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【ナゾの水柱】「きのうより高くなっている」 突然噴き出した水 見物客も訪れる

北海道・長万部町の神社の敷地内で突如現れた「ナゾの水柱」。

目撃されて3日目となるきょうも水が噴き出し続けています。

今後の対応はどうなるのでしょうか。

きょう午後の長万部町役場ー

(役場職員)「きのうよりちょっと高いですかね、幅も・・・きのうよりある」

現場からおよそ1キロ離れた役場からも見える、水柱の姿。

おととい午後、神社の敷地内で突如噴き出した水柱は、きょうも周りの木々よりも高く吹きだしていました。

水柱の近くには、その姿を一目見ようという多くの人の姿が。

(訪れた人)「室蘭から来ました。これを見る為だけにきました。初めてみたのですごいなと思った、迫力もあるし」

どうして水は噴き出したのか?

環境地質学の専門家に聞いてみると・・・

(北海道大学 佐藤努教授)「今まで噴いていないところに突然出るっていうのは珍しいこと」

こちらはマグマの活動によって噴き出す「間欠泉」。

今回の水柱はそれとは違うものと教授は推測しています。

(北海道大学 佐藤努教授)「間欠泉の場合はマグマの活動によるもの、いったん噴き出ると圧力が無くなる。

今回の場合は間欠ではない、恐らくマグマの活動ではなくいままで水の道がなかったところに(噴き出した場所が)つながったのではないか」

果たして水柱はいつまで噴き出し続けるのか。

町では噴き出す水の勢いが落ち着くまでは、当分の間、穴を埋めるなどの対応が出来ないとしています。

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