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平家の落武者伝説がここにも…高知県に伝わる300年以上の奇祭「早飯食い」とは? [きつねうどん★]
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2021/11/11(木) 12:17:28.25ID:CAP_USER
「米(こめ)という漢字は、八・十・八が組み合わさって出来ているように、食べられるようにするまで88の手間暇がかかる。だから米を作ってくれたお百姓さんに感謝しながら、88回噛みしめて食べなさい」

昔はそんな教訓を伝えるお年寄りがいたもので、一口88回はさすがにアゴが疲れてしまうものの、ご飯はなるべくよく噛んで頂くように心がけています。

しかしそれは平時の話であって、いざ有事となればそんな事も言っていられず、例えば往時の武士たちは、敵の襲来に即応できるよう、少しでも早く食事を摂らねばならない場面がありました。

そんな情景を彷彿とさせる奇祭が、高知県高知市にあるそうで、その名は文字通り「早飯食い」。いったいどんなお祭りなのでしょうか。

味噌!味噌!湯!湯!……平家の落武者伝説に基づく奇祭
「早飯食い(高川の早飯ぐい)」は毎年11月8日、土佐山の高川仁井田神社で300年以上にわたって続けられてきたと言います。

平成16年(2004年)12月17日に高知市指定民俗文化財となっており、言い伝えによると、かつて平安時代末期の源平合戦に敗れ、土佐山へ逃げ延びて来た平家の落武者たちが、出陣に際して大急ぎで食事を摂ったことが起源なのだとか。

「敵襲!敵襲―っ!」

「おのれ、見つかってしまったか……」

「いざ、迎え撃たいでか!」

「その前に腹ごしらえを……」

なんてやりとりが繰り広げられたのでしょうか。

さて、神事が執り行われた後に一人一杯の茶碗飯が配られ、合図と共に味噌と湯を入れて一斉に掻きこみます。

「味噌!味噌!味噌!」

「湯!湯!湯!」

少しでも早く完食するため、例年であれば味噌や湯を求めるかけ声で賑わうのですが、新型コロナウィルス感染防止のため、人数は制限され、かつ無言で手を上げて知らせる方式になりました。

早い人だと15秒ほどで完食してしまうそうで、胃袋はもちろんのこと、喉が驚いてしまいそうですが、残さず食べることが作法であり、やはりお米を作ってくれた方への感謝を忘れてはいません。

かつての賑わいが戻ることを待ち望みながら、令和3年(2021年)も伝統が受け継がれていったのでした。

終わりに
ご飯は味わって食べてこそ、その命はもちろんのこと、作ってくれた人への感謝につながる……だから一口々々じっくり噛みしめ、時間をかけるという考えには一理あります(健康のためにはその方が絶対にいいです)。

しかし、食事の中には「搔っ込んで食うのが一番美味い」状況もあり、例えば私事で恐縮ながら、戦闘訓練中に警報が鳴り、急いで配置につく直前に38秒で空にした鉄板(※)の味は、今でも忘れられません。

(※)艦艇の食器は、配膳やメンテナンスに都合がよい金属製のワンプレートになっており、転じて食事を指します。

もう少し身近な例で言えば、盛り蕎麦だってズガッとたぐる(すすり込む)から空気と汁と蕎麦の風味が調和して美味いのであって、これをモソモソと噛みしめていたら、かえって蕎麦に申し訳ありません(もちろん、いくらかは噛みますが)。

じっくりと噛みしめる味わい方があれば、一気に掻っ込む味わい方もある……食事の喜びや有難みに価値観の幅を広げてくれる、そんな機会の一つとして、これからも「早飯食い」が受け継がれていってほしいですね。

※参考:
文化財情報 民俗文化財 高川の早飯ぐい−高知市公式ホームページ
土佐山の奇祭『早飯食い』 声掛けなし&参加は住民のみ…コロナ禍で変化も【高知】

https://mag.japaaan.com/archives/162178
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2021/11/11(木) 12:29:21.67ID:3Gwlf8Tv
農協のイベントの近江米おにぎり早食い競争で喉に詰まらせて死んだ青年いたな
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垢版 |
2021/11/11(木) 12:37:09.38ID:wN5UC26Q
貴種伝説というのは日本のみならず何処にもあり
今は田舎の貧しい暮らしの我々だが実はその元をただせば・・・
というやつで、日本での筆頭は平家の落人伝説
湯西川温泉なんかホテルのロビーに公達や姫のマネキン飾ったりしてたが
無論そんな恰好で落ち延びればたちまち追っ手に捕まって河原で斬首
実際のところは櫛一本短刀一振り残っているのがが精々なんだが
それすら先祖が都へ上ったとき道具屋で買い求めた代物で
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