https://www.afpbb.com/articles/-/3380452?pid=24028328
【12月13日 AFP】21F1最終第22戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix
2021)で優勝し、年間チャンピオンに輝いたレッドブルのマックス・
フェルスタッペン(Max Verstappen)が、「ありえない」道のりだったと
今季を表現した。

 12日の決勝で、フェルスタッペンは同ポイントで争っていたメルセデス
AMGのルイス・ハミルトンを最終周で抜き去り、初の総合優勝を果たした。
終盤まではハミルトンが最多8回目の世界タイトルに近づいているかに見えたが、
残り4周でのセーフティーカー導入でフェルスタッペンに好機が訪れると、
最後はスリリングな最終ラップでハミルトンを追い抜き、栄冠に輝いた。

 24歳のフェルスタッペンは「とにかくありえない」と話し、「小さい頃の
目標はF1ドライバーになることだった。表彰台や、GP勝利を夢見ていた。
それが今では君が世界チャンピオンだと言われて、信じられない気持ちだ」と喜んだ。

「レースを通じて戦い続け、そして最終ラップにチャンスがやって来た。
信じられない」

「何と言っていいか分からない。チームのみんなも、ホンダも
チャンピオンにふさわしい」

 さらにフェルスタッペンは、自身の優勝に大きく貢献したチームメートの
セルヒオ・ペレスにも感謝した。

「やっとこちらに少し運があった。チェコ(ペレス)にもありがとうと
言いたい。素晴らしいチームメートだ」

「チームも知ってのとおり、僕はみんなを愛している。これから10年、
15年と一緒に仕事をできればうれしい」

「変わりたくない。みんなが受け入れてくれるのなら、残りの人生も
ずっと一緒に過ごしたい」

 今季は最後まで、フェルスタッペンとハミルトンがコースの内外で激しい
競り合いを繰り広げた激闘のシーズンだった。フェルスタッペンは
「ルイスは素晴らしいドライバーで、非常に負けず嫌いな選手だ。彼とは
かなりやり合ってきたが、それがスポーツで、誰だって勝ちたいものだ」と
コメントした。(c)AFP
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