8日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、ロシア軍のウクライナへの軍事侵攻について特集した。

 この日の番組では、米国のブリンケン国務長官がポーランドを通じて、ウクライナに戦闘機を提供する枠組みを検討していると明らかにしたことを報道。この件について、コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「戦闘機の提供が軍事的に可能なのか、ちょっと疑問です」とまず発言。

 「戦闘が始まってわずか4日でロシア側は制空権を取ったと言っているんです。3月6日にはウクライナのほぼ全ての航空戦力を破壊したと言っている。そうした中で、どうやってポーランドから戦闘機をデリバリーするんだろうという実際問題ですね」と続けると「ウクライナのパイロットがポーランドに行って、乗って飛んでいくと言ったんですけど、飛んできた戦闘機はロシアの言うとおり制空権が取れているとしたら撃墜されちゃいますよ。空港も制圧されているなら、どの空港に降りるの?」と疑問を呈した。

 その上で「ウクライナの戦闘機はまだ活動を続けているんじゃないかという話もあって、実際、(ロシアが)制空権が取れているのかどうなのかも分からなくなってきた。アメリカ側はどのくらい情報を持っているのか?」と話していた。

https://hochi.news/articles/20220308-OHT1T51011.html