
(分岐2・ランダム分岐)
スタッフから見つけたとの報告があり、紹介された別の温泉宿へ向かうことに。
そこは三階建ての建物でしたが、2階3階はまったく使っていないので自由にして良いとのことでした。
埃がたっぷりと積もり、蜘蛛の巣もはっていますが、イメージにはぴたりと合致します。
早速、スタッフが機材を運び入れるために階下へ移動し、稲川さんは助監督と打ち合わせをしていました。
すると、奥の方から何やら声がします。
人が居るなら一言挨拶を…と思った2人が様子を見に行くと、そこには誰も居ません。 埃が積もった部屋の中では、スイッチの入った古いテレビだけが明かりを放っていました。
不気味に思いながらも、翌日から撮影に臨んだ一行。
押し入れのふすまが突然倒れる、というシーンを撮るため、スタッフの1人が中に入っていたときのこと
出てきた彼は顔面蒼白で、中に学生が居たと言います。
話を聞いた旅館の女将は、昔その部屋の押し入れで、書生が心中を図る事件があったと言いました。
調べてみると、押し入れの中には遺書と思しき古びた紙が貼り付けられています。
そして、紙の貼られていた場所というのが、スタッフが学生を見たというまさにその位置なのでした。 [2]
※(分岐2)から
しかし中々見つからず、仕方なくそこで撮影を始めた一行。
本来、押入を使うシーンでしたが、ふすまで代用することにしました。
ふすまの向こうにスタッフの女性が隠れて、合図と共に倒すはずだったのですが、
その女性が何故か部屋に入りたがりません。
すると、同行していた仏門の修行もしている先生が引き受けてくれました。
カメラが回ると、何故か向こうの部屋から読経が聞こえます。
不思議に思いつつも合図を出すと、ふすまが倒れ、そのシーンは撮影終了。
するとその先生が、この部屋は誰か人が死んでいる、と言い出しました。
何でも、先ほどあの部屋で、何者かが体に這い上がってくる感触があったのだとか。 お経を唱えると気配は去っていったそうですが、あの女性スタッフも部屋の鏡台から
女性が出てくるのを見て、入るのを嫌がったのだと言います。
見取り図を見てみると、どうやらあの部屋には入口のない開かずの間があるようでした。
それからしばらくして、あの旅館が取り壊されるというので、行ってみると、確かに開かずの間はありました。
御札がたくさん貼られたその部屋には、
「待ちぼうけ ついにこの世で会えずとも 死んであの世で待ち続け」
と書かれた紙が残されていたと言います。 [3]
※(分岐1)から
稲川さんは男性スタッフに声を掛けました。
するとそのスタッフから、吊り橋に出る幽霊の話を聞かされました。
大学生2人が、噂の吊り橋を車で訪れると、そこには白い女の姿がある。
彼らが吊り橋のたもとへ行くと女はいないが、橋の中央に白いものが落ちていた。
それは白い百合の花束に過ぎなかったが、恐ろしくなった1人が帰ろうと言うと、
何故かもう1人は金網を握りしめ、湖面を見ている。
そこには白い服の女が水面に立ち、こちらを手招いていた。
一目散に逃げ出した2人は、ようやく町までたどり着いたときには汗だくになっていた。
その手をズボンで拭うと、何故かべったりと赤く濡れる。
あのとき金網を掴んだ手には、どうしたことか真新しい血が付いていたのだ……。
ロケバスで今し方話した吊り橋へ寄ってみることにした一行。
(分岐3) 付近に車を停め、歩いて向かうと、そこには明らかに何かがいる気配がしました。
稲川さんが吊り橋で写真を撮っていると、突然同行していた女の子たちが震え始めます。
彼女たちが指さす方を見ると、黒ずくめの女が金網を後ろ手に握り、横ばいで歩いて来るではありませんか。
一歩も動けない稲川さんの目前で、女は溶けるように消えました。
しかし、そのとき確かに稲川さんは、彼女が 「恋人と親友に殺された」 と言ったのを聞いたのです。 [4]
※(分岐3)から
しかし道を間違え、辿り着いたのは廃墟となった病院。
すると、先ほど吊り橋の話をしてくれた男性スタッフの様子がおかしくなりました。
あまりのことに急いで病院へ搬送したのですが、彼はそのまま入院。
未だに退院していないそうです。 [5]
※(分岐1)から
稲川さんは女性スタッフに声を掛けました。
するとそのスタッフから、廃病院にまつわる怖い話を聞かされました。
二十数年前、スタッフの秋山さんはある病院に看護婦として勤務していた。
寮の改築を行う間、病院の敷地内にある空き屋で寝泊まりをしていた看護婦たちだが、
その空き屋は、人の気配や足音がしたり、床下からストレッチャーのような音が聞こえる不気味な所。
ある日、そこに寝泊まりしていた看護婦が行方不明になった。
更に、同僚の1人が廊下の奥にたたずむ、彼女の幽霊を見たと言う。
彼女が居た辺りを調べてみると、物陰に隠れるようにして小さな鉄の扉があった。
開けてみると、そこは地下通路への入口。 何でも昔この病院には、理不尽な扱いを受けていた伝染病患者を閉じこめておく建物があり、
彼らの遺体を運ぶための地下通路も備わっていたという。
あるとき患者たちが通路を使って脱走を試み、多くがそこで亡くなったらしいのだが、
建物が取り壊された今も、地下通路だけは存在していたようだ。
秋山さんと2人の看護婦は、手がかりを求めて地下通路を進む。
すると、背後からストレッチャーの音が近づいてくる。
逃げる3人だが、転倒した秋山さんは、何かが足に絡みついて身動きが取れない。
同僚の懐中電灯に照らされたそこには、怒りの形相の患者たちが…。
そして、秋山さんの足に絡みついていたのは、腐りかけた女の腕だった。
3人は地下通路で気絶しているところを発見される。
女の遺体は、行方不明になっている看護婦のものであった。
その廃病院へ立ち寄ることにした一行。
(分岐4) 到着すると秋山さんがふらふらと歩き出します。
彼女は見えない何かに話し掛け、地面に座り込んで泣き出してしまいました。
見れば、彼女の側の土中から白骨が…。
警察の調べによると、秋山さんが看護婦時代に殺害してしまった同僚のものでした。
秋山さんは今でも入院しているのだとか。
[6]
※(分岐4)から
しかし道を間違え、辿り着いたのは吊り橋。
仕方なく一行は、ロケバスを降りて吊り橋の景色を楽しんでから、旅館への道を進みます。
スタッフが撮影の準備に取りかかっていると、バスの運転手が不思議そうな顔で言いました。
「バスの後部座席にもう1人女性が乗っているんだけど、あれは誰だろうねぇ」 / ̄\ / KOTYの妙な利用に伴う
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ヽ | } 人_二>--ρ一-、
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| |'ヽ ,',,,,,,,, l| V
,' ̄ヽ l ,'--、 ゙゙゙゙゙=、 l| l
.l ニ; ヽ ,' ●l ,-ー、 ,'l |
ヽ,i--ノ ヽ, l 、_ ,/__l ● ,;' /
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匚 ̄| 主な例としてはage厨・煽り厨・コテハン・ゲハ民・
/  ̄ヽ やたら信者やらアンチやら○派だと騒ぐ人達です。
( 四/ .)
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四/ 四/ 四/ 四/ │_
(仮 (仮 (仮 (仮 . ソ ・ ゝ <テンプレは以上だ。
八 .八 八 八 .ノ \ なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
イ 三三三== 主な例としてはage厨・コテハン・煽り厨・ゲハ民などだ。
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ソ ・ ゝ (. │ │KOTYの妙な利用に伴う
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(-‐' Lト│.イ」ー--) 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。
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==== /なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
| |〒\) /主な例としてはage厨・コテハン・煽り厨・ゲハ民などだ。
| |、-ノ <これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
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イ 三三三==゙゙´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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イ 三三三==゙゙´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ ゛ 彡ノ 凵ノ Ⅱ
`丶____ イ
/  ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ \
\ O /
iニニニニニニi
/ ノ ヽ 丶 テンプレは以上だ。
| ノ \ ヽ | なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
| l ● ヽ | 主な例としてはage厨・コテハン・煽り厨・ゲハ民などだ。
| ⊂⊃ 、_,、_, ヽ | これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
| l >===l | 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。
ヽ くヽ 大 P /l lヽ
( ⌒ /⌒ ) ,/ ̄ ̄ ̄ ̄\ ) ,))
/ | ( (
| {0} | ),,)
| / ̄¨ ̄\ (ノ テンプレは以上だ。
| \___|== なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
/ヽ、--ー、__,‐´_ 主な例としてはage厨・コテハン・煽り厨・ゲハ民などだ。
/ > ヽ▼●▼<\ .\∩ これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ(ニ、`ヽ. 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。
.l ヽ l |。| | r-、y`ニ ノ \
l | |ー─ |  ̄ l `~ヽ_ノ <´  ̄ ̄ ̄) r^ ‐、
==== |{0} ,, |
| |〒\) | (_ヽ
| |、-ノ _,;ト イ、 テンプレは以上だ。
., =\| ヾ γ´⌒´-"ヾvーヽ⌒ヽ なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
/ ヽ yノヽ、 /⌒ ィ `i´ 〉; `ヽ 主な例としてはage厨・煽り厨・コテハン・ゲハ民などだ。
. / ∧ ` ヽ ) / ノ^ 、_____¥____人 | これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
〈 〈 ヽ` - 〈 ! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > 〉 気持ちはわかるがグッと堪えてスルーして欲しい。
ヽ ヽ 〉 ヽ ( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ / これはリアルでハードコアなゲームにするための故意の仕様なのだ。
` / | ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
| .| ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
.| | 〈J .〉、| |, |ヽ-´ 匚|__
/ ヽ ___
._/ ̄ ̄ヽ_ . < O .>
/()(人(人|) . i ニニニ i 丿 _
レソC^ヮ^ノル) / 人 │./ ソ ・ ゝ <テンプレは以上だ。
|(ノ. マ |つ ゝ |゚ -\ ノ ノ \ .て
| ヨ | ⊂)○○(つ ノ 三三三==
ヽ__ノ ./_ ̄_ヽ ミ ゛ ノ 凵ノ Ⅱ .そ C / .四/
|_|.|_| W . 丶 ____ イ (十 .(仮
..| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.>>.. ̄>>. ̄ ̄|
│ なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。 │
│ 主な例としてはage厨・コテハン・煽り厨・ゲハ民などだ。 . │
│ これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。 │
│ 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。 .│
└────────────┬┬──────────────┘
││ ミ ヽヽヽリリノノノノ
彡ミイ  ̄ ̄'` ̄ヾミ
彡ミi ) ;|ミ
彡ミ〉____i,i_____イミ
rミi_| ∧ |
{6〈`┬ー´_ |_ーイ これが"本物"のテンプレだ!
ヾ| ( ,-ー-、) | なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
\ `- ⌒-´ノ 主な例としてはage厨・コテハン・煽り厨・ゲハ民などだ。
/i\ __ノ ヽ \─/ これらに反応するとクソゲーを語る権利を失う。
/ > ヽ▼●▼<\ ||ー、. 困ったらWikiのQ&Aを見ろ。
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ (ニ、`ヽ.
.l ヽ l |。| | r-、y `ニ ノ \
l | |ー─ |  ̄ l `~ヽ_ノ ____
ソ ・ ゝ
__ノ \ なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
/ヽ、--ー、__,‐ 主な例としてはage厨・コテハン・煽り厨・ゲハ民などだ。
/ > ヽ▼●▼<\ . ∩ これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ(ニ、`ヽ. 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。
.l ヽ l |。| | r-、y`ニ ノ \
l | |ー─ |  ̄ l `~ヽ_ノ ____
ソ ・ ゝ そのキレイなテンプレは以上だ。
__ノ \ なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
/ヽ、--ー、__,‐ 主な例としてはage厨・コテハン・煽り厨・ゲハ民などだ。
/ > ヽ▼●▼<\ . ∩ これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ(ニ、`ヽ. 気持ちはわかるが、そのキレイなスルー対象をフッ飛ばすつもりでスルーして欲しい。
.l ヽ l |。| | r-、y`ニ ノ \
l | |ー─ |  ̄ l `~ヽ_ノ __\__ , , -‐- 、 __
/ \` ヽ、 // ,、 \ ソ ・ ゝ
, ' `ヽ ハ ∧ニ∨,/ /O\ .\ \ \四/
/ r \ー‐[OニO] i_∠ニニ,ニ`_、_/ 三三三== ミ
i、 , ' ⌒ヽ、 Y = | l /┃ \ l ノ 凵ノ Ⅱ 八 仮
|ミi {i::::::::::::::::i ‐r ⌒ii │l丶 _ー \ /ー──´
| ヽ三iハ::::::::::::ノ Yi:::::::/ レ⌒トv━ヘイ
__.__ | ,==ヽ ̄ヽ‐‐ヽ‐/ テンプレは以上だ。
/o oヽ ン< ̄ ̄VミlY彡V, ' なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
/o /V、 /ヽ /ミiレl::l::/〃 主な例としてはage厨・コテハン・煽り厨・ゲハ民などだ。
二ヽ o ,/ ヘ`ヽ、 `>二二<ー 、 これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
ヽ ヽ\/ V \!i i|メ ヽ 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。 .∧
./,、ヘ
i、_ 7ハF-、 ._.ノj テンプレは以上だ。
ゝ、_ ` ‐‐- 、// i .ヽ、`Y´ ̄ -=ァ' なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
ヾー` / { .___ハ___ヽ } -ァ' 主な例としてはage厨・コテハン・煽り厨・ゲハ民などだ。
`ー- 、 .|r-==、 〉-―ァ ,-‐' これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
`ヘ |`‐--'Yヾ-‐´i / 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。
_.ヘ| 「 ヽ | / `i |/
._r-‐(i_.) | | ノ.||.( |.|j--‐、
./(  ̄.)_) } || { ソ `‐-、 _ KOTYの妙な利用に伴う
!__( (  ̄) `─‐--‐─´ム `、 ソ ・ゝ お客さんの発生が予想される。
/ `‐-孑 / } ノ ヽ スルー検定を忘れずに。
| |__/ / .| ミ゙ ´┣┳〓〓┳━
| ヽ `‐‐-- ___ -‐´ j\ `丶──´ ,‐ - 、 ,へ"、
. i `ー- ―/ γ⌒ヽ _
l ーヘ, ノ フ
/ ~ヽノ
‐┼- ● ● ┼- テンプレは以上だ。
‐┼- ○ ┼- なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
_ゝ- メ、 ☆ 主な例としてはage厨・煽り厨・コテハン・ゲハ民などだ。
/ヽ、--ー、__,-‐´ \─/ これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
/ > ヽ▼●▼<\ ||ー、 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ (ニ、`ヽ
.l ヽ l |。| | r-、y `ニ ノ \
l | |ー─ |  ̄ l `~ヽ_ノ /i
! !、 ___ --- .._
ヽ ヽ、 ,彡フ ̄ :;;;::::::::::`ヽ テンプレは以上だ。
ヽ フ''  ̄ `ヽ:::i gdgd抜かす奴は夢に出てやるからな。
_ 〉ソ,ヘ ∈∋.l:::i 許して欲しくば
(ヽi, /; !::| 自分の家族・友人・知人計30人に
iゞ! ,,_____ノ、i; |:::! チンチロリンを購入させるんだ。
!、 'ヽ__●ノ' -=・=‐ |:l
!、jヽ、 ,- |:!
〉 /,、''`ヽ_ _,。) l
'!, ヽ`t-,、_ ェェィ !
ヽ ヽt,=,=' ニ丿 ノ
\ `'"~⌒ /
`-- ^ ;;:::'''″
 ̄ ○ /| ○
.|......... テンプレは以上だ。 | \ |
::::::::::::\ なお、このスレでは予告無く度々スルー検定が実施される。 \/ ̄
∈∋ヽ\ 主な例としてはage厨・煽り厨・コテハン・ゲハ民などだ。 /_____ノ
-=・=‐ヽ:::\ これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。 /'ヽ__●ノ'
人__) ヽ::| 気持ちはわかるが、対戦チンチロリンでも買って | (__人
⌒´ / 落ち着いて2と5の目を出してほしい。. \ `⌒
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ _/ ̄ ̄ヽ_
△// 》》》 ヽヽ⊿ テンプレは以上だ。
|ソソ 0 0ル)ノ なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
||| ト ^ イ||| 主な例としてはage厨・煽り厨・コテハン・ゲハ民などだ。
γ´⌒´-"ヾvーヽ⌒ヽ これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
/⌒ ィ `i´ 〉; `ヽ 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。
/ ノ^ 、_____¥____人 |
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > 〉
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ /
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 /
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、
〈J .〉、| |, |ヽ-´ _/ ̄ ̄ヽ_
△// 》》》 ヽヽ⊿ (^ヽ--△<^)
|ソソ 0 0ル)ノ / ~▽
||| ト ^ イ||| 士 0 o 0 士 テンプレは以上だ。
γ´⌒´-"ヾvーヽ⌒ヽ メ ___ メ なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
/⌒ ィ `i´ 〉; `ヽ (⌒` ⌒ヽ 主な例としてはage厨・煽り厨・コテハン・ゲハ民などだ。
/ ノ^ 、_____¥____人 | |ヽ ~~⌒γ ⌒ ) これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > 〉 │ ヽー―'^ー-' 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ / │ 〉 |│
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 / │ /───| .|
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、 | irー-、 ー ,| |
〈J .〉、| |, |ヽ-´ | / `X´ ヽ _/ ̄ ̄ヽ_
△// 》》》 ヽヽ⊿ (^ヽ--△<^)
|ソソ 0 0ル)ノ / ~▽
||| ト ^ イ||| 士 0 o 0 士 テンプレは以上だ。
γ´⌒´-"ヾvーヽ⌒ヽ メ ___ メ なお、このスレでは予告無くたびたびスルー検定が実施される。
/⌒ ィ `i´ 〉; `ヽ r'⌒ `!´ `⌒) 主な例としてはage厨・煽り厨・コテハン・ゲハ民などだ。
/ ノ^ 、_____¥____人 | .( ⌒γ⌒~~ /| これらに反応するとクソゲーを語る権利を失ってしまう。
! ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ > 〉 ..|`ー^ー― r' | 気持ちはわかるが、グッと堪えてスルーして欲しい。
( <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/ / |/ | l ト、 |
ヽ_ \ )ゝ、__,+、_ア〃 / ./ i
ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈 ソ、 ./ 入 |
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