武川佑太
28日未明、山梨県甲府市で酒気帯びの状態で車を運転し、事故を起こしたとして、29歳の県職員が逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、甲斐市龍地に住む、県リニア未来創造・推進課の祢津裕貴容疑者(29)です。
警察によりますと、祢津容疑者は、28日午前0時半ごろ、甲府市飯田4丁目の県道で乗用車を運転し、進行方向左側にあったガードパイプと道路標識に衝突しました。
通行人からの110番通報で、駆け付けた警察官が調べたところ、酒気帯び運転が分かり、現行犯逮捕しました。
県によりますと、祢津容疑者は27日の夕方から同じ課や別の課の職員と合わせて3軒の飲食店に行き、酒を飲んだということで、県は処分について「厳正に対処する」としています。 酒気帯び県職員失職 甲府で事故、有罪判決が確定
2018.09.20 11:08山梨日日新聞
甲府市内で飲酒運転をして事故を起こしたとして、道交法違反(酒気帯び)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われた、県富士・東部建設事務所吉田支所の武川佑太技師(23)が19日までに失職した。 同罪で懲役1年執行猶予3年の有罪判決を下され、18日に刑が確定したため。
県人事課によると、2018年3月2日午後11時半ごろ、甲府市中央1丁目で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転。赤信号で停止していた乗用車に追突する人身事故を起こした。
甲府署が道交法違反(酒気帯び)容疑で逮捕。甲府地検が同罪と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で起訴し、甲府地裁は9月3日、懲役1年執行猶予3年(求刑懲役1年)の有罪判決を言い渡した。期限までに控訴しなかったことから、刑が確定し、地方公務員法に基づき、18日付で失職した。
県は19日、管理監督責任を問い、当時の富士・東部建設事務所吉田支所長を口頭訓告の処分にした。
〈堀田博之〉 15歳の女子中学生が特殊詐欺の「受け子」として上越市に住む80代の女性から現金700万円をだまし取った疑いで、今年7月に逮捕された事件で、上越警察署と新潟県警は27日、女子中学生に受け子の仕事を紹介していたとして、建設作業員の男を逮捕しました。
特殊詐欺の疑いで逮捕されたのは、山梨県甲斐市の建設作業員、小林翔樹容疑者(28)です。
警察の調べによりますと、今年6月、小林容疑者の共犯者の何者かが上越市に住む80代女性に電話をかけ「公衆電話に財布や携帯電話を忘れてしまった。会社の取引でお金を支払わなければならない。お母さんの方で、お金を用意してほしい」などとうそを言いました。小林容疑者は女子中学生にアルバイトとして「受け子」の仕事を紹介し、この女子中学生が上司の娘として、女性の家を訪れ、現金700万円を奪った疑いです。
小林容疑者は女子中学生の遊び仲間だったということで、警察の調べに対し「特殊詐欺に加担したことはありません」と容疑を否認しているということです。
警察では指示役など、特殊詐欺の組織について、詳しく調べています。