シベリアにラノベ含む読書の話その9
石桁真礼生/末吉保雄 丸田 昭三/飯田 隆 金光威和雄/飯沼信義『楽典 理論と実習』音楽之友社(昭和40年) 楽典とはどういうものか、さっぱり知らなかった。 音階の理屈と、調が楽典と、いい加減に聞いたことがあるくらい。 それに、かなり敬遠していた。 音を覚えておかなければいけないと思っていた。 私は音楽に近づけないため、覚えておくなど無駄でしかないからだ。 私はたぶん音楽の才能があると思うが、人生がそれに反していて、近づきたくてもけないのだ。 私が本当に興味があることには、本当に近づけない。 たぶん、自分で学ぶまで一つもやらせてくれない人生かと、勝手に思っている。 普通の人間は、才能に関係なく、どこかに放り込まれて必死で働くのに、変な人生だ。 余談なので次へ行く。 【楽典】 簡単にまとめると、楽譜の書き方である。 ドレミファソラシドが、どんな音か覚えているほうが、楽譜づくりが易しくなる。 音を覚えていないなら、音楽理論に沿って楽譜を書くことになるようだ。 【最近のアイドル】 楽譜が読めるのだろうか 特に歌うだけの人 余談だった 【楽譜通りではない表現】 楽譜に外国語で何か指示してある。 イタリア語で、どういうイメージで演奏するかを簡単に指示してある。 ここを見て、楽譜をより魅力的に演奏する修正を自分でしなければならない。 alla marcia行進曲ふうに alla turca トルコふうに tutti 全員で、全合奏で(響け!ユーフォニアム) crescendo 次第に強く(響け!ユーフォニアム) decrescendo 次第に弱く Vivace 速く(響け!ユーフォニアム2) Adagio遅く(バーバーの弦楽のためのアダージョ) D.C. [da capo](アニメ「D.C.」) D.S.[dal seno] cantabile 歌うように(のだめカンタービレ) amabile愛らしく misterioso神秘的に(ホルスト「惑星」冥王星にあったとおもう) pizzicato(弦楽器)指ではじいて(四季「冬」) arco弓で ff「フォルティッシモ」 fff「フォルテフォルティッシモ」 私は部活で「フォルテッィッシシモ」と習った 【短調・長調】 基本がこの二つ。 音の重なり方、どれくらい離れているかのすべてが、この二つに当てはまる。 【音程の理屈】 ドレミファソラシドが第I音、第 II音、 III IV V VI VII と割り振られる。 【度】 2度などといって、「半音二つ分離れていること」をいう。 その組み合わせで、ギター、ピアノなどのコードが作られる。 バイオリンでドミソの和音をするなら、三人で演奏することが多い。 二つの音だけを同時に演奏するなら、一人でも隣の弦を同時に演奏したりする。 複数の音がどれだけ離れているかの理屈がすべてである。 【ツェー・デー・エス】 通常、音はドイツ語で読む。 C D Es F G A H C ツェー・デー・エス・エフ・ゲー・アー・ハーと読む。 ドレミファソラシドと言っている。 イタリア語、フランス語もあるが、吹奏楽部でもドイツ語で言っていた。 【♪=120】 これは、曲のテンポを示す。 メトロノームや、指揮棒でカチカチやるあれである。 120は人が歩く音の速度ということになっているので、目安にするといいだろう。 そういえばインディー・ジョーンズの曲はおそらく 四分音符=100あたりだろう。 楽譜は、カラオケの見える設定とは全く違う。 【ト音記号】 スイートプリキュアでト音記号が大きく飛んでくる。 私たちが歌ったりするのはこの記号に合わせてある。 【ヘ音記号】 伴奏で中音、低音がこの記号を使う。 ピアノの左手になりやすい音階だ。 楽譜については少し知られていると思うので、このくらいにしておこうか。 言葉で聞くよりも、楽譜を見てしまうほうがいい。 音符が音の長さを表している。 休符が演奏しない長さを表す。 みなさんご存知の通り、アニソンで多いのは4拍子である。 まれに三拍子もあるが、これは奇を衒う時くらいだろう。(十二国記エンディング) クラシックでは、たくさんの拍子がある。 (八分の六拍子) (ホルスト「惑星」土星を聞いただけだが、おそらく16分の1拍子か、もっと短い拍子が間に入っている) 最初に言ったように 楽典とは、楽譜の書き方のことであった。 おわり read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる