ジャンボフェリー新造船 船体デザインも明らかに
 神戸〜小豆島〜高松航路を運航するジャンボフェリーは2021年11月12日(金)、新造船の起工式を内海造船瀬戸田工場で行い、船体デザインも発表しました。

https://contents.trafficnews.jp/image/000/051/268/large_211112_jumbo_01.jpg
神戸〜小豆島〜高松を結ぶジャンボフェリー「こんぴら2」(画像:ジャンボフェリー)。

 新造船は1989年就航の「こんぴら2」を代替します。船体は現行の約1.4倍、輸送力は約3割アップ、客室スペースも拡大。旅客定員は475名から620名に、収容台数は大型車換算で64台から84台になります。

 また、日本初となる「浅喫水・全面無柱フルフラット甲板対応型の2サイクル1機1軸推進システム」や高速離着岸デバイスなどのパッケージ化により、大幅な燃費向上を実現しているということです。

 船体デザインは、白をベースに波をイメージした紺碧色の曲線を大きく描き、ファンネル(煙突)と船首・船尾には縞模様を取り入れています。

 竣工は2022年9月の予定。なお、「りつりん2」(1990年建造)の代替となる2番船は、2025年の竣工を予定しているそうです。
【了】

https://trafficnews.jp/post/112558