まもなく発売を迎えるドラゴンズドグマ2は広大なオープンワールドを備えた作品であり
人里離れた場所で未舗装な道を辿りながら冒険するのが魅力のゲームだ。

そして同作のディレクターを務めている伊津野英昭氏は
このジャンルの定番であるファストトラベルは個人的には好かないと述べると、
プレイヤーがマップ上でこの機能を使わないようなデザインを作ることに一つの助言を提示していた。

「旅行は退屈ですか?違うでしょう。
ゲームが気怠いからこそ、そこが必須になってしまうんです。
だから旅行そのものを楽しくすることが重要なのです」

伊津野氏はその具体例として
まずゲーマーが見つけやすい位置にアイテムを配置し面倒なだけの作業は極力抑えたうえで
冒険に出るたびに敵が異なる場所から出現するように調整したり
10メートル先が安全かどうかも分からない危険な場所を作成するなどの案を挙げた上で
徒歩で移動するか、自転車で移動するかはユーザーがそれぞれ自由に決められる環境づくりこそが
この分野に求められている革新だと説明していた。
ドラゴンズドグマ2のマップの詳細はまだ不明な点もあるが、同作がこうした期待に応えている可能性は大いにある。


なにをいうてはんの?