毎号付属するパーツを組み立てていくと名車や戦艦などのダイキャストモデルが完成するアシェット・コレクションズ・ジャパンのブックコレクション。最新刊がフォーカスするのは、日本の大衆車の原点として再び評価が高まるスバル「360」。精密再現された1/8スケールモデルは必見です。

デビューから60余年を経て革新性が再評価されるスバル「360」
 アシェット・コレクションズ・ジャパンから、毎号付属するパーツを組み立てていくとスバル「360」の1/8スケールモデルが完成する『スバル360をつくる』が、2022年12月14日に創刊されます。

https://vague.style/wp-content/uploads/2022/12/11_20221211_hachette.jpg
全90号に毎号付属するパーツを組み立てていくと、昭和のエモい名車スバル「360」の1/8スケールモデルが完成する『スバル360をつくる』

 スバル「360」は、1958(昭和33)年3月、東京・日本橋の白木屋デパートで富士重工業(現SUBARU)がお披露目された軽自動車です。

 愛くるしいそのボディには、戦後の日本の技術力を凝縮した16psを発生する2気筒エンジンを搭載。大人4名を乗せて未舗装のでこぼこ道を駆け抜けた、“てんとう虫”のニックネームで愛された国民車です。

『スバル360をつくる』の1/8スケールモデルは、1958年型のスバル「360」増加試作車を全長37.4cm、全高16.6cmのサイズで精密にモデルアップ。ボディの素材は重厚なダイキャストで、インテリアやアンダーパネルの構造まで実車の設計にこだわって忠実につくられています。

 さらに、左右のドアや前後フードも実車同様に開閉可能。ドアウインドウはスライド開閉する引き戸式で、風取り板も角度を調節できます。リアのサイドウインドウも開閉でき、リアシートへの乗降用に可倒式となっていたフロントシートも再現。ステアリングを切ると連動して前輪が左右に動くなど、実車さながらのアクションを楽しめます。

https://vague.style/wp-content/uploads/2022/12/07_20221211_hachette.jpg
全90号に毎号付属するパーツを組み立てていくと、昭和のエモい名車スバル「360」の1/8スケールモデルが完成する『スバル360をつくる』

 加えて、サウンドコントローラー付きディスプレイベースが付くのも見逃せません。ライトのオン/オフやサウンドのギミックは、ディスプレイベースの操作盤からコントロール可能。往時のエンジン音やホーン、ウインカーのリレー音も楽しめます。

“出目金”ヘッドライトはスイッチで点灯/消灯し、ウインカーはリレー音とともに点滅。テールランプはコントローラーのブレーキペダルやウインカースイッチと連動して点灯/点滅するほか、リアに表情を添えるナンバープレート灯やルームライトも点灯できるため、完成後にディスプレイしても存在感抜群です。

●マガジンコンテンツも充実するほか豪華特典も用意

『スバル360をつくる』はマガジンコンテンツも充実しています。

 スバル「360」のメカニズムや開発秘話とともに、傑作車といわれる理由と歴史的な意義を検証。スバル「360」ファンにとって永久保存版のデータも満載です。