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昆虫はパソコン内部や車のオイルにも住んでいる...地球の支配者の知られざる生態 [きつねうどん★]
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2022/04/02(土) 17:33:29.98ID:CAP_USER
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“昆虫”ときいて何が思い浮かぶだろうか。カブトムシ、チョウ、ハチ、カ、アブ、アリ、ゴキブリ……私たちの認識している昆虫はほんのわずかだ。虫はどんなところにも存在している、そして虫の世話になっていない人は地球にひとりもいない。今この時も黙々と地球を回す昆虫たちの壮大な世界をのぞいてみたい。

※本稿は、アンヌ・スヴェルトルップ=ティーゲソン 著『昆虫の惑星 虫たちは今日も地球を回す』(&books/辰巳出版)を一部抜粋・編集したものです。

地球は昆虫の星である
この世界には、ヒト1人につき2億匹以上の昆虫がいるともいわれる。みなさんがこの文章を読むあいだも、地球上では膨大な数の昆虫がせっせと活動を続けている。わたしたちヒトは昆虫に包囲されているといってもいいだろう。地球は、昆虫の惑星なのだ。

昆虫は恐ろしく数が多いので、全体像を把握するのはむずかしい。そして昆虫はどこにでもいる。森林、湖、牧草地、川、ツンドラ、山にも。

たとえばカワゲラは、ヒマラヤの海抜6000メートルの高所にも生息しているし、ミギワバエの幼虫のように、気温が摂氏50度を超える灼熱のイエローストーン公園の天然温泉に棲んでいるものもいる。

世界でも屈指の深さを誇る洞窟の闇の中には、視力のないユスリカのなかまがいる。教会の入口に置かれた洗礼盤の水、コンピュータの内部、地面にこぼれた車のオイル、胃酸と胆汁に満ちた馬の胃の中にも昆虫はいる。砂漠、凍りついた海、雪の下、セイウチの鼻の穴にもいる。

昆虫はすべての大陸にいる(ただし南極大陸にいるのはいまのところナンキョクユスリカという一種だけで、それも気温が摂氏10度を上回る日が続くと死んでしまう)。

海の中にも昆虫はいる。アザラシやペンギンの尻には、さまざまな種のシラミがついていて、宿主が海にもぐってもしがみついて離れない。ペリカンののど袋に棲むシラミや、6本の脚を広げて海面を滑りながら海の上で一生を過ごすアメンボもいる。

体は小さくても、昆虫の能力は驚くほど多彩だ。たとえばヒトが地球にあらわれるずっと前から、昆虫は農耕と牧畜をおこなっていた。シロアリは菌類を栽培して餌にするし、アリのなかにはヒトが乳牛を飼うように"アブラムシを飼う"種もある。

スズメバチはセルロースから紙をつくった最初の生きもので、トビケラの幼虫はヒトが魚獲り用の網をこしらえる何百万年も前から、網のようなもので獲物を捕らえていた。

昆虫は空気力学と航空術というむずかしい課題も、数百万年前に克服している。火の扱いこそ習得しなかったが、少なくとも光は味方につけている。体の中で光をつくりだす昆虫もいる。
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2022/04/02(土) 17:33:53.52ID:CAP_USER
世界昆虫会議
「個体数」と「種の数」、どちらで数えても昆虫は地球上で最も繁栄している生きものだ。個体数の多さはもちろんだが、種の数としても、これまでに発見された多細胞生物のゆうに半分以上を占めている。毎月一つの種を紹介する"今月の昆虫カレンダー"をつくるとすると、すべての紹介がすむまで8万年以上かかる。

地球上で現在知られている生物が、大小を問わず種ごとに国連に加盟していると想像してみよう。それぞれの種が1匹だけ代表を送りこんだとしても、150万種をはるかに上回るので、会議場は超満員になるはずだ。

この"生物多様性の国連"の発言力と投票権が、それぞれの種の個体数に応じたものだとすると、その場を支配し、過半数の投票権をもつのは昆虫になる。

クモ、カタツムリ、カイチュウといった昆虫以外の小さな生きものだけでも、投票権の5分の1に相当する。あとは植物一般がおよそ16パーセント、これまでに発見されている菌類や地衣類は5パーセントを占める。

こうした「種の多様性」を前にしたら、ヒトなどたいしたことはない。ヘラジカ、ネズミ、魚、鳥、ヘビ、カエルなど、脊椎動物の集団に合流したとしても、全体のわずか3パーセントだ。個体数でも種の数でもヒトは、名前も知られていない小さな昆虫の足もとにもおよばない。

極小から極大まで
昆虫は色も形もとりどりで、大きさについても、ほかの生きものとは比較にならないほどまちまちだ。たとえば世界最小のコバチ上科の昆虫は、幼虫期をほかの昆虫の卵の中で過ごす。ハワイに生息するコバチの一種は体長0.16ミリメートルで、肉眼では見ることもできない。現地ではポリネシア語で"小さな点"を意味する「キキキ・フナ」と呼ばれている。

コバチのなかまには、「ティンカーベラ・ナナ」というかわいい名前をもつものもいる。ティンカーベラは、もちろん『ピーターパン』に出てくる妖精ティンカーベルからだ。ナナは、 ギリシャ語でこびとを意味する「ナーノス」と、『ピーターパン』に登場する犬のナナの両方にかけられている。極端に小さい昆虫で、ヒトの髪の毛の先端にとまれるほどだ。

世界最大のほうは、何を基準に競うかによる。体長で競うなら、中国に生息するナナフシの一種であるフリガニストリア・キネンシスが勝者だ。体長62.4センチメートル。平均的なヒトの前腕より長い。

ただし、体の厚みはヒトの人さし指ほどもない。この種は昆虫学者ツァオ・リーが名づけた。リーはこの巨大ナナフシが中国南部の広西チワン族自治区に生息すると聞いてから、6年を捜索に費やしたという。

体重を基準にするなら、アフリカに生息するゴライアスオオツノハナムグリが勝者となる。幼虫でも100グラムあるものもいて、ツグミやウズラといった体の小さい鳥とほぼ変わらない。

名前は旧約聖書に登場する身長3メートル近い巨人ゴリアテからとられた。ゴリアテはイスラエルの民を恐怖におとしいれるが、結局は投石器(および天の助け)を駆使した羊飼いの少年ダビデに負かされる。
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2022/04/02(土) 17:33:58.34ID:CAP_USER
恐竜より前からいた
地球の46億年の歴史の中で、昆虫はいまから約4億7900万年前にあらわれたと考えられている。昆虫は恐竜より先に存在し、その誕生と絶滅を目にしたことになる。もちろん、わたしたちヒトが登場するのはさらにあとだ。

気が遠くなるほど昔、まず植物が、続いて動物が海から陸に上がった。それは地球上の生命にとって革命的な出来事だった。月面に降りたったアポロ11号のアームストロング船長を真似ていうなら、「これは1匹の動物にとっては小さな一歩だが、地球の生命にとっては偉大な飛躍である」。

そうした映像は残っていないので、わたしたちは化石の研究と想像力を頼りに、"初期の革命家"たちの足跡をたどるしかない。

若かりし日の地球を思い描いてほしい。冒険心に富んだ最初の生きものが海から顔を出し、陸地の探検を始めた数百万年ほどのちのことだ。地質時代でいうとデボン紀(シルル紀と石炭紀のあいだ)で、進化の神はすでにフル稼働し、初期の昆虫はこの頃確実に存在した。シダ植物や、カラスの足跡のような形の植物の陰を、小さな6本脚の生きものが這っていたはずだ。

体は3つの節に分かれ、頭には2本の細い触角が生えている。この小さな生きものは、世界征服に向けて小さな第一歩を踏みだしたのだった。

大地の上で過ごす最初の日から、昆虫にとって他の生命とネットワークを築くことはきわめて重要だった。植物は、荒涼とした大地で昆虫などが生きのびるのを支えた。そのお返しとして昆虫たちは、枯れた植物の栄養分をリサイクルし、新しく生える植物のための土をつくった。

翅という奇跡
昆虫がこれほど栄えている理由の一つは、飛翔能力だ。4億年ほど前に翅を手に入れた昆虫たちは、樹上の餌に効率よくアクセスできるようになり、地上の敵を避けられるようにもなった。冒険心に富んだものは、翅を使って新しい土地に移動した。翅の獲得は、パートナー選びにも影響をおよぼした。雄は空中で自分の姿を雌にアピールするという、それまで思いもよらなかった方法を手に入れたのだ。

翅がそもそもどのように発達したのか、正確なことはわからない。もとは胸郭の一部だったという可能性はある。太陽の熱を集めたり、跳躍や転落のときに体勢を立て直したりする手段だったかもしれない。

えらが発達して翅になったという見方もできる。詳しい経緯はさておき、翅は木や背の高い植物から飛び降りるのにも有用だった。翅が発達している昆虫は、より多くの餌を手に入れ、より長く生き、より多くの子どもを残した。子どもたちも、翅を受け継いだ。

こうして翅は、ごくありふれた器官となる。昆虫たちは多種多様な翅を使って自在に空を飛びまわっていた。その翅は太陽の光を受けてきらめいていたことだろう。

初期の昆虫たちは真に画期的だった―ほかに飛ぶものがいなかったのだから。鳥、コウモリ、プテロサウルスが登場するのは相当先の話だ。昆虫は1億5000万年以上、地球の空を支配していた。ホモ・サピエンスは、地球上でまだわずか20万年を過ごしただけだというのに。

昆虫は地質時代に5回もあった大量絶滅をすべて生きのびた。恐竜があらわれるのは3回目の大量絶滅のあと、いまから2億4000万年ほど前だ。「虫ケラ」なんて言いたくなったら、昆虫が恐竜のはるか以前から地球にいたことを思い出して、尊敬の念を呼びさまそう。

https://shuchi.php.co.jp/article/9242
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2022/04/02(土) 17:36:40.02ID:IKMgD9Em
m9お前の脳内にも巣食ってるぞ
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2022/04/02(土) 17:39:09.63ID:mC7IP2KV
エビの尻尾と羽が同じ成分なんだから
尻尾からなのでは?
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2022/04/02(土) 17:44:12.25ID:qlWcFHUj
俺の部屋にもいる、フケや抜け毛を食って生きてるようだ。水はどうしてるのやら。
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2022/04/02(土) 17:45:08.96ID:NhoGnvYO
>>1
そうか。
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2022/04/02(土) 18:03:38.89ID:sN+LxiPp
世界最小のハチはゾウリムシより小さくて約4600個の脳細胞で動いてる
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2022/04/02(土) 18:08:44.61ID:gNFJZwuv
すごいな、ただただすごい
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2022/04/02(土) 20:38:09.11ID:+NTx+Sxh
だから、朝鮮人は地球の支配者なんだな

芸スポやニュー速+で、2020年6月位までスレ立てしてた「砂漠のマスカレード」は、自演で誹謗中傷するのが得意です
今は、違う名前で同じことをしてるので、注意してください
そうだったんですけど、「砂漠のマスカレード」が、芸スポで復活しました(気づいたのは10/18)
その後は、芸スポ、ニュー速+でスレ立てしたりしなかったりを続けています
詳しいことは、モ娘(鳩)はげみんと出入り禁止のスレへ
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/zurui/1582888619/
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2022/04/02(土) 21:04:44.80ID:KzBzzpFE
あーあ、さっさとこの宇宙からネトウヨが消え去りますように

ほんとウザい
ほんと穢らわしい
ほんと虫酸が走る
反吐がでるわ
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2022/04/03(日) 02:24:51.33ID:Ns52PXAJ
だな
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2022/04/03(日) 21:37:19.84ID:krJzZAmQ
単にどこにでもいるなら微生物でも同じだが
昆虫は植物と組んで地上を統治してるからな
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