立憲民主党の泉健太代表は24日、参院選(7月10日投開票)公示後初めて京都府内に入った。京都選挙区(改選数2)に立候補している現職が京都市伏見区で開いた個人演説会で「我々は政権を目指す政党。物価高に対して生活者目線でみなさんを助けたい」と呼びかけた。

 泉氏は岸田政権の物価高騰への対応について「アメリカより値上がりが『大したことない』と言う。生活感覚がない」と批判。「我々は経済、産業、安全保障政策でみなさんに安心してもらう」と訴えた。

 京都選挙区が自民党、日本維新の会の候補と争う情勢となっていることを意識し「自民と論戦できる野党は立憲民主党だ」と声を上げ、自身の衆院議員としての地盤で支持拡大に力を込めた。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/821815