2024年1月30日、韓国・ニューシスは「外国人女性を対象に韓国人男性との国際結婚をあっせんする業者の『花嫁教育』指針がネット上に拡散され、性差別だと物議を醸している」と伝えた。

記事によると、この業者の従業員が、ベトナム人女性を対象に実施した教育で扱ったテーマを紹介する文章をコミュニティーサイトに投稿した。その中に「うそをついてはいけない」「生活費は節約すること」「スマートフォンを使い過ぎてはいけない」「韓国内にいるベトナム人とは距離をおくこと」「韓国に行ったら夫だけを信じること。夫が一番だ」といった内容が含まれていた。

また、ベトナム人女性の長所として「髪が長くスタイルのいい女性が多い」「意外に肌が白い女性が多い」などと外見を強調し、「気が強く、従順な女性は少ない」「本心を表に出さず、裏切ることがある」「結婚すると夫を尻に敷く」などが短所だとも指摘している。

これを見たサイト利用者らが「差別的、女性をさげすんでいる」「時代に逆行する異常な売買婚」などと批判の声を上げたという。一方、業者側は「夫婦仲良く暮らせるよう教育として言及したもの。国際結婚についてよく知らず良くない認識を持っている人たちが問題提起しているようだ」と釈明しているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「他のベトナム人と距離を置けというのは、女性を孤立させようという意図に他ならない」「人を物のように買い取ってくる売買婚はなくすべきだ」などの声が寄せられている。

一方で、「全て実用的だし事実だけに触れてると思うけど、どこが性差別なんだ?」「何も間違ったことは言ってない」「そのとおり!ということばかり。外国人女性が韓国になじめるようにとてもいい教育をしている」「どうしてこれが物議を醸すんだ?(笑)」といったコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

https://www.recordchina.co.jp/b927836-s39-c30-d0195.html