映像プロデューサーのデーブ・スペクターが5日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、立憲民主党の蓮舫参院議員に苦言を呈した。

 新型コロナウイルス対策の1つで、地方自治体が自由に使える「地方創生臨時交付金」についての話題。福井県では結婚を後押しする「ハッピーマリッジプロジェクト」、山形・舟形町では「縄文の女神」のレプリカ製作、石川・能登町では巨大イカのモニュメントに交付金が使われたと紹介された。

 交付金の使い方について、蓮舫氏が5月30日の参院予算委員会で「この自治体になんで1・3億円配るんですか?」「1・8億、国から交付をしています。これはどんなコロナ対応でしょうか?」「使い道が分からないから使ってしまおうというベクトルが働いていると思えるんですよ」と厳しい口調で質問するVTRも流された。

 デーブは「(交付先)8万件(のチェック)は無理ですよ。住んでないんだから」と指摘。「各自治体で委員会作るべきだった」と不備があったことは認めた。続けて「蓮舫さんはよく文句言うんですけど、蓮舫さんだったら『こういう風に使います』ぐらい言ってほしかったね」と代替案の例がなかったことをチクリと指摘した。

https://www.daily.co.jp/gossip/2022/06/05/0015361686.shtml