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浅瀬を勢いよく泳ぐ体長1メートル以上の黒い魚。

これは6月29日の朝、鳥取市青谷町の海水浴場で撮影された映像。

中本帆乃花記者:「青谷町の井手ケ浜に来ています。午前8時半ごろ、あちらの磯場で1匹の大きな魚がいたとのことです。」

鳴り砂の浜で知られる、鳥取県青谷町の井手ケ浜。

夏休みなどには、多くの人で賑わう海岸だ。

6月29日の朝、この魚を発見したのは近くでサーフボードのレンタルなどしている野田さん。

野田さんによると、この魚は最初の発見から2時間経っても時折姿を見せていたという。

bulevalley 野田直幸さん:「いや…もうサメかと思ったんですよね!サメ!上から見て、背びれが出てるんで、サメと思いきや、近寄ったらめちゃめちゃでかいマグロでしたね。」

Q:井出ケ浜でよく発見されるんですか?

野田直幸さん:「いや、生まれて初めて見たっすね!水族館以外で!しかもこんな目の前で。」

取材班が駆け付けたときには、すでに魚の姿はなかったが、専門家にこの映像を見せると…

鳥取県水産試験場 石原幸雄場長:「はい、率直な意見なんですけど、マグロなんだろうなと思います。中には方向感覚がですね、分からなくなるっていう魚(マグロ)もいるんだろうなって。」

海水浴場にいたのは“マグロ”だという。

山陰では去年から、浅瀬でのマグロの目撃情報が多数よせられているというが注意することとは…

鳥取県水産試験場 石原幸雄場長:「触ろうとか近寄ろうとしない。高速で泳ぎますし。」

また30キロ未満のマグロについては、国が捕獲を禁止していて、それ以上の大きさのマグロについては捕獲した場合、水産庁への報告が必要になるという。

鳥取県水産試験場は、マグロを発見した場合は、遠目から見守るだけにして欲しいとしている。

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