[29日 ロイター] - 米ファストフード大手のバーガーキングが人気商品「ワッパー」のメニュー写真を実際より大きく見せて顧客をだましているとして、顧客が集団訴訟を起こし、フロリダ州マイアミの連邦地裁は25日、請求棄却を求めたバーガーキング側の訴えを退け、審理が行われることになった。

原告側は、店内のメニューにあるワッパーが実際の商品より35%大きく、肉も2倍以上入っているように見せかけているとし、顧客に誤解を与え、契約違反に当たるという主張している。

レストラン・ブランズ・インターナショナル傘下のバーガーキングは、写真と全く同じハンバーガーを提供する必要はないと反論したが、判事は人々が考える合理性について判断するのは陪審員だと説明した。

バーガーキングは「広告にある焼いたビーフパティは顧客に提供している何百万ものワッパーに使用するパティと同じものだ」とし、原告の主張は正しくないと述べた。

米国ではマクドナルドやウェンディーズなどに対しても同様の訴訟が起こされている。

https://jp.reuters.com/article/burger-king-whopper-lawsuit-idJPKBN30501G