https://newsdig.ismcdn.jp/mwimgs/f/8/1360w/img_f86a77445cf83ff12c61ac1b52a6b82e132018.jpg

山形県新庄市では、春の風物詩・カド焼きまつりがきょう始まりました。

炭火でじっくり焼かれているのは、脂の乗ったニシン。
最上地方ではカドとも呼び、雪解けとともに新鮮なカドが運ばれてくることから、春を告げる魚として親しまれています。
新庄市の最上公園では、毎年恒例の「カド焼きまつり」がきょう始まりました。近年『カド』は主にロシア産を使っていて、今年は開催が不安視されていました。

新庄観光協会武田一夫 会長
「ウクライナ侵攻で輸入できなくなって、日本全国のカドをかき集めて2500匹ほどようやく準備できた」

関係者の努力で、無事、開催されたカド焼きまつり。
初日のきょうは大勢の家族連れが訪れ、カド焼きを買い求めていました。

訪れた人
Qきょうは家族何人分ですか?
「きょうは4人分です。前に新庄市に住んでいたので懐かしいと楽しみにしてきた」

訪れた人
「この前間違えて来た、早く食べたくて三日くらい前に。やっぱりこの時期になるとカド食べますね。夕ご飯で食べます」

まつりは去年同様、原則テイクアウトで行われていますが、今年は一部会場内で飲食することもできます。

訪れた人
「子どもたちが喜んでくれているので思い出として」

地域に伝わる、大切な食文化。新庄カド焼きまつりは来月5日まで行われています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuy/34550