0001きつねうどん ★
2021/11/22(月) 20:00:44.05ID:CAP_USER見た目はよく似ているのに、実はまったく別の動物=「まぎらわしい動物」だけを収録した世にも珍しい動物図鑑から、特にお子さんに人気の動物クイズを特別公開しちゃいます! 今回はモモンガとムササビ。 親子でチャレンジしてみてください。
まぎらわしい度1<初級> モモンガとムササビ
モモンガとムササビは、どちらもリスの仲間です。さて、どっちがどっち?
【ヒント1】 ムササビは広葉樹、モモンガは針葉樹の森が好き。
【ヒント2】 眼が大きいのがモモンガ、眼の横に模様があるのがムササビ。
https://hugkum.sho.jp/wp-content/uploads/2021/11/image1-2.jpeg
【こたえあわせ】モモンガとムササビは「ここがちがう!」
左がモモンガ、右がムササビです。
大きさ
モモンガはハンカチサイズ、ムササビは座布団サイズ。
皮膜の形
ムササビは尾と後ろ足の間にも皮膜がある。モモンガはない。
尾の形
モモンガより、ムササビの方が、尾が長く丸々している。
モモンガはこんな動物
https://hugkum.sho.jp/wp-content/uploads/2021/11/image4-300x262.jpg
モモンガ【ネズミ目リス科】 日本にはニホンモモンガとエゾモモンガがいます。
エゾモモンガはユーラシア北部にいるタイリクモモンガの亜種(※クイズの写真はエゾモモンガです)。
ニホンモモンガ 分布/本州〜九州。日本固有種。大きさ/14〜20cm エゾモモンガ 分布/北海道 大きさ/15〜16cm
ムササビはこんな動物
https://hugkum.sho.jp/wp-content/uploads/2021/11/image5-300x276.jpg
ムササビ【ネズミ目リス科】 分布/本州〜九州。日本固有種。大きさ/27〜48cm
こんなふうにちがう、モモンガとムササビ
ムササビとモモンガは、どっちもリスのなかまです。手足を広げてわきの皮をのばすと、高いところから、ジャンプ! グライダーのように遠くまで飛んでいきます。
いちばんのちがいは大きさ。ムササビはモモンガの2倍くらいあって、別名「空飛ぶざぶとん」。さらによく見ると、飛膜のつきかたもちょっとちがいます。
どちらも夜行性なので、暗い森ではわかりにくいですね。手がかりは標高です。モモンガは標高が高めの針葉樹の森に、ムササビは低めの広葉樹の森にいます。というのもモモンガは北で、ムササビは南で進化したから。その証拠にムササビの仲間の多くはアジアにいます。
つづき
https://hugkum.sho.jp/302887