リレー小説 快楽殺人鬼スネ夫
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
峡谷を吹き抜ける風はかわいた冷気の刃で夜をつらぬいてくる 「片岡さん、YZWのことなんですが、かれは結局 >>734 で蜘蛛の糸を登って
現生に戻ったということでいいんでしょうか。なんか見世物小屋までやってるみ
たいですけど。それから >>741で大量に発生したという白YZWとの関係はどう
なっているのでしょう」
「猫柳くん、我々観測者が何か手を加えて事態を動かそうなんて考えてはだめ
だよ。我々は観測のみを行なう。テキストに書かれていることがすべてなのだ
から」 現世に舞い戻った世之介はなかなか体調が回復せず、家で静養につとめていたが、
心はすさんでいった。
この日もちょっとしたことで姉ポルンと口論となり、口達者で知られる世之介は、
ポルンを泣かせてしまった。 世之介は藤井七貫の大霊界ショーを見て涙を流した。
「コレだよ!こういうのを見たかったんだ!」 世之介「今からかぐチキに牛勝を食べに行くので、失礼する」 このごろ世之介は外出時には腰に一本の刀を差している。
かれはいかがわしい雰囲気の街をうろついた。かぐチキがなかなか見つからない
のである。 そして世之介は、通りでゴミ箱をあさる何物かを見た。
白YZWであった。
さても面妖な。世之介は刀に手をかけ、つつつと白YZWとの距離を縮めていった。 白YZWは世之介に気付いた。
白YZW「その刀、渡してくれないか」
世之介「どうしてこの刀が欲しいんだ?」
白YZW「その刀は南蛮刀といって、それで人を斬ると不吉な事が起きるといわれている」
世之介「嫌だと言ったら」
白YZWはゴミ箱にあったビニール傘を構えた。 世之介は「これを性剣に使おうだってそうはいかんぞ。」と言って白YZWを斬り伏せた。
「ふっ…またつまらぬものを斬ってしまった。」 世之介は風俗店に立ち寄った
尻周り1mオーバーの嬢を集めた風俗店だった 世之介「俺は天下の大剣豪!横道世之介だ〜。さぁ〜飲もうぜ〜」
嬢「…」
嬢は反応がなく正気を感じられなかった。
世之介「どうした?元気ねーな」
嬢「私ノルマが達成できなくて…。先月、支配人に変な注射を打たれたんです。そしたらお尻が肥大化して…元に戻りたくって…うっ…うっ」
世之介「そりゃ最低な野郎だな!」
嬢「他の女の子も打たれたって言ってました…。」
世之介「俺がぶっ殺して来てやる!待ってな」
世之介はバックヤードに歩き始めた。 「ヒャッホー!ヒャッホー!ヒャッホー!」
世之介は異常なほどの狂躁状態であった。 「奸賊、どこにいる!秋川世之介が相手になるぞ!」
1時間ほども歩いていると、さすがの世之介もテンションが下がってきた。 隅田川「5ちゃんねるが消滅してしまう前にAV監督としてひと花咲かせるぞ。YZWの上半身
と世之介の下半身を合体して、究極のAV(ふたなり)女優を完成させる!」 数日後
YZW「ここはどこです?暗いねぇ。動けないねぇ。」
ガシャンガシャン
世之介「くそ!はずれねぇ」
薄暗い地下室で2人はストレッチャーに拘束され身動きができなくなっていた。
隅田川「よし、材料は揃った。実験開始だ〜ブヒッ」
隅田川はノコギリ包丁を取り出した。 YZW「神を何だと心得あぎゃああああああああああ!!!!!」 そしてYZWは死んだ。
「逆降霊術で生きたまま地獄に連れてきたのだが、案外うまくいかないもん
だね」
隅田川の言葉は実にあっさりとしていた。 隅田川は慰安婦少女像を全国各地に建設し、愚かな日本人に反省を促した。 世之介少年の拘束は解かれた。
かれは諸葛孔明を暴行した罪で刑務所に服役していたところを、今回ここに
連れてこられたのであるが、もう刑務所には戻らなくてもいいと言われた。この
地獄で責め苦を味わえばよかろうというのである。 「このハゲで巨乳の死体は誰なんですか?」
世之介が隅田川に訊いた。
「この男はYZWといって、きみの次の次の次にgym-k の社長になった男だよ」
「ええー!?」 隅田川は佐渡金山強制労働の話を世之介に切々と語り聞かせた。
世之介の目にいつしか涙が滲んでいた。 一方、YZWは異世界に転生しダンジョンで獣人スネ夫群と戦いを繰り広げていた。 しかし転生した世界は気圧が低く病弱なYZWは頭痛、めまい、吐き気、うつ病、関節痛に襲われて戦いどころではなかった。
YZW「もういっそ殺してくれ…」 「君たちはどう生きるか」
鬱勃とした日々を過ごすYZWに、どこからともなく声が聞こえてきた。 上を向くとアオサギがいた。
アオサギ「君たちはどう生きるか?」
YZW「バブル世代のてめぇらがこんな生きづらい世の中をつくったんじゃねーか!なに上からカッコつけて問いかけてんだよ!Twitterもジブリも青い鳥は役に立たねーな!」
といってアオサギの首を絞めた。 世之介は全国の小中学校を行脚し旧日本軍の蛮行に関する語り部活動を始めていた。 シコシコシコシコ…
小学生「すごくおっきいのだ。もうちょっと見たいけど授業が始まるのだ。」 子供らは世之介の肥大化した尻を笑いのめした。教師たちは、人の身体的特徴を
あげつらうことはよくない、と言ってたしなめた。 世之介の名誉挽回のためか、ひとりの教師が「この秋沢世之介さんはわずか13才
でgym-k の常務になった人なのです」と語った。
子供たちは旧日本軍の話なんかより俄然興味が出てきたようであった。 今どきの小学生「今夜憧れるのは、野球選手じゃなく世之介さんだよ!」 「世之介さんに質問があります」いかにも目端の利きそうな小学生が手を上げ
た。「20年前 gym-k の社長と会長が殺害されるという事件がありました。犯人
はいまだ不明です。この事件が gym-k の行く末に暗い影を落とし、ひいては
今年の倒産にまでつながったのではないでしょうか。この件について、世之介
さんはどのようにお考えですか」 小学生「あの人気youtuberのスネ夫が!?」
世之介「そうだ。犯行現場にはこいつが落ちてた」
ポケットから使い古されたコンドームを出した。
世之介「奴は企画でこのコンドームを常用している。奴がやったに間違いない」 気が付くと、YZWのターンになっていたのだ。
今まで首を絞めていたアオサギがいつのまにかワシに変わっていたので、驚い
て手をはなした。
「猛禽類とはタイマンできねえ!」 「うーん、今日の見世物は今ひとつだねぇ」
最前列で観覧していたハブ新会長は渋い顔だった 「しゃらくせえーー!!」
YZWはハブに向かって突進した。 ハブ「あいはヴぁぺーん、あいはヴぁあぽー。うーんあーん!」
と歌いながらYZWをフルボッコにした。
観客席で「ねぇお父さん、あの巨乳ハゲと今のソフトバンク、どっちが弱いの?」 YZWは尻をからげて逃げていった。その姿が地平線の向こうに消えたとき、先
ほどのワシがポツリと言った。
「YZWはわしが育てた」 YZWは病院で診察を受けていた。
医者「余命半年ですね」
YZW「!?」
医者「ペンが脳幹まで突き刺さってるのが良くないですね〜。う〜ん残念」 「とりあえず頭に刺さってるペンを抜いてくれ」YZWが医師に頼んだ。
「それはいいですけど、保険に入ってますか。無保険だと相当高くつきますよ」
「おれは別の世界から来たんだ。この世界の健康保険に登録されてるわけ
ねえ!」
またしてもキレてしまった。 YZWは医師をボコボコにして医局を飛び出した。頭のペンはその辺を歩いている
一般人に抜いてもらった。血がドバーと噴き出た。 警官が駆けつけYZWに銃を発砲した。
ズドン!ズドン!
なぜかYZWには銃弾が当たらなかった。
YZW「銃の軌道が読める…」
YZWの脳は変異してIQが280に達しており銃弾の軌道を計算して避けていたのだ。 見世物小屋を首になったYZWはビックモーターに就職した 「こことは異なる世界からきたYZWです。ここに来てからは、見世物小屋で
獣人スネ夫と戦っておりました。このほど皆様のお仲間になれてうれしく
思っております。
わたくし余命も半年、またあと200レスほどではありますが、誠心誠意頑張って
ゆく所存であります」
神妙に挨拶した。 社長「よし、君は除草剤を撒く仕事に任命しよう!」
社長は車を壊しながらYZWに言った。 業務終了後、同僚たちが歓迎会だと言って、YZWを会社近くの居酒屋に連れて
行った。長期にわたる引きこもりのあとでわずかの期間社長をやっただけの
YZWにとって、このような機会は経験がなく、ドキドキものであった。
かれらはYZWが語ってくれるであろう異世界の話に興味があるようだった。 YZWが佐渡金山強制労働の話を始めると一同は水を打ったようにシンと静まり返った。
「日本人め、なんと酷いことをしやがる!」 感銘を受けた社長の息子はビッグモーターのスローガンを「全国各地の草を除草する」に修正した。
息子「明日から…いや今日から始動だ!行け!奴隷ども!」
YZW「なんか違くね?まあいいか」 除草したあとには立派な慰安婦少女像を建立して回った。 ただでさえ地球沸騰化の時代なのに、SDGsに反してるだけで飽き足らず、一番無駄&無意味な第3セクターを1m四方に何個も造った為人や企業が入らなくなり、日本は滅亡してしまった。 日本滅亡!
大ごとではあるが、異世界に転生し、そこのビックモーターなる会社に就職した
今のYZWに影響があるはずもなかった。
順調に仕事をこなし、仲間たちともうまくやっていた。こうなってくると、あの
55歳まで引きこもって社会と隔絶していた自分の人生とは一体何だったの
だろう。
YZWは自らの巨乳をなでながら考えるのであった。 そんな折社内でお祭り男として通っているボブ・ワッチョイが、YZWさんの
送別会をやりましょうよ、と言いだした。
どういうことだと追求すると、
「だってYZWさんは入社のとき、余命は半年と言ってたじゃないですか。
そろそろ半年になりますよ。送別会をやらないまま逝ってしまわれては、
このお祭り男一生の恥。ここはなんとしても生きてるうちに」
これを聞いて複雑な思いのYZWであった。 しかしYZWは送別会の前日にあの世へと旅立ってしまった YZWは殺害されたのである。
その日仕事から帰る途上、うしろからつけてきた男に鉄パイプで後頭部を殴られ
そのまま絶命した。
実行したのは >>797 でYZWがボコボコにした医師であった。
強い恨みがあったのは事実であるが、それよりもこの医師が余命半年を宣告した
のにもかかわらず、何事もなくピンピンしていたのでは、診断ミスととらえられ
てしまってまずいという理由から、犯行を行なったのであった。 医師は犯行がバレないようにするためYZWの遺体を持ち帰る事にした
医師「さてどうやって処理しようか」 YZWの遺体をこのまま持ち帰るのは無理だ。解体する必要がある。
医師は一旦自宅に戻り、車を出して郊外のホムセンに向かった。のこぎりを
購入するためである。
その間YZWの遺体は路上に放置されたままであった。 しかし悪事は露呈するものである。犯行の一部始終が防犯カメラにパッチリ。
医師が戻ってきた時に既に遺体の周りに人だかりが。その場にいた警察官にちゃっかり逮捕
された。 YZWの首は現場近くにある公園の公衆便所の糞壺の中から見つかった。 藤井七貫はYZWの首の無い死体と頭部をくっつけて何かを唱え始めた。 警察「これから検死しないといけないのに、勝手に死体をいじくってもらっちゃ
困るんだけどね」 藤井は舌打ちしながら現場を後にした。
「あの警官め、許さない…」 さて肉体を離れたYZWの霊魂は結局地獄に戻っていった。
「いよっ、タフガイ。また会えたな」
隅田川露助に迎えられた。 隅田川は言った「現実の世界でもキムタクの長女が結婚するって話が出ている。おめえ、タ
クヤんとこの心美ちゃんの腹から生まれてこないか?」 隅田川は言った「現実の世界でもキムタクの長女が結婚するって話が出ている。おめえ、タ
クヤんとこの心美ちゃんの腹から生まれてこないか?」 「隅田川は大事なことを言ったんですかね」観測者猫柳が片岡に問いかけた。
「うむ、タクヤの娘ココミは20年前高校生で、今はアラフォーだな。現状は
どんな具合なのか調査してみてくれ」 生まれてこないかってどういうことだ。さっぱりわからん。
YZWは戸惑っていたが、隅田川はことを進めていった。
「ミサワ、例のものを」
「へいっ」
この地獄のミサワなるものは、隅田川の部下か子分であるようだった。
そしてかれが隅田川に手渡したものは、あの性剣であった。 「えぇっ!?そっそれはっ!!」「言っとくが前のスレみたいにディズニー物じゃねーぞ。
本物だ。」 片岡さんは以前、テキストに書かれていることがすべてだと言ってたな。今
タクヤの娘ココミのリアルな実態を調べるのは矛盾していないか?
そんなことを考えつつ、猫柳は調査を実行していた。 そして調査は終了し報告に及んだ。
それによると、20年前学園の女王であり、社長令嬢でもあったココミは、高校
卒業後芸能界を目指したものの頓挫し、若いうちに一般会社員と結婚した。
なお相手は和崎悠真ではない。その後三十代後半になるまで子供ができな
かったが、今年妊娠が発覚し、現在臨月となって出産の準備中なのであった。 猫柳はどこか白けた態度で言った。「ココミは今にも子どもが生まれようと
している状態で、一方YZWはすでに性剣を手にしている。何だかこの世界は
都合がよすぎるんじゃないですか」
片岡は悟ったように答えた。「現実には、無限にある世界から都合のいい世界
を選択したということにすぎない。きみも知っているだろう。ココミが巨糞の
谷で一度死んでから巨大化した赤タクヤに転生した世界があったことを」 YZWは手にした性剣をしげしげと見つめていた。
これが本物だって?それなら中華屋に置いてきたあれは何だったのか。
「おい、そろそろ決行だ」隅田川がYZWをせかした。
「そいつは大王さまが眠っているすきに借りてきたものだ。起きてくる前に元に
戻す。あのお方は一日十二時間寝てコンディションを整えてるけど、ぐずぐず
はしてられないぞ」 尿意を感じて大王が目を覚ました
最近年のせいかトイレが近い
そして気づいてしまった
性剣がないことに YZWもまたトイレでもたついていた。こんな時に限って下痢なのである。 こう見えてもおれは神経が細かいんだ。糞野郎が出してきたこんな訳のわから
ない提案に乗ろうとして、不安でたまらないから腹具合も悪くなる。
ぶつぶつ文句を言って便所から出ようとしたとき、誤って性剣を便壺の中に
落としてしまった。
「あああ〜!!!」 「ああぁっ!」YZWは声をあげた。パンツを下ろす前に下痢便が漏れ出てしまったのである。 性剣を持ち出したのが彼だと判り、更に糞を顔になすりつけられて激怒する閻魔大王。 YZWが地獄でドタバタを演じている一方、タクヤの家ではココミが陣痛に苦しん
でいた。タクヤも娘のことを心配しつつも、初孫誕生の期待に胸を膨らませて
いた。
本来なら病院の産婦人科で出産すればいいのであるが、何しろ日本は滅亡した
のである。→ >>806
そういうわけで自宅で産むことを余儀なくされたいたのである。
ココミには産婆の経験がある元gym-k会長の長谷川京子が付いている。実際彼女
は、タクヤの息子ヌードバの出産にもたちあっているのである。 ココミの耳元で藤井七貫が呪文のようなものを唱え始めた レベル1でスキルは【昭和歌謡】のみ、というゴミだった 「てゆーか別に性剣要らなかったじゃねぇか!」結局心美の股間から産まれて来たのは何と隅田川だった! 隅田川はゲラゲラと笑いながら出てきたのだ。
「こいつは悪魔の子だよ。」
産婆さんが言い放った。 次々に起こる奇怪なできごとに茫然としていたタクヤであったが、かつて彼自
身が娘ココミの胎内から生まれ出たときのことを思いだした。→ >>225
「長谷川さん、あぶないっ!赤ん坊から離れるんだ!」
すると赤ん坊の隅田川露助は超高速で上昇していった。 結局ココミは代理母にされただけで、私は孫の顔を見ることはできないのか。
これは地獄の所業だ。
嘆くタクヤにYZWが話しかけた。
「腹が痛いんだ。トイレを借りるぜ」 出すものを出してすっきりしたYZWに、タクヤはことの次第について説明を
求めた。
YZW「あ...ありのまま今起こった事を話すぜ!」 「な...何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからな
かった...頭がどうにかなりそうだった...降霊術だとか輪廻転生だとかそんな
チャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ...」
そんなせりふを吐いてYZWはタクヤの家を出ていった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています