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前後輪駆動のオフロード電動バイク「Ultra Bike 2x2」で知られるRobo.Systemsが、四輪駆動のオフロード車いす「4x4 OffRoad Wheelchair」の販売を近日中にIndiegogoで開始します。

すべてのホイールにモーターを搭載して四輪駆動を実現した製品。トータルでの最高出力は4kWを達成しています。

ドライブユニットはスピードよりトルク重視の設定。幅のあるオールテレーンタイヤと合わせ、雪道やぬかるんだ道路、非舗装道路を走破可能になっています。

「車いすで、ぬかるんだ道を走る必要はないのでは?」

そう思う人もいるかもしれませんが、この走破性が活きるシーンは実は都会にあるそう。バリアフリーではない場所で、車いすに乗ったままでそのバリアを乗り越えられるそうです。例えば車いす用スロープが無い場所で、車いすのままで階段をのぼれます。

椅子にはジャイロスコープを搭載していて、階段を上っているときでも搭乗者が平地と同じポジションを取れるように椅子の角度をコントロールします。

バッテリーはフル充電すれば約48kmの走行が可能。最高速度は約11.3km/hに設定されています。本体の重さは約75kg。その他の仕様について詳細は、Indiegogoのプロジェクト開始時に明らかにされる予定となっています。


「Ultra Bike 2x2」同様に、日本では使いどころがちょっと思い浮かばない「4x4 OffRoad Wheelchair」。でも例えば広大な山林を所有していて、定期的に自分で山林を管理している…といった人には便利なのかもしれません。

https://internetcom.jp/208974/robo-systems-4-by-4-offroad-wheelchair