14世紀 グスク・按司時代後期 漸く沖縄に国らしきものが形成され、
当時の大明国様に朝貢し貿易を始める(三山時代) 歴史学上、沖縄の地が
琉球と呼ばれるようになるのはこの時が出発点である。
15世紀 南山佐敷按司の下剋上尚巴志が中山を簒奪、北山、南山を滅ぼし琉球を統一する。
ちなみに尚巴志の係累を辿ると伊平屋島と言う伝承がある。
中山(首里)にとっては聖地の一つであるが伊平屋島はかつて北山の領域だった。
16世紀 尚巴志王統が盛んに奄美に侵攻、支配下に置く。首里でクーデターが置き、
尚巴志王統は尽く亡ぼされ尚円が推戴され王位に就く。尚円は伊是名島の
出身とされているが定かではなく、また伊是名島も首里中山にとっての聖地であるが
やはりかつては北山の領域であった。