「愛犬(あいけん)」「愛犬家(あいけんか)」と犬についてはよく耳にするが、「愛猫」をどう読むか聞いたことがないという人もいるのではないだろうか。

■「愛猫」をなんと読んでいる?
気になる「愛猫」の読み方について、Sirabee編集部は全国10〜60代の男女410名を対象に調査した。

https://img.sirabee.com/wp-content/uploads/2022/01/sirabee20211228aibyo1-1200x699.png

すると、「あいびょう」と読んでいる人が46.1%、「あいねこ」と読む人が53.9%と、「あいねこ派」が若干多い結果に。

■正しい読み方は「あいびょう」
気になる「愛猫」の正しい読み方は「あいびょう」で、かわいがって大事にしている猫のことを指す。愛猫家なら「あいびょうか」だ。

テレビ番組などで猫が紹介されるときに「ねこちゃん」と呼ばれることはあっても、「あいびょう」のケースはあまりないため、猫を「びょう」と読むことを知らなかった人もいるのではないだろうか。

■「知らなかった」の声
ネット上でも「最近まで知らなかった!」との声があがっている、「あいびょう」読み。

編集部が話を聞いた猫を飼っている30代女性も、「12年間猫を飼っていて初めて知りました。ずっと『あいねこ』か『まなねこ』だと思っていました」と話す。どうやら、「愛犬」と違って認知度は低いようだ。

■「あいねこ」のほうがしっくりくる?
また、中には読み方は分かっていても違和感があるという人も少なくないようで、「頭では分かってるけどやっぱり響きがあんまりかわいくない」「あいびょうが正しいんだろうけど、あいねこのほうがしっくりくる」「『ウチのあいびょうです』なんて、言ったことない」との声も。

本来は誤読であるはずの「あいねこ」のほうが、むしろ浸透しているのは面白いデータといえるだろう。

(文/Sirabee 編集部・二宮 新一)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年11月5日〜2021年11月9日
対象:全国10代〜60代の男女410名 (有効回答数)

https://sirabee.com/2021/12/29/20162748744/