28日、仙台市宮城野区の住宅で、92歳の男性が死亡しているのが見つかった事件で、
一緒に住み、現場にいた50代の息子のけがは数週間程度であることが分かりました。

そばには刃物が落ちていましたが、現場には外部から侵入された形跡などはなく、
警察は、男性の死亡のいきさつを息子が知っているものとみて調べています。
28日、仙台市宮城野区鶴ヶ谷の無職、庄司孝さん(92)が自宅で死亡しているのが見つかり、
警察が司法解剖を行った結果、死因は首を絞められたことによる窒息死とみられることが分かりました。

別の部屋には一緒に住む50代の息子が首にけがをして床に座り込んでいて、そばには血のついた刃物が落ちていましたが、
その後の調べで、息子のけがは数週間程度であることが警察への取材で分かりました。
警察によりますと、庄司さんはこの息子と2人暮らしで、現場に外部から侵入された形跡はなく、荒らされた様子もないということです。

警察は、殺人事件として30日から本格的に現場を調べるとともに、
庄司さんが死亡したいきさつを息子が知っているものとみて、けがの回復を待って事情を聞くことにしています。

06月29日 18時17分
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20220629/6000019856.html